今回は高木彬光さんのおすすめミステリー小説をご紹介しちゃいます。
高木彬光さんの作品の好きなところは、やはり古典的で古き良きミステリー感があるところでしょうか。
見立て殺人のように人の殺し方が特殊だったり、天才名探偵が登場したりと、とにかくワクワクさせてくれるんです( ´ ▽ ` )ノ
また、名探偵・神津恭介を生み出したのも大きいですよね。名探偵といえば神津恭介という方も多いのではないでしょうか?
そんなわけで今回は高木彬光さんの超おすすめ作品を厳選しました!
どの作品もホントに面白いです!どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『人形はなぜ殺される』
まず人形を被害者に見立てて破壊し、その後その人形と同じように殺人を行う犯人。なぜわざわざこんなことをするのか?
まあまず人形で見立て殺人をするという設定が好きすぎます( ´ ▽ ` )ノ
そしてそのトリックと驚きの真相にはかなりの衝撃を受けます。まさに’’人形はなぜ殺されるのか’’?が気になって一気読みしてしまいます。
衆人環視の中で、施錠されたガラス箱から突如消えた“人形の首”。その直後の殺人現場には、無惨な首なし死体と、消えたはずの人形の首が転がっていた。それは名探偵・神津恭介への挑戦状なのか…。
2.『白昼の死角』
戦後まもなくを舞台とし、鮮やかすぎる詐欺の数々を行った天才詐欺師をメインとした犯罪小説。
詐欺師なので当然悪人なのだけど、その華麗なる天才っぷりは読んでいて爽快。かっこいいです。
頭脳戦や心理戦が好きな人にはピッタリかもしれない。
その明晰な頭脳に物を言わせ、法の盲点を巧みにつき、ありとあらゆる手口で犯罪を繰り返す〃天才詐欺師〃鶴岡七郎。警察の追及の手からも最後まで逃げ通した鶴岡の、数々の悪行がこの小説には記されている。
3.『刺青殺人事件』
高木彬光デビュー作にして、名探偵・神津恭介初登場の作品。
胴体がない死体や密室殺人、巧妙な心理トリックなど、ゾクゾクさせてくれる猟奇的な展開がたまりません。
古典ミステリの傑作。
・【高木彬光】神津恭介シリーズのおすすめ紹介!順番に方が良いの?
野村絹枝の背中に蠢く大蛇の刺青。艶美な姿に魅了された元軍医・松下研三は、誘われるままに彼女の家に赴き、鍵の閉まった浴室で女の片腕を目にする。それは胴体のない密室殺人だった―。
4.『能面殺人事件』
完全な密室状態で発見された死体と残された呪いの能面。という古典的でミステリらしいミステリ。大好きです。
表題作「能面殺人事件」の他に、短編「第三の解答」「大鴉」も収録。この二つの短編もめちゃ面白いのでかなり贅沢な一冊です(=゚ω゚)ノ
資産家の当主が、寝室に置かれた安楽椅子で死んでいた。現場は完全な密室状態で、死体には外傷がなかった。傍らには呪いを宿すという鬼女の能面が残され、室内にはジャスミンの香りが妖しく漂っていた。
5.『呪縛の家』
謎の宗教団体をメインに、予言通りに起こる残虐で怪奇な連続殺人を描きます。
「宗教団体」「予言」「密室」「見立て殺人」「天才名探偵」など、ワクワクするようなミステリ要素満載!面白くない分けないでしょう。
そしてこの作品は’’読者への挑戦’’として書かれています。あなたは見破れるでしょうか(私は当然無理でした( ´▽`))。
“今宵、汝の娘は一人、水に浮かびて殺さるべし”紅霊教教祖の孫娘は、湯槽の中で血まみれとなって殺され、予言は的中する。だがそれは、呪われた一族に襲い来る悲劇の序章に過ぎなかった…。
最後に
というわけで、今回は高木彬光さんのおすすめミステリー小説をご紹介させていただきました。
高木彬光さんの作品は、古き良きミステリらしいミステリ作品が多いので、そういう古典的なミステリー小説が好きな方にはピッタリですよ〜!
参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
コメント
コメント一覧 (1件)
高木作品は40冊位は読んだと思いますが、代表作と言われなくても、人蟻、ゼロの蜜月、追跡など傑作ばかり、恐るべき作家すね