今回紹介させていただくのは《柚月裕子》さんのおすすめ作品です。
柚月裕子さんは、2008年に『臨床真理』という作品で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビューなさった作家さん。
これからの活躍も大いに期待している作家さんでもあります。
というわけで『臨床真理』も面白い作品なのですが、今回はそれよりももっと面白かったと思えた3作品をご紹介できればと思います。
どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
『孤狼の血』
昭和の末期、警察とヤクザの紛争を描いたハードボイルド作品。
次々に起こる飽きさせない展開と読ませる文章力でラストまで一気読み!
ヤクザ?ハードボイルド?なんか苦手、、という方もいるかもしれないけど、この作品はグイグイ読ませてくれます(`ω´ )
今まで読んだ警察小説の中でもトップクラスの面白さでした!
昭和六十三年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。
『ウツボカズラの甘い息』
解離性同一性障害を患っている主婦の高村文絵はある日、中学の同級生だったという女性に話しかけられ、マルチ商法へとはまっていく。
一方、鎌倉ではとある殺人事件が発生。
関係のなさそうな二つの話。一体どう繋がっていくのか、、?というミステリー作品。
騙し騙されの心理描写、後半のまさかの展開はお見事です(*^o^*)
家事と育児に追われ、かつての美貌を失った高村文絵。彼女はある日、出掛けた先で見覚えのない美女に声をかけられる。大きなサングラスをかけたその女は『加奈子』と名乗り、文絵と同じ中学で同級生だというのだ。
『最後の証人』
佐方シリーズの第一作目。敏腕弁護士の佐方貞人を主人公とした法廷ミステリー作品です
法廷ミステリーって難しいイメージがあるかもしれないですが、この作品はかなり読みやすい方。
読ませるストーリー展開、そして見事な仕掛け。やられました。私が柚月裕子さんの作品を読み続けていくきっかけとなった小説です( ´▽`)
元検察官の佐方貞人は刑事事件専門の敏腕弁護士。犯罪の背後にある動機を重視し、罪をまっとうに裁かせることが、彼の弁護スタンスだ。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
ぜひ《柚月裕子》さんの作品を気に入っていただければ嬉しいです( ´ ▽ ` )ノ
よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。柚月さんの作品は佐方シリーズしか読んでなかったです。ハードボイルドな警察物もあるんですね。ハードボイルド系は好みじゃないですが、読んでみたくなりました。
本当に毎日参考になります(^^)
りかさん!いつもありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ
佐方シリーズ面白いですよね〜♪
そうなんですよ、わたしもハードボイルド系はそんなに好みでないはずなのでが、『孤狼の血』はすごく楽しめました( ´▽`)