厳選!本当に面白いライトミステリー小説おすすめ15選

気軽にサクッと!おすすめのライトミステリー小説をご紹介!

 

普段本格ミステリーばっかり読む私ですが、ライトミステリー小説だってよく読みます。

もちろん本格モノとは違うので、普段本格ミステリーばかり読んでいる人からすると「こんなのミステリーじゃない!」なんて言われてしまうこともあるけれど、それはそれこれはこれ。

ライトミステリーでしか味わえない面白さや楽しさがあるのです。読みやすく、気軽に読めるのもいいですしね( ´ ▽ ` )

 

今回は普段本格ミステリーばっかり読む私でも楽しめた、「本当に面白かったおすすめライトミステリー小説」をおすすめさせていただきます。

どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ

 

目次

1.『鎌倉香房メモリーズ』

「香り」を嗅ぐことによって人の心を感じることができる高校二年生の香乃をメインとした、香りにまつわる日常の謎ミステリー。

匂い×ミステリーという珍しい設定が気になって読んでみましたが、なるほど面白い。

ミステリーとしても優しく温かい感じなので読後感も良いです。作品に漂うほんわかした世界観も素敵( ´艸`)

人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。香乃のよき理解者、大学生の雪弥さんと共に『花月香房』は今日もゆるり営業中。

2.『香彩七色 ~香りの秘密に耳を澄まして~』

『神様の御用人』でお馴染みの《浅葉なつ》さんによるアロマミステリー。これもまた上に同じく「香り」をテーマとしたミステリーです。

犬並みの嗅覚をもつ女子大生《秋山結月》と、家出中の香道宗家跡取り《神門千尋》がメインとなって香りにまつわる謎を解決していく。

世界観も美しけりゃストーリーも素敵。心がほっこりするような一冊です( ´▽`)

犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。

3.『退出ゲーム ハルチカシリーズ』

初野 晴さんによる「ハルチカ」シリーズの第1弾。

廃部寸前の弱小吹奏楽部に属する《穂村チカ》と、彼女の幼なじみ《上条ハルタ》がメインとなり、部員集めをしながらも降りかかる日常の謎を解明していく連作作品集。

キャラの良さ、読みやすや、テンポ、ミステリとしての面白さを兼ね揃えており、青春ライトミステリとして非常に高いクオリティです( ´ ▽ ` )ノ

「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。

4.『一番線に謎が到着します』

鉄道をテーマとしたお仕事ミステリー。といってもミステリー要素は軽めで、気軽に読める’’鉄道小説’’として単純に面白いです。

日々のトラブルに奮闘する鉄道員さんを見てるとなんだか元気を貰えます。電車を動かすってやっぱり大変なことなんだなあ。

郊外を走る蛍川鉄道の藤乃沢駅。若き鉄道員・夏目壮太の日常は、重大な忘れ物や幽霊の噂などで目まぐるしい。半人前だが冷静沈着な壮太は、個性的な同僚たちと次々にトラブルを解決。

5.『土方美月の館内日誌 ~失せ物捜しは博物館で~』

博物館と探偵事務所を兼業する『姫神郷土博物館』を舞台に、そこの館長さんである《土方美月》さんと、名前だけで美月さんに拾われた《沖田総司》の二人を中心としたライトミステリ。

土方や沖田総司、近藤刑事も出てくるといなんとも新撰組テイストな作品。それだけあって作品のいたるところに著者の歴史好きが伺えます。

キャラ設定や世界観も大好き。

月曜日だけ探偵事務所を開くという『姫神郷土博物館』。大切なものを失ってしまった人は、不思議とこの博物館に集まるという。

6.『浜村渚の計算ノート』シリーズ

天才数学者の《高木源一郎》が数学地位向上のために行った、国民ほぼ全員を人質にとったテロ活動。そんな凶悪なテロ活動に対抗するのは一人の女子中学生《浜村渚》だった!

ストーリーに関しては「そんあのありえるかーい( ´ ▽ ` )ノ」と突っ込みどころ満載ですが、それがこの作品の世界観であり味です。そこを楽しんでください。

ともあれ数学に絡めた推理は非常に面白く、私は別に数学とか大好きじゃないですがこの作品を読むと流石に興味が湧いてきます。数学スゲー!ってなります。

非常に読みやすいですので、数学に興味がない方でも気軽に読んでみてくださいな( ^ω^ )

「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日本人は予備催眠を受けており、命令次第で殺人の加害者にも被害者にもなりうるのだ。

7.『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ

天才的な頭脳を持つ《天久鷹央》が謎を解き明かしていく医療ミステリー。

20代後半ながら高校生並み見た目を持つ《天久鷹央》のキャラ設定がすごく好みであり、細かい描写を見ても非常に愛着がわく。

また、医療ミステリーですが難しいことは何一つなく読みやすさ抜群。

ライトミステリーに属されながらも、伏線回収から解決に至るまでの流れは素晴らしいです(=゚ω゚)ノ

統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。

8.『ホーンテッド・キャンパス』シリーズ

厳密に言うとライト’’ホラー’’ですがご愛嬌。だって紹介したかったんだもん。

いわゆる見たくないものが視えてしまう体質を持つ大学生と、彼が片思いしている美少女と、その他のオカルト研究会のメンバーたちがなんやかんやするライトホラーシリーズ。

決してがっつり怖がるホラー作品ではないのでご注意を。

単純に、ほんのりホラー要素を取り入れた青春小説として普通に面白いです( ´ ▽ ` )ノ

八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。片思いの美少女こよみのために、いやいやながらオカルト研究会に入ることに。

9.『桜子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ

骨が大好きな美人お嬢様《九条 櫻子》を探偵役、彼女に振り回される高校生《館脇 正太郎》を補佐役とし、そんな二人があらゆる事件に巻き込まれていくライトミステリー。

ミステリーとしても面白いですが、何と言っても櫻子さんの魅力が素晴らしいです。

美人で変人、推理になれば頭キレッキレで華麗に解決。普段クールな彼女に垣間見えるかわいい一面にやられます。ぜひ私も振り回されたい。

シリーズも続々出ておりますので、ぜひぜひ読んでみてください♪( ´▽`)

北海道、旭川。平凡な高校生の僕は、レトロなお屋敷に住む美人なお嬢様、櫻子さんと知り合いだ。けれど彼女には、理解出来ない嗜好がある。なんと彼女は「三度の飯より骨が好き」。

10.『GOSICK/ゴシック』シリーズ

ヨーロッパのソヴュールという小国を舞台とした、《桜庭一樹》さんによるライトミステリーシリーズ。

とある島国から「聖マルグリット学園」へと入学した「久城一弥」と、図書館塔の最上階に佇む金髪美少女「ヴィクトリカ・ブロワ」が様々な事件と困難に立ち向かっていきます。

とにかく、このシリーズの探偵役である「ヴィクトリカ・ブロワ」の魅力が最高なのです。頭脳明晰なのはもちろん、いたるところに表現された細かな描写によって彼女の可愛さがこれでもかと伝わってくるのです。桜庭さんすごい。

ミステリーとしても非常にライトで読みやすい。むしろ私の場合は途中からミステリーなんてどうでもよくなって、「久城一弥」と「ヴィクトリカ」の壮大な冒険、そして成長と活躍を応援しながら見守っていく作品となりました。

前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。極東の島国から留学した久城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女・ヴィクトリカと出会った。

11.『僕が七不思議になったわけ』

ミステリーライトノベル。

忘れ物を取りに夜の学校に行ったら七不思議の精霊に出会ってなぜか七不思議の一つとなっちゃて?!、というライトノベルらしい展開と舞台設定。

完全に油断してたので気持ちよく騙されました。素晴らしい騙しです。「やられた!」感を味わいたい人はぜひ(=゚ω゚)ノ

石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。深夜の校庭に桜が舞い散る中、宙に浮かぶ袴姿の彼女は、高らかに不吉な言葉を彼に投げかけるのだった。

12.『午前零時のサンドリヨン』

4編からなる連作作品集。

マジシャン女子高生である《酉乃初》が探偵役、彼女に一目惚れした須川くんが補佐役となり、不思議な日常の謎を解決していくライトミステリー。

ミステリもマジックも両方楽しめちゃう。学校が舞台ということで青春感も満点です!

読んだ後に知ったのですが「第19回鮎川哲也賞受賞作」ですって。なるほど、そりゃ面白いわけだ。

ポチこと須川くんが、高校入学後に一目惚れしたクラスメイトの女の子。他人を寄せ付けない雰囲気を纏っている酉乃初は、実は凄腕のマジシャンだった。

13.『理由あって冬に出る』

 

似鳥鶏さんによる「にわか高校生」シリーズの一作目。芸術棟に出る幽霊騒ぎを解決していくお話。

単純に、学園青春ミステリとして非常に面白いです。しかも、シリーズを追うごとに面白くなってる印象(・ω・)ノ

芸術棟に、フルートを吹く幽霊が出るらしい―吹奏楽部は来る送別演奏会のため練習を行わなくてはならないのだが、幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまった。

14.『春期限定いちごタルト事件 小市民シリーズ』

「古典部シリーズ」や「折れた竜骨」など様々な名作を生み出した《米澤穂信》さんによるライトミステリー。

米澤さんというだけで安心して読めちゃうから素晴らしい。

’’小市民’’を目指す小鳩君と小佐内さんの二人が、いわゆる日常の謎を解決していきます。二人のキャラがとても良く、ついつい続きを読みたくなってしまう。

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。

15.『からくり探偵・百栗柿三郎』

大正時代を舞台にしたミステリーということで、モダンな世界観がなんとも素敵。

日常の謎を解いていくゆるーいミステリーかと思いきや、がっつりな殺人事件も起きるので驚いた。けれど決して重くなく、軽い気持ちでサクサク読める。

作品全体の雰囲気も好きですが、まさかのオチも個人的に好き( ^ω^ )

大正時代の浅草。町のはずれにあるボロ家・百栗庵の主で発明家の柿三郎が、探偵稼業に踏み出した。冴えない風貌で発明は珍妙だが、科学的な調査や思考実験から導き出す推理は明晰!

最後に

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

気軽にサクッと読めるライトミステリー。普段本格モノばっかり読んでいる方も、たまには息抜きに読んでみてはいかがでしょうか( ´ ▽ ` )ノ

よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。

それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。 ipadでイラストも書いています。ツイッター、Instagramフォローしてくれたら嬉しいです(*≧д≦)

コメント

コメントする

目次