大人気ライトノベル『ソードアート・オンライン』に登場した、銃撃戦の世界《ガンゲイル・オンライン》。
そのとき銃器監修を担当した’’時雨沢恵一’’さんによる、もう一つの『ソードアート・オンライン』。
監修はSAOの著者’’川原礫’’さん、イラストは「キノの旅」でおなじみの’’黒星紅白’’さんという超豪華な作品。
『ソードアート・オンライン』が剣と魔法なら、それの銃バージョンです。
目次
ガンゲイル・オンライン (1) ―スクワッド・ジャム―
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身長183cmという身長がコンプレックスな主人公’’小比類巻香蓮’’。
彼女はGGO(ガンゲイル・オンライン)というフルダイブ型バーチャルリアリティーゲームの中で、夢にまで見ていた’’150cm’’にも満たないチビキャラを手に入れる。
理想のチビキャラとなった’’香蓮’’は、全身ピンクの戦闘服で身を包みGGOの世界を堪能していた。
そんな中、謎の美人プレーヤー’’ピトフーイ’’と出会い、意気投合。
《スクワッド・ジャム》という、最強ガンナーを決めるチームバトルロイヤルに参戦することになった。
見どころは?
なんでこんなに面白いのかってことで、この作品の見どころを簡単にまとめてみたよ。
①『細かい設定やルールが面白い』
このGGOというゲーム自体の設定と、《スクワッド・ジャム》のルール設定が非常に細かく綿密に作られている。
例えば、打たれる側に見える《ここに弾が飛んでくるよ》というお知らせの、赤いレーザーのような’’バレットライン’’。
打つキャラのみに見える《ここら辺に弾が当たるよ》という着弾地点が予測できる’’バレットサークル’’。
敵の位置を知ることができる’’サテライトスキャン’’や、各キャラクターのステータス配分、ダメージ判定などなど、とにかくたくさんの設定が入り組んでおり、そのルールをどう利用するかってのがめっちゃ面白い。
②『魅力あふれる銃器たち』
作品内に出てくるたくさんの銃器。
新たな銃が登場するごとに、銃の名前や特徴などを初心者にもわかりやすく説明してくれる。
そしてそれが面白い。銃好きにはたまらないだろう。
③『命がけの銃撃戦』
チームバトルロイヤルということで、個人戦よりも当然激しいバトルとなる。
その銃撃戦が非常にリアルで臨場感あふれる表現になっている。
細かい動作や心理描写などが相まって、ゲームなのを完全に忘れてしまうくらい手に汗握ってしまう。
④『メインキャラが可愛い』
これはかなり重要。
主人公のGGO内でのキャラ’’レン’’がめっちゃ可愛い。リアルでの主人公も可愛い。
さらには2巻で新たに仲間になる’’フカ次郎’’も可愛い。
ありがとうございます。
第二回《スクワッド・ジャム》開催!
ガンゲイル・オンライン (2) ―セカンド・スクワッド・ジャム (上)(下)―
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第二回《スクワッド・ジャム》が開催されるとい報告を受けるも、あまり乗り気ではない香蓮。
しかしとある理由から、’’ピトフーイ’’を倒さなければならないことになり大会への参加を決意する。
あらたな仲間を加え、第二回《スクワッド・ジャム》へと挑む。
79,408発の弾丸が乱れ飛ぶ銃撃戦
この第二回《スクワッド・ジャム》では、1巻で敵だったキャラクター達とのリアルでの交流や、香蓮の唯一の友達が新しくGGO仲間に加わり、この作品の世界観を大きく広げることになる。
そして前回よりはるかにボリュームのある展開。
上下巻に渡って過去最大の迫力のある銃撃戦が繰り広げられる。
なぜ乗り気のなかった香蓮が第二回《スクワッド・ジャム》に参加を決意したのか。
謎の美女’’ピトフーイ’’は何者なのか。
香蓮vsピトフーイの決着の行方は?
そういった見どころが加わってさらに面白い展開となっている。
相変わらず銃器の説明や描写が細かくて、著者の銃愛がすごいというか「めっちゃ楽しそうに書いてるなあ」って感じがビンビン伝わってくる。
最後に
最後までご覧頂き本当にありがとうございました。
この『ガンゲイル・オンライン』という作品は《ソードアート・オンライン》が好きなひとはもちろん、銃そのものや、銃撃戦が好きだって人にはもってこいです。
といいいますか、正直そんなの関係なしに単純にめっちゃ面白いです。
ぜひ、参考にしていただけたら幸いです。
それでは、良い読書ライフを!( ´ ▽ ` )ノ
これはほんとに面白いと思いました。
時雨沢さんの作品は面白い
弥生さん!コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ
ガンゲイル・オンラインはほんと面白いですよね!次巻が楽しみすぎます♪( ´▽`)
いやー時雨沢さんすごいです。。
フカ次郎ではないでしょうか?
秋さん!ご指摘いただきありがとうございます。そして大変失礼いたしました。修正いたいました(ノД`)
SAOはずっと読んでたので初日い直後くらいに惰性で買いました。
2も買ったのですが今の今まで読んでいませんでした。後悔しました、大声で言えないがSAOより面白いじゃないかと思わざるを得ない。
主人公と性別は違いますがとても共感しやすく主人公以外のキャラもネトゲやってた人なら多少は共感するキャラばかりですし、特にマシンガンラバーズ達はあるあるwと、思いました。SAOだとキリト君よりユージオの方が共感できるんだよなぁ…
終盤の答え合わせは正直かなり早く答えは分かりましたがそれでも読者を少しでも惑わせようとし楽しませようとする作者さんの力が見えますね。
キノの旅買おうかなぁとすら思わせる出来でした。今からでも楽しめるかな…
いやあ、その気持ちとてもわかります。。
本当に面白いですよねこれ。
《大声で言えないがSAOより面白いじゃないかと思わざるを得ない。》
まさに、私も申し訳ないですが思ってしまいました。
ほんとキャラクターたちがいいし、何より「読ませる力」というものがすごい!!読んでいて楽しい、と思わせてくれる。
キノの旅、今からでも楽しめると思いますよお!またアニメ化もしますし、この機会に……(ノω`*)