綾辻行人さんはホラー小説だって面白いんですよ。
綾辻行人さんといえば日本を代表するミステリ作家の一人。『十角館の殺人』をはじめとした「館シリーズ」はあまりにも有名ですね。
さて、そんな綾辻さんですが、実はホラーテイストの作品もちらほら。しかも’’独特’’のホラーで面白いときたもんです。
今回はそんな綾辻さんのホラー要素強めのオススメ小説をご紹介できればと思います♪(´ε` )
どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『深泥丘奇談』
実に綾辻さんらしいホラー短編集。
よくある実話風ホラー短編ではなく、幻想的な世界観漂う雰囲気ホラーとでも言うのでしょうか。とにかく独特です。
怪談というより奇談。この雰囲気が好きな私にとってはたまらない作品です。
驚異と幻想の地誌学と謎めいた世界観、生理的な恐怖と精神的な恐れや畏れ…それらを精妙につなぎ合わせる超絶の筆さばき。
2.『深泥丘奇談・続』
シリーズ第2弾。前作を読んでその雰囲気が気に入った方なら存分に楽しめる作品です。
「めっちゃ怖いいい!夜眠れない!!」なんて感じのホラーではなく、綾辻さんによる不思議な異世界のお話ような感じ。
日常と非日常、論理と非論理、人と人ならぬものたち…妖しき反世界の気配が読む者を幻惑し、魅了する。
3.『眼球綺譚』
今度の作品はしっかりホラー。ゾクッとするようなジワジワくるような怖さが詰まっています。ちょっとグロめな話も。
気持ち悪かったり衝撃もあったりと、サクッと読める短編ながら一編一編の刺激が強い。ホラー短編として純粋に面白いです(=゚ω゚)ノ
人里離れた山中の別荘で、私は最愛の妻・由伊とふたりで過ごしていた。妖精のように可憐で、愛らしかった由伊。
4.『フリークス』
精神病院を舞台に3つの物語が描かれたホラーミステリー作品。ホラー作品というより、ホラー要素の入ったミステリー作品です。
一見綾辻さん独特の雰囲気ホラーかと思いきや、ミステリーとしての衝撃と面白さを味わうことのできる贅沢な一冊。しかも面白い。お見事です!
「J・Mを殺したのは誰か?」―巨大な才能と劣等感を抱えたマッドサイエンティストは、五人の子供に人体改造術を施し、“怪物”と呼んで責め苛む。
5.『殺人鬼』
グロさ満点のジェットコースタースプラッターホラー!という感じの作品。
とある山にやってきたTCメンバーズの一行が、’’殺人鬼’’によってバッサバッサと殺されていく様を描いたグロホラー。
がしかし、ただのスプラッターホラーではなくしっかりミステリ要素も含まれているから面白い!( *`ω´)
伝説の傑作『殺人鬼』、降臨!!’90年代のある夏。双葉山に集った“TCメンバーズ”の一行は、突如出現したそれの手によって次々と惨殺されてゆく。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
綾辻行人さんのホラー作品は雰囲気が独特です。ぜひこの幻想的な感じを味わってみてください( ´ ▽ ` )ノ
よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは。綾辻行人さんのホラーといえばアナザーかフリークスを予想してましたが、それ以外にもいっぱいあるんですね。どれも独特の雰囲気でそそられますねー。
りかさんこんにちは!( ´ ▽ ` )ノ
そうなんでよ〜。私もアナザー、フリークスも好きなんですけど、それ以外もかなり独特の雰囲気があって面白いんです♪
こんばんは☆
綾辻さんは私にとっては「神」なのです( 〃▽〃)
『十角館』からどハマりで読み続けているのですが…
ホラーは大丈夫なのですが、スプラッターが苦手で『殺人鬼』だけどうしても
手が出せないでいるのです(´д`|||)
『殺戮にいたる病』とかが限界のグロさなのですが、読めるかなぁ…( ̄▽ ̄;)
ぽんたさんこんにちは!
私にとっても綾辻行人さんは「神」な存在です 笑。
『十角館』読んだらそりゃハマりますよね。私も初めて読んだ時「こんなに面白いミステリー小説があるのか」と衝撃を受けましたもん。
あー『殺戮にいたる病』と『殺人鬼』はいい勝負ですねえ!笑
同じスプラッターでも、ちょっとタイプが違う感じと言いますか。
『殺戮にいたる病』はネットリした「気持ちの悪い」グロさだとしたら、『殺人鬼』はひたすらに「痛い」グロさ、みたいな。まあ、グロい事には変わりないですが 笑。。
でも、面白いですよ……(゚∀゚*)