森沢明夫さんの小説を読むならまずこの作品がおすすめ!
森沢明夫さんの作品は心温まる作品ばかり。
1作気に入れば、他の作品もきっと気に入っていただけることでしょう。ちょっと嫌なことがあった時、心が疲れた時に読むと非常に癒されます。
今回は、そんな森沢明夫さんの作品を読むならまずこの作品を読んでほしい!って作品を選んでみました。気になっていただける作品があれば嬉しいです。
どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『ヒカルの卵』
「心が温かくなる」の一言に尽きます。
過疎が進む村を舞台に、養鶏農家の主人公が「地域を活性化したい」という思いから’’卵かけごはん専門店’’を開店。村の活性化に奮闘していく。
ほっこりするストーリー、登場人物もいい人ばかり、なんていう優しい世界なんでしょう。とりあえず、卵かけごはんが食べたすぎる(*´∀`*)
「俺、店を出すぞ」ある日、自称ツイてる養鶏農家の村田二郎が、村おこしに立ち上がった。その店とは、世界初の卵かけご飯専門店。
2.『夏美のホタル』
やっぱり心が温まる。そして泣ける。表紙絵も大好き。
とあるカップルが山里で見つけた古びたよろず屋「たけ屋」。そこで暮らすヤスばあちゃんと地蔵さんに優しく受け入れられ、夏休みを「たけ屋」の離れで暮らすことに。。
この設定も、物語の舞台も雰囲気も登場人物も、全てが美しい。読んでよかった、と心から思えた作品です(´I `*)
写真家志望の大学生・相羽慎吾。卒業制作間近、彼女の夏美と出かけた山里で、古びたよろず屋「たけ屋」を見付ける。
3.『虹の岬の喫茶店』
森沢明夫さんの作品の中で、一番の人気作ではないでしょうか。
舞台は、コーヒーと共にそのお客さんにぴったりな音楽を選曲してくれるという岬にある喫茶店。この舞台設定の時点で暖かい作品だとわかります。そんな喫茶店に訪れた心に傷を負った人々との物語を描く。
ちなみになんと、千葉県の岬にこの喫茶店は実在します。
小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。
4.『津軽百年食堂』
青森三部作の一作目。この三部作、どれも面白いからすごい。
古くから津軽そばを出し続け100年続く食堂と、その人々を描いた青春恋愛物語です。もう表紙絵から優しさが溢れていますでしょ?
相変わらず森沢明夫さんらしい暖かいストーリー。読後感も気持ち良く、心がまったりします。百年食堂の津軽そば、一度でいいから食べてみたい(*´□`σ)
明治時代の津軽・弘前でようやく地元の蕎麦を出す食堂を開店した賢治。それから時は流れ、四代目にあたる陽一は、父との確執から弘前を離れて、東京で暮らしていた。
5.『青森ドロップキッカーズ』
青森三部作の二作目。
数あるスポーツの中でも「カーリング」をメインとした小説って珍しい。
この作品は、いじめられっ子の中学生とその不良同級生、選手として行き詰まった姉妹たちが、カーリングを通して繋がり成長していく青春小説だ。
もちろんカーリングのルールを知らなくても全く問題なく楽しめます。いじめられっ子が強く成長していく、という展開はやっぱり読んでいて気持ちがいいものです(*´v`)
いじめられっ子の中学生・宏海、中途半端な不良で同級生の雄大、そしてプレッシャーに弱い柚果と楽天的な陽香のアスリート姉妹。
6.『ライアの祈り』
縄文時代と現代とのリンクした感動物語を描いたファンタジー要素のある作品。
35歳のバツイチ女性・桃子が、合コンでとある考古学者と出会い遺跡発掘に目覚める。そして、彼女の中で何かが変わってく。
縄文時代と現代で何のつながりがあるの?と気になって一気読み。なるほど、これは面白い!素晴らしき、過去から現代へ受け継がれし恋物語。
縄文時代から豊穣な土地として営みが続けられてきた青森八戸に赴任してきた桃子。バツイチ、三五歳で恋に臆病になっている。
7.『海を抱いたビー玉』
人に愛され’’心’’を持ったバスを巡るファンタジー系青春小説です。
涙じんわり心ほっこりの素晴らしい物語ですが、なんと実話がベースになっているという。
もちろん全てが実はなのではないですが、読んでいると全て実際にあった物語ような気持ちになってくる。というか、あってほしい。
私も、モノに心が宿るくらいモノを大切にできているだろうか。
運転手の親子に愛されたことで「心」を持った瀬戸内海の小さな島のボンネットバスと、手にした者に勇気を与える不思議な青いビー玉が、時代を超え、運命に導かれながら旅をしていくファンタジー。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。ぜひ、森沢明夫さんの小説でほっこりしてみてください(*´∪`)
よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
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