図書館をテーマにしたぜひ読んでほしいおすすめ小説をご紹介!
みなさんは図書館をよく利用されるでしょうか?
私は本をよく読むようになってから図書館の素晴らしさに感銘を受けております(/ _ ; )
といっても最初の頃は本は絶対買って読みたいと思っていたのですが、あまりに本をたくさん読むため、置き場所も金銭的にも非常に困っていたのです。
それを一気に解決してくれたのが図書館!もっと早く利用していれば良かったです( ´ ▽ ` )
さて、今回おすすめさせていただきたいのは、《図書館》を舞台にした小説です。
図書館ならではの本や人との出会い。これらの作品を読むと本をもっと好きになって、図書館にも行きたくなっちゃうような作品ばかりです。
また、本屋さんを舞台にした小説とはまた違った面白さがあるのです。本屋さんでは本屋さん、図書館では図書館ならではの味わいと世界観を楽しむことができます。
それでは、どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『図書室のキリギリス』
離婚したことをきっかけに、高校の図書館で司書として働くことになった主人公。
そんな彼女が本を通じて様々な人とふれあい奮闘していくほのぼのストーリー。
司書という立場からみた図書館の光景が非常に面白く興味をそそります。
図書館に訪れる人々にもそれぞれの個性があるのですね。
もちろん楽しいことばかりでなく、学校の図書室で働く大変さや取り巻く環境の厳しさなども伝わってきますが、それもまた面白い( ^ω^ )
バツイチになったのを機に、資格を持たない“なんちゃって司書”として高校の図書室で働きはじめた詩織。
慣れない仕事に戸惑うものの、生徒たちと本の橋渡しをしたり、謎めいた本の来歴を調べたりするうちに、次第に学校司書の仕事にやりがいを覚えるようになる。
2.『れんげ野原のまんなかで』
ほのぼのした雰囲気が漂う図書館で起きる不思議な謎を解決していく5編からなる短編ミステリー。
あっと驚くミステリー!とかではないですが、図書館ならでは謎や雰囲気を存分に楽しめます。こういうほのぼのミステリーもいいですなあ。
読みやすさもストーリーの面白さもバッチリですよ( ´ ▽ ` )ノ
新人司書の文子がこの春から配属されたのは、のんびりのどかな秋葉図書館。ススキ野原のど真中という立地のせいか利用者もまばら、暇なことこのうえない。しかし、この図書館を訪れる人々は、ささやかな謎を投げかけてゆく。
3.『図書館の神様』
心に闇を抱えている高校教師の主人公は、なぜか文芸部の顧問をやることになってしまった。
この主人公が、文芸部の「垣内君」と触れ合うことで自分の中の何かが変わり成長していくストーリー。
もうホントに実に良い作品です。読後感も爽快で心温まって実に気持ちがいいです。後味悪い小説を読んじゃった場合はすぐさまこの作品を。
「垣内君」もすごくいいキャラをしていて、主人公との掛け合いが読んでいてニヤニヤしちゃいます( ´▽`)
思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問になった。…「垣内君って、どうして文芸部なの?」「文学が好きだからです」「まさか」!…清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、思いがけないことばかり。
4.『おさがしの本は』
図書館のレファレンスコーナー(本を探したりする相談所)で仕事をする和久山隆彦が、図書館にまつわる謎を推理していく5編からなる短編小説。
しかも図書館が廃止の危機に。どうする和久山!
レファレンスコーナーの仕事の大変さと面白さがよくわかります。実際にこんな感じだったら毎日飽きなそうですね。
ミステリーとしても非常にライトで気軽に読めます。まったーりしながら読んじゃってください(=゚ω゚)ノ
和久山隆彦の職場は図書館のレファレンス・カウンター。利用者の依頼で本を探し出すのが仕事だ。だが、行政や利用者への不満から、無力感に苛まれる日々を送っていた。
5.『晴れた日は図書館へいこう』
本が大好きな小学生のしおりちゃんを主人公とした、図書館にまつわる日常の謎と出会い成長していく心温まる連作短編集。
児童書ということですが、大人の私が読んでも非常に楽しめました。しおりちゃんの優しく純粋な気持ちが、大人になってしまった自分の心に余計に響きます(つД`)ノ
本と人を大切にしよう。そして、晴れた日は図書館に行こう。そんな風に思える作品です。
茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。そこでは、日々、本にまつわるちょっと変わった事件が起きている。
6.『ツクツク図書館』
’’つまらない本’’しか置いていないという不思議な図書館の物語。登場人物も個性的で不思議な人たちばかり。
というか世界観そのものが不思議で謎に包まれています。そこが面白いのです。
ありえないことが普通に起こっちゃう現実ば離れした世界。
それでもこんな不思議な図書館に行ってみたいワクワクが抑えきれなくなってしまう( ^ω^ )
つまらない本しか置いていないツクツク図書館は、運び屋、語学屋、戻し屋ちゃん、と職員もへんてこぞろい。そこにある秋、ひとりの着ぶくれ女がやってきた。
7.『サエズリ図書館のワルツさん』
ほとんどの文書が電子化し、紙の本が超貴重となった近未来でのサエズリ図書館の物語。このサエズリ図書館に来る人々と、図書館の司書を務めるワルツさんの日々を描きます。
もしかしたらあり得るかもしれない紙の本の消滅。
便利なのはわかっているが、なかなか電子書籍に馴染めない私にとってそんな世界私は耐えられない(つД`)ノ
本の数だけ人の’’想い’’が存在する。紙の本が好きな人にこそ読んでいただきた作品です。
本が手の届かないほど遠くにあると思っていたこと。本が母と娘を繋ぐ絆であったこと。本が祖父への畏れであり、忘れ得ぬ思い出であったこと。そして、強すぎる願いゆえに、たった一冊の本すら手放せないこと。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
これらの作品を読むと本や図書館をもっと好きになれちゃいます。図書館を普段利用されない方も、行きたくなってしまうのではないでしょうか( ´ ▽ ` )ノ
どうぞ参考にしていただければ幸いです。それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
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