祝!アニメ化!
2015年7月から、ライトノベル『六花の勇者』のアニメが放送開始します。
期待の反面、少し怖いです。
だって、原作がめちゃくちゃ面白いんですから。
自分の大好きな小説がドラマ化、ライトノベルがアニメ化、などとなった以上、原作を超えてくるものってなかなかないですよね。
大体が「原作の方が全然面白い!!」ってなってしまいがちです。
この作品もそうなる可能性が高い。
アニメを見る前に原作を読んで見て欲しい、、、
そんなわけで今回は、アニメ放送前に『六花の勇者』の見どころをお伝えできればと思います(=゚ω゚)ノ
『六花の勇者』とは??
『六花の勇者(ろっかの勇者)』は、’’山形石雄’’氏による、日本のライトノベル作品。
1巻から4巻は「スーパーダッシュ文庫」、5巻は「ダッシュエックス文庫」より出版。
六花の勇者
魔神の復活を阻止するべく、選ばれし6人の勇者が集められた。
しかし6人しかいてはならないはずの勇者が、なぜか7人集まってしまう。
つまりは、この7人の中に偽物が紛れ込んでいる。
「偽物=敵」である。
偽物を見つけ出すため、最強勇者同士の能力バトルが展開されていくのだ。
『闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。その直後、霧幻結界が作動し、七人全員が森に閉じ込められてしまう。七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。』
見どころは??
単純に世界観やストーリー展開自体面白いし、ライトノベルなのでとても読みやすいって時点でおすすめなんだけど、
この作品ならではの見どころを大まかに3つに分けて簡単に紹介するよ。
クローズド・サークル
『クローズド・サークル』とはミステリ用語として、「脱出不可能、外界との往来が断たれた状況」を意味し、つまりは閉じ込められたって事。
序盤で7人の勇者は、結界を張った森に閉じ込められてしまう。
このタイミングでの結界は想定外のもの。
脱出できない中だからこそ、緊迫感、追い詰められた感が大いに増すし、
誰が、いつ、どうやって結界を張ったのか、という謎自体が面白い。
7人全員がめっちゃ強い。
魔神を他をすために選ばれた勇者たちなのだから当然なんだけど、全員とても強い。
偽物かと疑うや否や全力で殺しにかかってくる。
疑われ得た方も当然強いので、仲間内ですでに激しいバトルになってしまうのだ。
偽物は誰なのか?
結局これがこの作品の醍醐味。
このミステリー要素を加えることによって、ただの能力バトルファンタジーが何倍にも面白く、そして手に汗握る気持ちにさせてくれるのだ。
しかも、全員怪しい。
読んでいる最中も、「こいつが偽物か?」「いやこいつか」「やっぱりあいつか」と自分の予想がころころ変わってしまう。
特に、疑われた者がどうやって無実を証明するかっていうのも面白いところ。
最後に
この作品は、ちょっとの事でもネタバレしてしまいそうなので非常に紹介しにくかったです。
ミステリーものはだいたいそうですけどね、、
まあとにかく言えることは「超面白い」ってことです。
アニメも始まることですし、予習として読んでみてはいかがでしょか。
そして1巻を読んでしまったが最後、
続きが気になりすぎて結局全巻読んでしまうことになります。(私がそうでした)
それでは、良い読書生活を!