【狂気】大石圭さんのおすすめ小説5選【ホラー】

 

今回紹介させていただく《大石圭》さんの作品は、狂気的な人物が登場したりグロテスクなシーンがあったりと、なかなか人を選びそうなホラー作品が多いです。

ですが、ただグロくて内容がない、という作品では全くない!とにかく小説として’’読ませる’’、そして面白いのです。

 

一度読んでしまえばこの異様とも言える世界観の虜になってしまうことでしょう、、、(`ω´ )

グロい小説好き!気持ち悪いの大好き!なんて方にはぴったりな作家さんです。

 

どうぞ、参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ

 

目次

『アンダー・ユア・ベッド』

主人公はなかなかハイレベルなストーカーです。学生時代に一緒にコーヒーを飲んだことがある女性を異様に追いかけます。

普通なら読んでいてドン引きするはずなのですが、この主人公に対しては何故か応援したくなるんです。こんなに応援したくなるストーカーって普通いないですよ。

大石圭さんの作品の中では珍しくホラー要素はほぼなし。一味違った’’恋愛小説’’です(=゚ω゚)ノ

ある雨の降る晩。突然、僕は佐々木千尋を思い出した。19歳だった彼女と僕がテーブルに向き合ってコーヒーを飲んだこと。

『殺人勤務医』

これぞ大石圭!と言わんばかりのグロホラー。

中絶の人気専門医である主人公が人をばっさばっさ殺していく、といった一見シンプルな内容ですが読ませます。

もちろん無差別ではなく、殺される人間はそれなりに悪事を行っており、主人公が死ぬべきと判断した者を殺していく。正直、ちょっとスカッとしてしまう(⌒-⌒; )

中絶の専門医である古河は、柔らかい物腰と甘いマスクで周りから多くの人望を集めていた。しかし彼の価値観は、母親から幼いころに受けた虐待によって、大きく歪んでいた。

『湘南人肉医』

整形外科医の《小鳥田優児》が欲求のままに人肉を食らっていくお話。

人肉を料理し食べるシーンは間違いなくグロいはずなのに、見事な料理描写のために高級牛肉でも食ってるんじゃないかと錯覚させる。美味しそうと思ってしまったら負け。

また作品全体を通して、グロさを大げさにアピールすることなく淡々と描いているのが素晴らしいです( ^ω^ )

湘南で整形外科医として働く小鳥田優児は、神の手と噂されるほどの名医だった。数々の難手術を成功させ、多くの女性を見違えるほどの美人に変貌させていた。しかし、彼は小さな頃から人肉に対して憧れを持っていた。

『邪な囁き』


これまた大石さんらしい作品。

’’人の不幸に幸せを感じる’’という理由で悪事を行う主人公の物語、と言うとただの胸糞悪い話にしか思えませんがそうではなく、グイグイ引き込まれてしまうから凄い。

単純にページをめくる手が止まらないほど面白いです。ラストの展開は、、、切ない。

こんなことをしたら、もっと大勢の人を嘆き悲しませることができるぞ―。『あいつ』は毎日のように囁き続け、そして僕は『あいつ』の考えついたことを実行に移す。

『自由殺人』

もしも突然、普通の人々が時限爆弾を手に入れたら。つまり、いつでも大量殺人ができる状態に陥ったらどのような行動をとるでしょうか。

ある日爆弾を届けられた人々の心理描写や葛藤、その爆弾をどうするのか?など、それぞれの心の闇が面白いスリル溢れるエンターテインメント作品です。

また、大石さんの作品にしては珍しく主人公がまとも。というか超カッコイイ( ´ ▽ ` )ノ

ある日、突然、殺人を選択する自由があなたに与えられたら、どうしますか?謎の人物から送られてきた爆弾。それを手に入れた人物たちは、エゴと怨念を剥き出しにしていく。

最後に

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

大石圭さんの作品は狂気に溢れ、怖かったりグロテスクだったりするのですが、ただそれだけじゃなく’’読ませる’’不思議な作品です。どうぞこの感覚を味わってみてください( ´ ▽ ` )ノ

よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。

それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

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この記事を書いた人

年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。 ipadでイラストも書いています。ツイッター、Instagramフォローしてくれたら嬉しいです(*≧д≦)

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