ウィルス感染ものってなんでこんなに面白いのでしょうか!
発生源は?なぜこんな事に?生き残った人々の行動、こじれる人間関係、生き残るのは誰なのか、、、
始めは小さかった被害があっというまに全世界に拡大していったり、ウィルスがジワジワと忍び寄るなんともいえない恐怖が好きな人もきっと多いはず。
「ウィルス」「感染」「ゾンビ」「狂暴化」「アウトブレイク」・・・
このようなキーワードが好きならば絶対に楽しめるおすすめ小説を厳選したよ!(=゚ω゚)
どうぞ参考にしていただければ幸いです。
『復活の日』
宇宙空間から採取された未知のウィルスによる、世界の破滅をテーマにしたSFの傑作です。
軽いインフルエンザの流行が、やがて人類の破滅につながる過程が実にリアルで怖い(艸゚Д゚)
MM‐八八菌―実験では、摂氏五度で異常な増殖をみせ、感染後五時間で九十八%のハツカネズミが死滅!生物化学兵器として開発されたこの菌を搭載した小型機が冬のアルプス山中に墜落する。
『黒い春』
突如発生した「黒手病」という謎の病気により人類は次々に命を落としていく。
ジワジワと忍び寄る恐怖と、それに対する研究者たちの命がけの戦いを描きます。
覚醒剤中毒死を疑われ監察医務院に運び込まれた遺体から未知の黒色胞子が発見された。そして翌年の五月、口から黒い粉を撤き散らしながら絶命する黒手病の犠牲者が全国各地で続出。
『夏の災厄』
これからの日本でも本当に起こるのではないか?と思わせる非常にリアルなバイオハザードを描いた作品。
感染ルートは?発生源は?と気になることの連続で手に汗握るストーリー展開が楽しめます(*゚∀゚*)
平凡な郊外の町に、災いは舞い降りた。熱に浮かされ、痙攣を起こしながら倒れる住民が続出、日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病がなぜ今頃蔓延するのか?
『天使の囀り』
アマゾンの捜索に行った恋人が不審な自殺をしたことに疑いを感じた北島早苗。
さらに、アマゾン捜索に行った他のメンバーも謎の自殺をしていることを突き止める・・・。
貴志祐介さんによる「気持ちの悪い恐さ」で定評のある人気の一冊。
北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。
『首都感染』
中国で発生した強毒性のインフルエンザ・ウイルスの猛威が日本にも及ぶ!
感染防止の封鎖作戦や、活動する人々の生きるの姿がリアルで面白い(´I `*)
二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。しかし、スタジアムから遠く離れた雲南省で致死率六〇%の強毒性インフルエンザが出現!中国当局の封じ込めも破綻し、恐怖のウイルスがついに日本へと向かった。
『天冥の標II』
致死率が高く、感染力も強い未知のウィルスの発生。
それに立ち向かう人々、社会はどう対応していくのかをリアリティーたっぷりで表現されています。
これは第2巻なのですが、2巻から読んでも全く問題ないと著者も述べているのでご安心くださいませ。
ちなみに1巻は、2巻から約800年後の世界を描きます。
西暦201X年、謎の疫病発生との報に、国立感染症研究所の児玉と矢来はパラオへと向かう。そこで二人が目にしたのは、肌が赤く爛れ、目の周りに黒斑をもつリゾート客の無惨な姿だった。
『レフトハンド』
ウイルスに感染すると左腕が抜け落ち、まるで生物のように動き回って人を襲うという設定が面白すぎますよね!
恐いのですが、面白さもあるブラックユーモアあふれる作品。
製薬会社テルンジャパンの埼玉県研究所・三号棟で、ウィルス漏洩事件が発生した。漏れだしたのは通称レフトハンド・ウィルス、LHVと呼ばれる全く未知のウィルスで致死率は100%。しかし、なぜ三号棟がこのウィルスを扱っていたのかなど、確かなことはなにひとつわからない。
『ザ・スタンド』
米軍基地から漏れ出した感染率・致死率99%以上の細菌兵器が世界中に広がり、人類が滅亡寸前になるという王道の設定。
次々に起こる展開で、全5巻という長編ながら飽きることなく一気にラストまで読まされてしまいます。
キング究極の傑作として呼び声高い作品です。
猛然たる致死率と感染力を持つインフルエンザ・ウイルスが漏洩した。それと知らず、それぞれの人生を真摯に生きる人々。未婚で妊娠した学生、突然の成功に惑うロックシンガー、人の暖かさを知った放浪の青年…彼らの流す絶望と悲嘆の涙のなか、静かに世界は死滅してゆく。
『WORLD WAR Z』
この作品は、1人の主人公が仲間たちとゾンビと戦って生きのびていく、というよくあるタイプの話ではありません。
ゾンビが発生した後の世界の人々のインタビューを軸に構成され、本当にゾンビとの戦いがあったようなリアルな作品になっているんです。
映画がも面白かったですが、それとは全く別の楽しみ方ができる作品です。
中国で発生した謎の疫病―それが発端だった。急死したのちに凶暴化して甦る患者たち。中央アジア、ブラジル、南ア…疫病は急速に拡がり、ついにアウトブレイクする。アメリカ、ロシア、日本…世界を覆いつくす死者の軍勢に、人類はいかに立ち向かうのか。
『アンドロメダ病原体』
アメリカの小さな田舎町で暮らす人々が一夜でほぼ全滅するとこから始まる。
ラストに向かっていく中、大きな展開や余計な要素がなく淡々と進んでいくのですが、だからこそシンプルで飽きの来ない面白い作品になっています。
「パンデミック小説の入門書」としても読んでほしい傑作です(*≧∀≦)
事件はアリゾナ州の小さな町、人口48人のピードモントで起きた。町の住人が一夜で全滅したのだ。軍の人工衛星が町の郊外に墜落した直後のことだった。事態を重視した司令官は直ちにワイルドファイア警報の発令を要請する。
『地獄の世紀』
ある日突然、大人が子供を殺し始めるという強烈な設定。
展開はなかなか王道で、子供たちだけで戦って逃げて立てこもって、、という子供だけのサバイバル。
映画化しても絶対面白いと思える作品です。
いつもと変わらない日曜日だった―街の通りで、ひとりの少年が殺されるまでは。衆人環視のなか、実の母親が、息子を斧で叩き斬ったのだ。だが、この残虐な事件は単なるきっかけにすぎなかった。
この日を境に、世界は一変してしまった。すべての大人が、いっせいに子供を殺しはじめたのだ!
『超音速漂流』
ジャンボ飛行機が誤射されたミサイルによって狙撃される。機長は死亡。
無酸素により脳に損傷を起こした乗客がゾンビ化、生き残った乗客が繰り広げる決死のサバイバル展開はハラハラドキドキです(・∀・。)
誤射されたミサイルがジャンボ旅客機を直撃した。機長は死亡し、乗客が酸欠により凶暴化するなか、無傷の生存者たちは必死で生還をめざすが、地上では事故の陰蔽のために生存者もろとも機を墜とそうとする計画が進行していた。
おわりに
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
ぜひパンデミック小説ならではのワクワクとゾクゾクを味わってみてください!
よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ