【全員乙一】中田永一・山白朝子さんのおすすめ小説5選

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さて、今回おすすめさせていただく「中田永一」さんと「山白朝子」さんの作品。

実はこの二人の作家さんはどちらも「乙一」さんの別名義。全て同じ人なのです。

 

その事を知らないで読むと全く気が付きませんよ〜。作風が違いますもん。いや、でも気づいた方もいるのかな、、

言われてから読むと、ああちょっと乙一さんぽいとこあるよね〜、って感じにもなります。

というわけで、乙一さんとはまた別の雰囲気を持った世界観を楽しんでください!

どうぞ、参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ

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目次

1.『メアリー・スーを殺して 幻夢コレクション』

「乙一」「中田永一」「山白朝子」「越前魔太郎」の4人の作家さんによるアンソロジー。

ホラーっぽくてミステリ風で、切なさも残ったりと様々な感情を味わえるクオリティの高い物語ばかりです。

そしてなんと、この4人の作家さんは全部同じ人。凄いです(*゚∀゚*)

合わせて全七編の夢幻の世界を、安達寛高氏が全作解説。書下ろしを含む、すべて単行本未収録作品。夢の異空間へと誘う、異色アンソロジー。

2.『死者のための音楽』

乙一さんの「山白朝子」名義の作品。

不思議だったりジメジメっとした物語収められた幻想怪奇短編集です。

怪談集ではありますが、超怖い!夜眠れない!とかではなく、美しい儚さを覚える読み心地の良い物語。この雰囲気がすごく好みです(●´人`)

親と子の絆を描いた、懐かしくも幽幻な山白朝子の怪談7篇。

3.『くちびるに歌を』

女子しかいなかった合唱部に、美人ピアニストの柏木がやってきたことによって男子が続々と入部。でも男子は練習しないし女子達と険悪ムードに。

そんな合唱部の中学生たちがNHKコンクールを目指して奮闘する、という見事な王道青春物語です。彼らの成長していく姿がなんとも良いですね。

学生時代、合唱コンクールの練習をしていた時のことを思い出します。まあ、私は結構真面目に練習してましたけどね〜(●´З`●)

長崎県五島列島のある中学校に、産休に入る音楽教師の代理で「自称ニート」の美人ピアニスト柏木はやってきた。ほどなく合唱部の顧問を受け持つことになるが、彼女に魅せられ、男子生徒の入部が殺到。

4.『百瀬、こっちを向いて』

「中田永一」さん名義。

4編の物語が収められ青春恋愛短編集です。切なくて、甘酸っぱくて、ほっこりして。

それにミステリ要素も少しあって余計に楽しめます。いやあ!青春は美しいなあ!(●´∪`)

恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

5.『吉祥寺の朝日奈くん』

「中田永一」さん名義。

甘酸っぱさもありながら、ミステリもあったり苦さも残る恋愛青春短編集。実に「中田永一」さんらしい感じ。

重すぎず読みやすいのでサラッと一気読み。でもちょろっと乙一さんの雰囲気が出ている気がします。

相変わらずストーリーの上手さは健在なので安心して読んでみてください(ノ∀`)

彼女の名前は、上から読んでも下から読んでも、山田真野。吉祥寺の喫茶店に勤める細身で美人の彼女に会いたくて、僕はその店に通い詰めていた。

最後に

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

ぜひ、乙一さんの作品が好みならぜひ読んでみてください。また違った作風が味わえて非常に楽しめますよ!♪( ´▽`)

よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。

それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

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この記事を書いた人

年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。 ipadでイラストも書いています。ツイッター、Instagramフォローしてくれたら嬉しいです(*≧д≦)

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 『百瀬、こっちを向いて』読みました。
    映像化されている作品は、先に映像化されているものを見る前に小説を読もうと決めているのですが、
    買ってみて初めて4編の物語で構成されている作品ということに気付きました^^
    ここの紹介文にちゃんと書かれてたんですけどね^^;
    よく映像化されてる作品は個人的に好きだったエピソードが描かれていなかったり、大幅に設定が変えられたりとか残念な作品が多いのですが、これは短編だからか、割と小説に沿った映画でしたので良かったです。
    ほかの3編もアニメやドラマなどで映像化すればいいのにと思う作品ばかりですよね^^

    • こーぎーさんこんばんは!
      『百瀬、こっちを向いて』良いですよね〜。しかも映像化もよかった。
      原作の良さを生かしつつも、映像でしかできない表現とかあったりしていて。小説を映像化した中でも成功している方だと思います(個人的に)。
      何より原作がよかった、というのももちろんですけどね。
      やっぱりそう思いますよねー!!
      私も他の話もぜひ映像で見てみたい。映像化したらかなり面白そうなんですけどね。。いつか見れるのかな。。

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