今回のテーマは
『誘拐』
です!!( ´ ▽ ` )ノ
ミステリー小説といえば殺人事件をメインとした作品が多いですが、’’誘拐’’をメインとした作品も忘れてはいけません!
ミステリー小説の中でも’’誘拐’’をテーマにした作品はまた特別な味わいがあるのですo(`ω´ )o
’’誘拐ミステリ’’と一言にいっても、ハラハラドキドキのスリリングな作品や、ユーモアたっぷりで笑ったり出来ちゃう作品など様々なんですよ〜!
そんな誘拐ミステリの中で、これは超面白い!と思える’’傑作’’を厳選しました!
どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『大誘拐』
誘拐もの作品の最高傑作とも言われるほどの面白さを誇る定番の名作。
誘拐ミステリでありながら、ユーモアに溢れており非常に楽しくほのぼの読めるのです。なによりメインとなる3人の犯人や人質に取られた老女のキャラクターが抜群。誘拐犯だというのに全く憎めません。
ストーリーそのものだけ見ても納得の面白さ。誘拐もの関係あらず、小説好きとして必読の一冊です(`ω´ )
三度目の刑務所生活で、スリ師戸並健次は思案に暮れた。しのぎ稼業から足を洗い社会復帰を果たすには元手が要る、そのためには―早い話が誘拐、身代金しかない。雑居房で知り合った秋葉正義、三宅平太を仲間に、準備万端調えて現地入り。
2.『99%の誘拐』
過去に誘拐された経験を持つ犯人が、復讐としてたった一人で完璧な誘拐計画をたて実行します。
スピーディな展開や読んでいて’’楽しい’’と思わせてくれるエンターテインメント性も十分で、またコンピューターを使った鮮やかで完璧なまでの誘拐計画が実に爽快。カッコイイのです。
難しいことは考えず、シンプルに誘拐とストーリーそのものを楽しんでください。
岡嶋二人の代表作!末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。
3.『明日天気にしておくれ』
続いても岡嶋二人さん。
競馬界を舞台とした誘拐ミステリ。そう、誘拐されるのは人ではなく馬である。
3億2千万円のサラブレッドの仔馬が盗まれた!身代金は2億円!ということなのですが、実はその誘拐は、、、
完璧なまでのストーリー構成、素晴らしいです(つД`)ノ次から次へと起こる展開、テンポの良さ、キャラの魅力、鮮やかなトリック。競馬に興味がなかろうが全然面白い。
競馬界を舞台にしたミステリーの最高傑作。北海道で3億2千万円のサラブレッド「セシア」が盗まれた。脅迫状が届き、「我々はセシアを誘拐した」で始まる文面は、身代金として2億円を要求してきていた。
4.『人間動物園』
大雪によって町が麻痺する中起きた幼児誘拐事件。被害者宅には盗聴器が仕掛けられ、警察も身動きが取れない。
不審な被害者の母親、相次ぐ犬や猫の謎の失踪には一体何の関係が?
張り巡らされた伏線、テンポの良いストーリー、二転三転する展開でグイグイ引き込まれます。当然、意外な結末も∑(゚Д゚)
記録的な大雪にあらゆる都市機能が麻痺するなか、汚職疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。被害者宅の至る所に仕掛けられた盗聴器に、一歩も身動きのとれない警察。
5.『造花の蜜』
誘拐ものの中でも特に先が全く読めなかった。
華麗なトリック連続、張り巡らされた伏線、犯人はおろか犯人の行動も意味不明。一体何のための誘拐なの?と、とにかく気になることばかりで一気読み。
いやーいい騙し方です!やられた!
歯科医の夫と離婚をし、実家に戻った香奈子は、その日息子の圭太を連れ、スーパーに出かけた。偶然再会した知人との話に気をとられ、圭太の姿を見失った香奈子は、咄嗟に“誘拐”の二文字を連想する。
6.『ゲームの名は誘拐』
副社長の葛城にプロジェクトを外された主人公が、葛城の娘を利用して身代金3億円を要求する’’狂言誘拐’’を行う。
この作品は完全な犯人視点で物語が進みます。だからこそ面白い。
東野圭吾さんの安定した抜群の読みやすさとスピーディな展開が相まって、’’ページをめくる手が止められない’’という感覚が味わえます( ´ ▽ ` )ノ
敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。“ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。
7.『一の悲劇』
名探偵’’法月綸太郎’’シリーズの誘拐ミステリ。
サクサク進むテンポの良さ、巧妙な仕掛け。知らない間に著者の世界に取り込まれ、最後はまんまと騙される。
まさに一の悲劇。この意味をご堪能ください( ^ω^ )
「あなたが私の息子を殺したのよ!」山倉史郎は狂乱する冨沢路子の前に絶句した。それは悲劇的な誤認誘拐だった。犯人は山倉の子と誤って、同級生の路子の子を拉致したらしい。
8.『さらわれたい女』
とある女に’’夫の愛を確かめたい’’という理由からと「私を誘拐してくれ」と頼まれた便利屋。完璧な計画によって見事に誘拐は成功。しかし一件落着と思いきや、今度は依頼女性が殺されてしまった。
結局のところ’’なぜ女性が殺されたのか’’が気になってページをめくる手が止まりません。
ストーリー構成もテンポもトリックも素晴らしい!後半の怒涛の展開にはテンション上がります!o(*゚▽゚*)o
「私を誘拐してください」小宮山佐緒理は潤んだ瞳で俺の手を握りしめた―。報酬は百万円、夫の愛を確かめるための“狂言誘拐”を頼みたいというのだ。便利屋の俺は完璧なプランを練り、見事に“誘拐”を成功させる。
9.『リミット』
連続誘拐事件を担当していた婦人警官の有働公子だが、なんと自分の息子も誘拐されてしまい自体は思わぬ方向に。しかもその誘拐事件には臓器売買も関わっていて、、
かなりリアルな情景描写で感情移入が半端なく、我が子を誘拐された母親の気持ちが痛いほどに伝わって来るんです。私は母親でもないのに。
物語のスケールも大きく、結局最後どうなっちゃうの?!という気持ちで最後までハラハラしながら一気読み出来ます(=゚ω゚)ノ
連続幼児誘拐事件の謎を追う警視庁捜査一課・特殊犯捜査係勤務の有働公子。婦人警官でなく、一人の母親として事件の当事者となってしまった彼女は、わが子を取り戻すため、犯人のみならず警視庁4万人を敵にまわすことに…。
10.『誘拐ラプソディー』
この作品、実はミステリー作品ではないのです。でも最高に面白い。
金なし家なし女なし、の三拍子揃ったダメダメな伊達秀吉。もうダメだと自殺しようと思ったところ、ひょんなことから誘拐をして多額の身代金を手に入れようと試みるが、、。
憎めない誘拐犯のユーモアたっぷりの逃走劇。テンポの良いストーリー展開と魅力的な登場人物、ヒューマンドラマも楽しめちゃう笑って泣けるいい作品です( ´ ▽ ` )ノ
誘拐をテーマにしながらも、硬くならずニヤニヤしながら読めちゃいます!
伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
誘拐ミステリといっても、ハラハラドキドキな作品だったり、ユーモア溢れる面白い作品だったりと様々です。
参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
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