オードリー若林正恭さんが2016.11.10放送の「アメトーーク」読書芸人でおすすめしていた5作品をご紹介させていただきます!
どうぞ、参考にしていただければ幸いです(* >ω<)=3
1.『コンビニ人間』
読書芸人の4人中3人(他は又吉さん、光浦さん)がおすすめしていた驚異の作品。
私自身も、歴代の芥川賞の中で特に面白く読みやすい作品だったと感じています。
主人公はコンビニで長い間アルバイトする女性。彼女はなぜそんなにコンビニでアルバイトを続けるのか。
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
2.『マチネの終わりに』
又吉直樹さんもこの作品をオススメしていました。凄い。
ギタリストの蒔野と通信社記者の洋子を中心に描いた大人の恋愛小説です。
緻密なストーリーはもちろん、二人の会話や心情の描き方もポイント。
昔読んだ時はそんなに印象に残らなかったのですが、年月を経て改めて再読するとまあ深い深い。年をとるとこんなにも印象が変わるのですね。
この二人の愛の行方をぜひ。
結婚した相手は、人生最愛の人ですか?ただ愛する人と一緒にいたかった。なぜ別れなければならなかったのか。恋の仕方を忘れた大人に贈る恋愛小説。
3.『森に眠る魚』
育児を行う5人の母親を描いた物語。
みんな「母親」という同じポジションながら、育つ環境も異なれば生活基準も違う。
そして直面するお受験問題。歪み、妬み、嫉妬がうず巻く中、それぞれの人間関係が徐々に狂っていき・・・いやあああ!!(艸゚Д゚)
東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通して心をかよわせるが、いつしかその関係性は変容していた。―あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。そうだ、終わらせなきゃ。
4.『美しい距離』
まだ40代、サンドウィッチ屋を営む妻が癌に冒された。そんな妻と夫を描いた夫婦の物語。
設定だけ見れば「泣ける感動小説」という感じですが、正直その一言では済まされない物語です。
いわゆる「読者を泣かせにくる」という展開がほぼないんですよね。本当に淡々と、静かに、二人を描く。読後感も普通の感動小説では味わえないものでした。
そしてタイトルの「美しい距離」。この夫婦の「距離」が本当に素晴らしくて、読んだ後しばらくはこの作品のことばかり考えてしまうのです( o´ェ`o)
限りある生のなかに発見する、永続してゆく命の形。妻はまだ40歳代初めで不治の病におかされたが、その生の息吹が夫を励まし続ける。世の人の心に静かに寄り添う中篇小説。
5.『服従』
この作品は未読でした。悔しい!(>ω<、)
ちょっと難しそうで敬遠しちゃってたんですよねえ。でもこの作家さんの『地図と領土 (ちくま文庫)』は面白かったし、若林さんのおすすめということで絶対に読みます!
読んだら追記します〜すいません(ノ∀`;)
2022年、フランス大統領選。既成政党の退潮著しいなか、極右・国民戦線党首マリーヌ・ル・ペンと穏健イスラーム政党党首モアメド・ベン・アッベスが決選投票に残る。
おわりに
というわけで、今回はアメトーークで若林正恭さんがオススメしていた5作品をご紹介させていただきました。
5作品中2作品が他の人と一緒という凄い結果でした。それだけ面白いってことですのでぜひお手に取ってみては!
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どうぞ参考にしていただければ幸いです。それでは良い読書ライフを!(* >ω<)=3
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