おすすめの「雪の山荘」ミステリー小説を厳選しました!
今回は「雪の山荘」を舞台としたおすすめミステリー小説をご紹介できればと思います!まあ、なかには「館」や「城」もありますが、、( ^ω^ )
「雪の山荘」といえばもう王道ミステリーの定番でして、それだけでワクワクしちゃうわけですよね。
単純に舞台の雰囲気が良かったり、足跡の問題だったり、外部との連絡が遮断されてしまったりと’’雪’’ならではのお楽しみ要素がたくさんあるわけですね〜!
ぜひぜひ、雪の山荘の雰囲気を堪能しながら読んでみてください!それではどうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『吹雪の山荘』
「笠井潔」さん「岩崎正吾」さん「北村薫」さん「若竹七海」さん「法月綸太郎」さん「巽昌章」さん、という豪華作家6人によるリレー形式のミステリー作品。
登場するのはお馴染みの名探偵たち、古典的な雪の山荘という舞台。殺人事件が起きないわけがない!
リレー形式なので章ごとに作家の個性が出ていて、良い意味でまとまりがなく逆に面白いです( ^ω^ )
雪の舞う大晦日。山荘村にナディア・モガール、刈谷正雄、“私”、若竹七海、法月綸太郎、有栖川有栖らが各人の思惑を胸にやってきた。
2.『霧越邸殺人事件』
雪に囲まれた「霧越邸」を舞台にして起こる連続殺人。しかも見立て殺人。わくわく!
綾辻行人さんによる’’館シリーズ’’の番外編とも言えるこの作品は、やはり「霧越邸」の放つ幻想的な雰囲気が魅力的。館シリーズとはまた違った良さがあるのです。
素晴らしき!王道本格ミステリー!
1986年、晩秋。劇団「暗色天幕」の一行は、信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」を訪れる。
3.『奇面館の殺人』
綾辻行人さんによる「館シリーズ」の9作目。大雪によって孤立した奇妙な館での殺人事件を描きます。
また、その館に訪れた人は’’鍵のかかる仮面’’をつけなければいけないのだから余計に面白い。
仮面で顔を隠しているならと、トリックや犯人も予想できそうなのですがこれがさっぱりわからないから凄いです( *`ω´)
奇面館主人・影山逸史が主催する奇妙な集い。招待された客人たちは全員、館に伝わる“鍵の掛かる仮面”で顔を隠さねばならないのだ。
4.『演じられた白い夜』
近藤史恵さん初期の長編ミステリー。
演劇練習の為に雪の山荘に訪れた役者たちが脚本になぞらえて殺されていく。
このようなお決まりの設定がお好きな方にはぴったりな作品です(・ω・)ノ
小劇場界の著名女優・麻子は、夫で演出家の匠に呼ばれ、雪深い山荘へやってきた。山荘には匠によって、初対面である八人の俳優らが集められていた。
5.『名探偵はもういない』
雪崩によって雪に閉ざされた山荘に足止めされてしまった主人公たちが連続殺人事件に巻き込まれる。
王道の舞台設定に’’読者への挑戦’’付きとなれば読むしかないでしょう。まあ、私は普通に負けましたけど( ̄▽ ̄)
犯罪学者・木岬と義弟の敬二少年は、雪崩に道を閉ざされてとあるペンションに足止めされる。ワケありの客が集う雪の山荘では連続怪死事件が発生!
6.『彼女らは雪の迷宮に』
雪の山荘に集められた女性たちが次々と、、、というお馴染みの展開。
ですがそういった作品の中でも「そうきたか!」と思わせてくれる変化球作品といった印象。これもミステリーの醍醐味です♪( ´▽`)
雪深い谷庭にある山荘に招かれたのは、年齢も職業も違う六人の女たち。従業員も他の客もおらず困惑する六人の前に七番目の客を名乗る不審な女が出現。
7.『白銀荘の殺人鬼』
愛川晶さんと二階堂黎人さんの共作ということでワクワク!
王道の吹雪に閉ざされた山荘を舞台とした、サイコスリラーとミステリーがいい感じに混じった作品です( ^ω^ )
スキー客で賑わうペンション「白銀荘」。そこに血腥い殺人鬼の匂いを纏った客が紛れ込んだ。
8.『ある閉ざされた雪の山荘で』
ミステリー小説の定番。
雪に囲まれた山荘で舞台稽古を行う7人の男女。しかし、ただの稽古のはずが何かおかしい、、、。
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した若き男女七名。これから舞台稽古が始まるのだ。
9.『白馬山荘殺人事件』
東野さんの初期作品。
ストーリーはもちろん、マザー・グースの唄に絡めた殺人やしっかり練られたトリック、しかも密室まで楽しめるというかなりの王道ミステリー!しかし、一筋縄にはいかないのが東野さんの凄いところ、、( *`ω´)
1年前の冬、「マリア様はいつ帰るのか」という言葉を残して自殺した兄・公一の死に疑問を抱く女子大生ナオコは、新友のマコトと兄の死んだ信州白馬のペンション『まざあ・ぐうす』を訪ねた。
10.『屍の命題』
雪で孤立した山荘で6人の男女が殺される王道ミステリー。「そして誰もいなくなった」を思わせる雰囲気ですが、その強烈なトリックから’’バカミス’’なんて言われちゃってます。
だけどそこが面白い!!笑えるというか楽しませてくれるというか。まあ読んだら忘れられないですε-(´∀`; )
とある湖畔の別荘に集められた6人は、やがて全員が死体となって発見された。なぜか死亡時刻も死因もバラバラだった。
11.『殺しの双曲線』
クリスティの『そして誰もいなくなった』に挑戦した、西村京太郎さんの中でも屈指の名作です。
雪の山荘に招かれた6人の男女に降りかかる連続殺人。しかも初っ端に’’双子トリック’’の使用を読者に暴露するスタイル。なのに騙されるんだから素晴らしい。
『そして誰もいなくなった』を未読な方は、まずそちらを読んでからこの作品に(=゚ω゚)ノ
差出人不祥の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。しかし、深い雪に囲まれた山荘は、彼らの到着後、交通も連絡手段も途絶した陸の孤島と化す。
12.『電脳山荘殺人事件』
小説版金田一少年の事件簿の中でも’’最高傑作’’として名前の上がる名作。というだけあって本格ミステリさながらの面白さを誇る。
アニメ版もうまく映像化しているので感心しましたが、未読な方はやはり小説版の方が楽しめます( ´ ▽ ` )ノ
パソコン通信で知り合った互いの本名も素性も知らぬ七人の男女。人里離れた山荘で彼らが初めて顔を合わせた夜、恐るべき殺意の罠が始動した。
13.『星降り山荘の殺人』
どんでん返しミステリーとしても有名。とにかく「やられた!」感を味わいたい方にぴったりな一冊でしょう。
読者に対してあくまでフェアに真っ向勝負を挑んだ作品。いやー楽しい♪( ´▽`)
雪に閉ざされた山荘。ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。
14.『アリス・ミラー城』殺人事件
雪の’’山荘’’ならぬ雪の’’城’’。北山猛邦さんによる「城シリーズ」の一つ。
『鏡の国のアリス』をモチーフにした「アリスミラー城」を舞台とし、訪れた人々が連続殺人に巻き込まれます。
個人的に’’どんでん返しミステリー’’の名作。「やられた!」というより「お見事!」と言ってしまいたくなります(=゚ω゚)ノ
鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス盤のような空間に入り込む―『鏡の国のアリス』の世界を思わせる「アリス・ミラー城」。
15.『三幕の殺意』
’’叙述トリックの名手’’こと中町信さんによる雪の山小屋ミステリ。
中町信さんの作品にしてはいたってオーソドックスな印象で’’アリバイ崩し’’がメインとなっています。
そして「最後の三行」は、、そういうオチか!∑(゚Д゚)
昭和四十年十二月初旬。名峰、燧ヶ岳が目の前にそびえる尾瀬沼の湖畔に建つ、朝日小屋。その冬はじめての雪が降り積もる夜、離れに住む日田原聖太が頭を殴打され、殺された。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
ぜひぜひ、寒い雪の夜に山荘にいる雰囲気を味わいながら読んじゃってみてください!( ´ ▽ ` )ノ
参考にしていただければ幸いです。それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ