イヤな後味がたまらない、真梨幸子さんのおすすめミステリー小説をご紹介です。
真梨幸子さんといえばイヤミスの旗手として有名。イヤミスとは、読後にイヤーな後味が残っちゃうミステリー作品のこと。
真梨幸子さんの作品はだいたいイヤミスばっかりです。
ですので、このイヤーな後味が好きな人なら真梨幸子さんの作品はだいたいハマりますよ( ^ω^ )
特に有名なのは『殺人鬼フジ子の衝動』ですかね。ミステリー好きなら読んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな真梨幸子さんの作品の中でのおすすめ作品を選びました!
どれもイヤな気分になりますし、女性のドロドロ恐ろしさが非常に上手く描かれております。怖いです。
どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『女ともだち』
同じマンションで同じ日に殺された二人の女性。この事件の真相をルポライターの楢本野江が解き明かしていくというミステリー作品。
いやー、女の人の怖さを描くのが相変わらずお上手です。ゾクゾクしちゃいます。
ドロドロしたストーリーも面白いですが、その真相も格別。もうホラーです。
同日に同じマンションで、二人の独身キャリアウーマンが殺された。一流企業のOLだった被害者の“裏の顔”とは? 二つの殺人をつなぐ接点とは?
2.『四〇一二号室』
高級マンションの四〇一二号室で暮らす人気作家の三芳珠美。一方同時期にデビューし成功した彼女を妬んでいる根岸桜子。そしてある日、珠美がマンションから転落し、、、
この二人の女性作家をメインとした恐ろしすぎるストーリー。女性の嫉妬怖し。
安定の後味の悪さですが、ただそれだけでなくミステリー小説としてしっかり楽しませてくれます。騙された。。(´Д` )
タワーマンションの最上階、四〇一二号室に暮らす人気作家、三芳珠美は、人生の絶頂にいながら満たされずにいた。ある日、古本屋の老婆に「あなたに」と古い写真を見せられるが、そこには見知らぬ赤ん坊の姿が写っていて…。
3.『人生相談。』
新聞に掲載されている人生相談を軸にした連作短編集。
一見なんの関係もなさそうなバラバラの人生相談に隠された驚きの真実とは、、という展開。
登場人物が多く時系列もバラバラなため、読んでいる途中で時間を空けてしまうと混乱しがちなので一気読みがベストです。
登場人物や時系列をしっかり理解しながら読むと面白さ倍増ですよ(=゚ω゚)ノ
昔のあの出来事、セクハラにあたるのでしょうか?…西城秀樹が好きでたまりません!占いは当たるのでしょうか…すべては“あなたの悩み”から始まった―。
4.『深く深く、砂に埋めて』
恐るべき美貌をもった女優の野崎有利子に魅せられ、堕ちていく男達を描いた作品。なぜ男達はこんなにも有利子に魅せられてしまうのか。
有利子の魔性っぷりも凄いし男の方も逆に凄い。狂っていますなあ。。
殺人事件が絡んでくることもあって一応ミステリー作品なのですが、やっぱりホラー。怖いですo(`ω´ )o
「今夜も、そして、明日も、あなたとこうしていたい」。ただ、本能の赴くままに、天衣無縫に生きる一人の女。そして翻弄される男たち。その行く末はあまりに惨く、悲しい結末だった。
5.『みんな邪魔』
「青い瞳のジャンヌ」という少女漫画を愛する女性たちによって結成された「青い六人会」が織りなすドロドロミステリー。
女性の嫉妬、見栄、妬みなど満載のいかにも真梨幸子さんらしい作品です。
なんという恐ろしい女子会でしょうか。女子会がどういうものかよく知りませんが、こんな気持ちの悪い女子会はご勘弁を。
ミステリーとしても面白く、アッと言わせてくれる仕上がりになっています( ^ω^ )
少女漫画『青い瞳のジャンヌ』をこよなく愛する“青い六人会”。噂話と妄想を楽しむ中年女性たちだったが、あるメンバーの失踪を機に正体を露にし始める。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
真梨幸子さんの描く女性の恐ろしさ、そしてこのイヤ〜な読後感をぜひ味わってみてください( ´ ▽ ` )ノ
よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ