【噂】荻原浩さんの超面白いおすすめ小説5選

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ぜひ読んでほしい荻原浩さんのおすすめ小説を厳選しました!

 

荻原浩さんの作品は、ドキドキのミステリー小説などもあれば、サラリーマンを主人公としたエンターテインメント小説など、幅がひろーいのが印象的です。

なのでジャンルに偏らず、毎回新鮮な気持ちで読書を楽しめるのです!

しかもジャンルや設定は違えど、一貫する面白さ。ミステリにしろエンターテインメントにしろ、’’面白い’’ということだけは変わらないのです( ´ ▽ ` )ノ

 

今回はそんな荻原浩さんの本当に読んでほしいおすすめ小説を厳選しました!

どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ

 

目次

『噂』

『女の子の足首を切り落としてしまう’’レインマン’’が出没している。だけどこの香水をつけていれば大丈夫。』という噂を流して口コミで流行らせ、香水の売り込みを狙う広告会社。

しかし、偽の噂だったはずが本当に足首を切り落とされた少女の遺体が発見されてしまう。

ミステリーとサスペンスのバランスが絶妙。ハラハラドキドキ、先が気になりすぎて一気読みしてしまいます。

ラストの衝撃はヤバイです。

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。

『メリーゴーランド』

のんびり公務員の啓一が、突如、大赤字テーマパークを再建することに?!

全体的にコミカルな感じですが、笑いあり涙あり、頑張るお父さんと家族の描写がすごくいいです。

心温まる感じもするし、元気をもらえて前向きになれるような。とにかく’’いい小説’’なんです!(=゚ω゚)ノ

過労死続出の職場を辞め、Uターンしたのが9年前。啓一は田園都市の市役所勤務。愛する妻に子供たち、あぁ毎日は平穏無事。…って、再建ですか、この俺が?

『神様からひと言』

食品会社に再就職した主人公サラリーマンが、とある理由で’’リストラ要員収容所’’とも言われる「お客様相談室」に異動になってしまった。

個性豊かなキャラクター、コメディ要素も取り入れつつ爽快感も楽しめちゃうエンターテインメント作品。

いやー面白いです。しかもなんか元気も出ちゃいます( ´ ▽ ` )ノ

大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。

『僕たちの戦争』

現代のお気楽フリーターである若者と、太平洋戦争中で飛行訓練をしている若者が、時空を超え入れ替わってしまった!というストーリー。

こんなことになってしまったら当然周りもパニックになりそうですが、この二人は顔が瓜二つで周りの人たちも気がつかない、、

とにかくこの設定によって、この先二人にどんな展開が待っているのかが気になりすぎてページをめくる手が止まりません!かなりシリアルな展開になりそうですが、実は笑えちゃったりもします(=゚ω゚)ノ

そして考えさせられます。はたして、どちらが幸せなのかと。

“根拠なしポジティブ”の現代のフリーターと、昭和19年の「海の若鷲」にあこがれる軍国青年が時空を超えて入れかわった!それぞれの境遇に順応しつつも、ふたりはなんとか元の時代に戻ろうとするが…。

『誘拐ラプソディー』

お金もない!家もない!女もない!とかなりダメダメな主人公。人生に諦めて自殺しようと思ったところ、なぜか誘拐に発展。多額の身代金を手に入れて一発逆転しようとしますが、、

この犯人、実に憎めません。主人公だけでなく他の登場人物までもみんな良いキャラをしていてそれだけで楽しいです。

ストーリーは面白いしテンポもよく読みやすい。笑って泣けちゃうヒューマンドラマも描いたユーモアたっぷりの逃走劇です!( ^ω^ )

伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし

最後に

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

荻原 浩さんの、ユーモアありコメディあり、スリルもあってドキドキしちゃう面白い作品の数々!ぜひ読んでみていただけたら嬉しいです( ´ ▽ ` )ノ

よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。

それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

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この記事を書いた人

年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。 ipadでイラストも書いています。ツイッター、Instagramフォローしてくれたら嬉しいです(*≧д≦)

コメント

コメント一覧 (16件)

  • タイトルに惹かれて 冷蔵庫を抱き締めて という本で 荻原浩さんに出会いました。この作者は男性?女性? と気になって検索していて このページにたどり着きました。
    本作品での女性目線の凄さに感動しました。是非、お勧め本を読んでみようと思います。

    • コメントありがとうございます!
      いやあほんと荻原浩さんの女性目線は凄いですよね!いつも感心してしまいます。『冷蔵庫を抱きしめて』は私も好きな作品です!!
      参考にしていただけて本当に嬉しいです!ありがとうございます(つД`)ノ

  • 私の№1は誘拐ラプソディー、神様からのひと言です。ドラマ化もされていますが、もう一度見たいです。

    初期のころの作品もおすすめです。オロロ畑でつかまえてとか・・・・

    やっと直木賞受賞はうれしい限りですね。

    • ちーらんさんこんにちわ!
      誘拐ラプソディー、神様からのひと言、どちらも素晴らしいですよね!(゚∀゚〃)
      ああ〜オロロ畑も大好きな作品です!他にも好きなたくさんあって5作品に絞るの大変でした。。
      直木賞受賞『海の見える理髪店』もほんと良い作品でしたね(ノД`)
      わたしも嬉しかったです!

  • はじめまして。
    ふと書店で萩原浩さんの文庫本を目にして多少興味は持ったものの、萩原作品は初めてでどれを読んだらいいのか判らず何も購入しませんでした。
    萩原作品超初心者におすすめの作品を何か教えて頂けると嬉しいです。
    ちなみに最初にパラパラとめくってみたのは“あの日にドライブ”という作品です。

    • ミンミン蝉さん初めまして!
      コメントをいただけて大変嬉しいです。
      確かに最初って難しいですよね。とてもわかります。
      そうですね、、
      荻原さんの作品をまだ1度も読んだことがない方に1作品だけオススメするとしたら、やはり『誘拐ラプソディー』ですかね(●´∀`)
      面白さも読みやすさも抜群で、荻原さんらしさがとても出ている作品です。
      ちなみに『誘拐ラプソディー』は私が一番最初に読んだ荻原さんの作品で、そこから荻原さんにハマりました。
      ぜひ、気に入っていただければ嬉しいです。
      ちなみに『あの日にドライブ』も面白い作品ですので、ご安心くださいね(●´I`)

  • いやあどの作品をとっても期待を裏切ることはありません
    未読というだけでその文庫買っても後悔なし
    この作家の頭の中はどうなっているんでしょうか
    真のエンターテインメントは彼のためにあるでしょう

    • いやあ、どの作品も面白いってすごい事ですよね。
      「未読というだけでその文庫買っても後悔なし」、本当にその通りだと思います。
      新刊が出ても何のためらいもなく安心して買えますもんね(●´I`)
      これからもずっと荻原さんの作品を読み続けて行きたいです。

  • 「砂の王国」が一番のお気に入りです!
    本当におもしろい作品でした!

    • 「砂の王国」!私も好きです!
      宗教がらみの作品はなぜあんなに面白いんでしょう。
      しかも〈宗教を作る側の視点〉というのが余計に引き込まれますよね。そしてまさに「砂の王国」と呼ぶにふさわしいラスト。。

  • お久しぶりです! 突然ですが「砂の王国」の作中での名言はどのようなものがありますか?
    あと、「噂」をこのサイトで見て興味がわいたので買ってみました!まだ途中なのですが、ラストの衝撃がどんなものかとても楽しみです!

    • お久しぶりです〜(´∀`*)
      「砂の王国」の名言ですか?!
      うーん、、いくつかあったと思うんですけど、いま砂の王国が手元になくて確認できないんですよねー(泣)すいません。。(´;Д;`)
      おっ『噂』いいですねえ!興味を持っていただいてありがとうございます。
      ぜひラストの衝撃を、、、、っと、あんまりハードルを上げすぎないほうが良いですね。笑
      ぜひ楽しんでいただければと思います!

  • こんにちは。いつもこちらで次に読む本を探しています。大変参考にさせてもらってます。
    でも年間300冊なんてとても真似できそうにないです…一日2冊くらい読むと頭が混乱するというか…とりあえず年間100冊ペースで頑張りたいです。
    ところで「噂」を読みました。ラストの衝撃…なんでしょうこの胸の奥にひろがるモヤ~~とした感じ…鬱展開じゃなくて鬱ラストていうんでしょうかね…。最初にこれを読んだので、結構ほのぼのハートフル系も書かれていると知って驚きました。
    う~んこのモヤモヤ引きずりそうです…。警察がかっこよく活躍してスカーッとするミステリはないですか?

    • あまよりさんこんにちは!参考にしていただけているようで、本当にありがとうございます。
      いえいえ、私も最初はあんまり読めない方で、でもたくさん読んでいるうちにだんだん量が増えていった感じなので、まずは年間100冊ペースでも十分だと思います。
      『噂』のラストはね、完全にイヤな後味が残るやつですよね。オススメしてすいません笑。
      そうそう、荻原浩さんはむしろ、ほのぼのハートフル系の方が多い作家さんで、『噂』のような作品の方が珍しいです。ぜひ、他の作品で心を温めていただければと思います。
      お、それでしたら、
      横山秀夫さんのD県警シリーズ第一弾『陰の季節』(警察小説好きにはたまらない本格シリーズ)
      月村了衛さんの機龍警察シリーズ第一弾『機龍警察』(警察小説でもあり近未来冒険アクションでもある大人気シリーズ)
      今野敏さんの『隠蔽捜査』シリーズ
      内藤了さんの藤堂比奈子シリーズ第一弾『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』(女性捜査官が主人公のグロホラーミステリ)
      逢坂剛さんの『百舌の叫ぶ夜』(ドラマ化もした人気シリーズ)
      辺りはいかがでしょう。非常に面白い作品ばかりですよ。
      ただスカーッっとするかと聞かれると、難しいです。笑
      今書いていて思ったんですが、警察小説で読後感が気持ち良い作品ってあまりないんですよね……。そうしてもある種の「重さ」が残るというか…。
      一応参考にしていただければ幸いです(ノω`*)

      • さっそくありがとうございます!
        機龍警察はこちらの紹介で二作目まで読みました!確かに戦闘シーンはスカーッとするのですが、各人が抱えているもの、敵の大きさなどが重くて読後感は確かにスカーッ!ではないですね(笑)
        D県警シリーズも好きですが、横山さんて綺麗ごとを書かないでありのままの警察とか捜査とかを見せてくれている感じでこれもスカーッ!とはいきませんねぇ…(笑)
        むしろ、犯罪とそれを捜査する人たちの物語にスカーッ!は有り得ないのかもしれませんね…。無茶ぶりしました
        今後も更新楽しみにしておりますので、頑張ってください!ありがとうございました!!

        • すでにお読みでしたか!ありがとうございます(ノω`*)
          そうなんですよね。警察小説ってやっぱりある種の重みが魅力的な為、スカーッ!みたいな作品てあまりないんですよね。すいませんお力になれず……。
          こちらこそありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします!

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