新感覚ホラーミステリ『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズがドラマ化!読む順番は?

 

 

またしても私の好きなシリーズがドラマ化します!( ´艸`)

それはズバリ、内藤了さんによる『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズです!

 

猟奇的な殺人事件を扱った警察小説、と言えばそうなのですが普通の警察小説とはちょっと違う。

出版されているレーベルを見るとなんと「角川ホラー文庫」

そう、警察小説+ホラーなのです!このマッチングが絶妙に面白くて、毎回一気に読んでしまうんですよね。

というわけでドラマ化を記念に、サクッと簡単にご紹介しちゃうよ!(●>ω<)ノ゙

 

目次

必ず順番に読もう!作品紹介

1.『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』

シリーズ一作目。まずはこの作品から読みましょう。

ちょっと特殊ながら素晴らしい記憶能力を持つ女性刑事・藤堂比奈子。

ベテラン刑事・厚田に連れられ事件現場に向かうと、そこには過去の事件の容疑者だった宮原秋雄の死体が。

しかし、その死に方が普通ではない!

凄惨すぎてここでご紹介できないくらいグロい死に方をしています。

さらに続く猟奇的な事件。しかし、藤堂比奈子は不可解な共通点があることを発見する。

その共通点とは、、

 

と、これ以上はネタバレになってしまうので止めましょう。

角川ホラー文庫さんから出ているというだけあって、残忍でグロい描写も多々ありますが文章はかなり読みやすいです。

割合でいうと、《警察小説5:ホラー3:ミステリ2》という感じですね。

警察小説ですが難しい雰囲気は全くなく、登場人物のキャラがとても立っている(特に死神女史が好き)ので結構楽しみながら読めちゃう(*´∀`)b

奇妙で凄惨な自死事件が続いた。被害者たちは、かつて自分が行った殺人と同じ手口で命を絶っていく。誰かが彼らを遠隔操作して、自殺に見せかけて殺しているのか?

2.『CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』

廃墟の洋館から見つかった5人の女性の死体。しかも各死体の体の一部が欠損していて、、。

今作も猟奇的でグロさ満載ですが、キャラの良さのおかげでうまい具合に調和されていますね。

前作『ON』よりはミステリ感は強めな印象。

ただ犯人は当てやすいかも?ですが、このシリーズは犯人を推理すること以外にもオモシロ要素がたくさんあるので全く問題ない!

やっぱり「死神女史」こと検死官・石上妙子さんのキャラがいいね(*´∪`)

廃屋で見つかった5人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ、激しく損壊していた。被害者の身元を調べた八王子西署の藤堂比奈子は、彼女たちが若くて色白でストーカーに悩んでいたことを突き止める。

3.『AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』

腐乱死体の爆発、ネットに投稿された「周期ゼミ」の謎、さらに続く異常な自殺。

相変わらず猟奇的なのですが、このシリーズを読んでいると多少のグロさには慣れてきてしまうのが逆に怖いです。

読みやすい、というかストーリー展開のテンポが良くて、シリーズ中で一番早く一気読みできた作品かもしれない(>ω<*)

都内の霊園で、腐乱自殺死体が爆発するという事件が起こる。ネットにアップされていた死体の動画には、なぜか「周期ゼミ」というタイトルが付けられていた。

4.『LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』

第4段となる今作は、大量のお金が詰め込まれた死体が続々登場。通称「リッチマン殺人事件」を追う。

良質なシリーズものの特徴である「シリーズを追うごとに面白くなっていく」というのがしっかり味わえます。

一つ注意なのが、このシリーズは「犯人は誰か?」「動機は何だ?」を楽しむ推理小説という感じではありません。

猟奇的な事件に挑む主人公たちにハラハラドキドキしながら、純粋にストーリーを楽しむエンターテインメント警察小説という感じです。

なので推理を楽しむ「ミステリー小説」として読んでしまわないように気をつけましょう。

正月の秋葉原で見つかった不可思議な死体。不自然に重たいその体内には、大量の小銭や紙幣が詰め込まれていた。連続して同様の死体が発見されるが、被害者の共通点は見つからない。

5.『ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』

さて今回は幼児のバラバラ遺体。相変わらず嫌な事件です。エグさも増しています。

しかし感想が書けない!

というのも、今作は次巻『ONE』に続く序章というか、上下巻の「上」に当たる作品。

なので、今作『ZERO』だけ読むと続きが気になって眠れない状態に陥るので注意が必要です。

『ZERO』を読み終わったらすぐに『ONE』を読める状態にしておきたいですね(●´∪`)

新人刑事・藤堂比奈子が里帰り中の長野で幼児の部分遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」。複数の幼児の遺体がバラバラにされ、動物の死骸とともに遺棄されていることが分かる。

おわりに

というわけで今回は、内藤了さんの『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズをご紹介させていただきました。

ドラマ化を記念に予習するも良し、ドラマを見て復習として読むもよし。

どちらにせよ面白いシリーズなので、一度は読んでいただけたらと思います(*´∀`)

それでは最後までありがとうございました。良い読書ライフを!

 

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この記事を書いた人

年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。 ipadでイラストも書いています。ツイッター、Instagramフォローしてくれたら嬉しいです(*≧д≦)

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