今からでも遅くない!《ガリレオシリーズ》を一気に読んじゃおう!
さて、東野圭吾さんといえば、『容疑者Xの献身』など天才物理学者・湯川学が活躍する《ガリレオシリーズ》が有名ですね。映像化もされて更に知名度がアップしました。
まあシリーズ以外の作品もとっても面白いんですけどね〜。
というわけなので、今回は《ガリレオシリーズ》の順番とおすすめなどをサクッとご紹介です!
ドラマや映画版を観たことがない方はもちろん、ドラマを観た方も、小説ならではの深みがあって違った面白さがありますのでぜひ読んでみてほしいです!
どうぞ、参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『探偵ガリレオ』
オススメ度★★★
記念すべき第一弾。ドラマを見る前に読んだ時の印象は、「読みやすくてキャラもよく、シンプルに面白いミステリ連作短編集」といった感じ。
天才物理学者・湯川学のイメージは、原作とドラマでは大分印象が違いました。どちらが良いというのではなく、小説は小説、ドラマにはドラマの良さがありますね。
必読というわけではありませんが、十分に面白い作品です(^o^)丿
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。
2.『予知夢』
オススメ度★★★★
第2弾。こちらも連作短編集。
個人的に、一作目『探偵ガリレオ』よりこちらの方が楽しめましたねか〜。読みやすさ、キャラの良さは変わらず、ストーリーやトリックに面白さが増した印象(o・∀・o)
深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。
3.『容疑者Xの献身』
オススメ度★★★★★+★
来ましたね。第三弾、ガリレオシリーズ初の長編にして傑作です。
天才数学者の石神が、とある女性を救うために完全犯罪計画を実行します。その事件にかつての親友、湯川学が挑む。まさに天才VS天才。
映画も非常に素晴らしいものでした。映画が面白かったという方は、ぜひ原作の方も読んでほしいです。映像では味わうことのできない楽しさ、面白さ、深みが堪能できます。
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。
4.『ガリレオの苦悩』
短編集。
ですが『容疑者Xの献身』と若干のつながりがあるので、『容疑者Xの献身』を読んだ次はこの作品を読むのが良いかと。
また実写版ではおなじみ、柴咲コウさん演じる「内海薫」もこの作品で初登場!(・∀・*)
“悪魔の手”と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。
5.『聖女の救済』
オススメ度★★★★★
長編。
今作では、読み手は犯人が解っている状態で物語は進む。つまりは「どうやって殺したか?」、そのトリックとアリバイ崩しに焦点が当てられます。
というわけで、あのトリックは衝撃でしたね。読み終われば、タイトルにもなるほど。「聖女の救済」か、、、。
資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。
6.『真夏の方程式』
オススメ度★★★★★
長編。映画化もされ有名ですね。
ミステリとして面白いのは当然として、読ませるストーリーだなあと改めて実感。一気読みしちゃいますね。
今作についても、映画を観た人にも是非読んでいただきたいです(*´▽`)
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。
7.『虚像の道化師』
おすすめ度★★★
短編集。ガリレオシリーズの短編集は本当に読みやすい。
気軽に読めるミステリながら、おお!となるトリックなどあってしっかり楽しめる内容ですからね〜(*・∀・*)
映像化もされた「幻惑(まどわ)す」「心聴(きこえ)る」「偽装(よそお)う」「演技(えんじ)る」の四編収録。
指一本触れずに転落死させる術、他人には聴こえない囁き、女優が仕組んだ罠…刑事はさらに不可解な謎を抱え、あの研究室のドアを叩く。
8.『禁断の魔術』
おすすめ度★★★★
「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4編が収められた短編集。安定のクオリティです。
一作目から読んでいると、湯川先生に人間味がどんどん感じられてきて面白い。どれも読み応えがあって面白いけど、やっぱり「猛射つ」が特に好きかな。
そしてなんと、今作がガリレオシリーズ最後の作品らしいです、、、。いやだあ!続きが読みたいです!!(*´□`σ)
高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
ドラマや映画を観たからもういいや〜、なんて思わないでぜひ原作を読んでみてほしいです( ´ ▽ ` )ノ
よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ