おすすめミステリー小説– tag –
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桜庭一樹『GOSICK-ゴシック-』の順番とあらすじと思い出
今回は桜庭一樹さんの『GOSICK-ゴシック-』シリーズの読む順番とあらすじ、私の思い出を少々。 読んでいない小説が圧倒的に多いこの世界で、わざわざもう一度読みたいと思える小説ってなかなか出会えません。 大抵1回読めば満足だし、まだ読んでいない小... -
北村薫さんの作品を読むなら絶対に外せないおすすめ小説6選
今回は北村薫(きたむらかおる)さんのおすすめ小説をご紹介です。 北村薫さんの作品は基本的に「日常の謎」や「暖かいお話」が多いですね。後味が悪い作品はほとんどありません。例外はありますけどね。 で、今回選ばせていただいた6作品な... -
北村薫「円紫さんシリーズ」は〈日常の謎〉好きなら必読です。順番あらすじ
さて、今回は北村薫さんの「円紫さんシリーズ」の読む順番やあらすじなどをご紹介です。 この「円紫さんシリーズ」は言わゆる〈日常の謎〉をメインとしたミステリーシリーズ。 女子大生の「私」が日常で出会った謎を、落語家の円紫(えんし)師匠が解決して... -
北村マジック炸裂。北村薫『盤上の敵』は必読レベルの名作ミステリですよ!
今回は北村薫(きたむらかおる)さんの名作『盤上の敵』の感想やあらすじのご紹介を。 北村薫さんといえば『空飛ぶ馬』をはじめとした「円紫さんシリーズ」というのが有名なんですよ。いわゆる「殺人が起きないミステリー」の名作でありまして、これもぜひ... -
【殊能将之】『ハサミ男』の次は「石動戯作シリーズ」を読もう!順番あらすじ
今回は殊能将之(しゅのうまさゆき)さんの「石動戯作シリーズ」をおすすめ&ご紹介させていただきます。 殊能将之さんといえば、ミステリー小説好きには知らない人はいないほど有名な『ハサミ男』という作品ありますね。 当然わたしも『ハサミ男』は大... -
全てが伏線。下村敦史『告白の余白』がすこし引くほど見事なミステリでした
先日2016/11/23に、下村敦史さんの『告白の余白』が発売となりました。今回はその感想やあらすじなどを。 下村敦史さんといえば『闇に香る嘘』というミステリ作品で第60回江戸川乱歩賞を受賞しデビューした作家さんで、私も『闇に香る嘘』を読んだ時から下... -
【特殊な館モノ】佐々木丸美「館シリーズ三部作」をご紹介するよ!
さて、今回は佐々木丸美さんの「館シリーズ三部作」をご紹介させていただきましょう。 その名の通り「館」を舞台にした『崖の館』『水に描かれた館』『夢館』の三作からなるこのシリーズ。 館を舞台にしたミステリといえば、『十角館の殺人』から始まる綾... -
【不運な女探偵】若竹七海「葉村晶シリーズ」の順番やあらすじ
今回は、若竹七海(わかたけ ななみ)さんの「葉村晶シリーズ」の順番やあらすじ、おすすめなどをご紹介です! 現在までに1.『プレゼント』2.『依頼人は死んだ』3.『悪いうさぎ』4.『さよならの手口』5.『静かな炎天』の5作品が出版されているこのシリー... -
真梨幸子『イヤミス短篇集』で気軽にサクッとドキドキを!感想あらすじ
先日2016/11/15に真梨幸子(まりゆきこ)さんの『イヤミス短篇集』が発売となりました。今回はそのあらすじや感想などを。 真梨幸子さんといえば名作『殺人鬼フジ子の衝動』を始め、『女ともだち』や『深く深く、砂に埋めて』などのイヤーな後味の残る「イ... -
秋吉理香子『絶対正義』は『暗黒女子』に並ぶノンストップイヤミスでした!感想
さて今回は先日2016/11/10に発売された秋吉理香子(あきよしりかこ)さんの新刊、『絶対正義』の感想やあらすじなどをご紹介しちゃいます! 秋吉理香子さんといえば名作イヤミス『暗黒女子』や、どんでん返しミステリ『聖母』などが有名なのですがご存知で... -
折原ミステリ最高峰。折原一『異人たちの館』が三度目の文庫化!感想あらすじ
先日2016/11/10、折原一(おりはらいち)さんの『異人たちの館』が文春文庫さんより発売されました。 実はこの『異人たちの館』、1993年に単行本で登場した後、 新潮文庫さんと講談社文庫さんから二度にわたって文庫化されているんですよ。 つまり今回、な... -
【高木彬光】神津恭介シリーズのおすすめ紹介!順番に方が良いの?
今回は、高木彬光(たかぎあきみつ)さんの「神津恭介シリーズ」のおすすめ作品をご紹介させていただきます。 この神津恭介シリーズはたくさん出ているのですが、その中でも「これだけは読んでおきたい!」という作品を選びました。 そしてこのシリーズに... -
盲目の姫は何を見る。服部まゆみ『この闇と光』でどんでん返しをどうぞ
今回は服部まゆみさんの『この闇と光』のあらすじや感想などを。 「ページ数が少なくて面白い長編ミステリ」というのは数多く存在しますが、今回ご紹介させて頂く『この闇と光』はその中でもトップクラスの作品です。 文庫本のページ数にして約300ページと... -
【哲学とミステリ】笠井潔「矢吹駆シリーズ」の順番やあらすじ
今回は笠井潔(かさいきよし)さんの「矢吹駆シリーズ」の順番やあらすじなどをご紹介させていただきます。 ミステリー小説には数々の名探偵が存在しますが、その中でも矢吹駆(やぶきかける)は決して忘れてはならない名探偵の一人。 このシリーズ... -
自殺したのは誰だ。辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』もやっぱり好き!感想あらすじ
今回は辻村深月さんのデビュー作、『冷たい校舎の時は止まる』の感想やあらすじなどをご紹介させていただきます。 今作『冷たい校舎の時は止まる』は辻村深月さんのデビュー作。 辻村さんの好きな作品をあげたらきりがないのですが、この作品はその中でも... -
【民俗学ミステリ】北森鴻「蓮丈那智フィールドファイル」が面白いのでおすすめするよ!
今回は私の大好きなシリーズの一つである、北森鴻(きたもり こう)さんの「蓮丈那智フィールドファイル」をご紹介、そしておすすめさせていただきます。 なぜこのシリーズが好きか。それはこのシリーズ一番の特徴である「民俗学」と「ミステリー」の見事... -
あの人が名探偵?!田中啓文『シャーロックホームズたちの冒険』が文庫化したよ
先日2016/10/20、田中啓文(たなか ひろふみ)さんの『シャーロックホームズたちの冒険』が文庫化されました!今回はそのあらすじや感想などを。 田中啓文さん?知らないなあ、という方もご安心を。 この『シャーロックホームズたちの冒険』を読めば「めっ... -
読む順番は?倉知淳さんの「猫丸先輩シリーズ」で上質なほのぼのミステリを堪能しよう
今回は倉知 淳(くらち じゅん)さんの「猫丸先輩シリーズ」をご紹介させていただきます。 倉知 淳さんといえば『星降り山荘の殺人』という作品が有名で、知っている方も多いのではないでしょうか。 雪の山荘を舞台とした本格ミステリで「やられた!」感を... -
僅か200ページの驚愕。筒井康隆『ロートレック荘事件』の感想あらすじ
さて今回は、筒井康隆さんの『ロートレック荘事件』の感想やあらすじなどをご紹介させていただきます。 筒井康隆さんといえば、誰もが知る名作『時をかける少女』で有名ですね。 そのほか『旅のラゴス』や『家族八景』など、SF要素を取り入れた作品を多く... -
辻村深月『スロウハイツの神様』は何度読んでも最高に大好きだという話
突然ですが、みなさんは「何度も読んでしまうほど大好きな小説」ってありますか? 日々小説を読んでると、ただ面白いとはまた別の、特別に大好きな作品に出会ったりするものです。 私はそんな「何度も読んでしまうほど大好きな小説」って何作かあるのです...