赤川次郎さんといえば、ほとんどの人が真っ先に思い浮かぶのが「三毛猫ホームズシリーズ」ではないでしょうか。
その読みやすやと猫が主人公という面白さから、ミステリ好きの人たち中でも大人気のシリーズです。
中でも個人的に一番好きなのは、やっぱり『三毛猫ホームズの推理』ですかね〜。子供の頃読んだ時の衝撃が凄かったです。未読な方はぜひ読んでみてください〜( ´ ▽ ` )ノ
とまあ、三毛猫ホームズシリーズは基本的にすべて面白いので、今回は赤川次郎さんの、三毛猫ホームズ「以外」のおすすめ超オススメ作品を厳選しました〜!
どれもめっちゃ面白いのに、イマイチ知名度がない気が、、、
どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『マリオネットの罠』
「赤川次郎最高傑作」との呼び声が高いサスペンスミステリー作品です。
地下に監禁されていた女性を助けてあげてから起こる連続殺人。犯人はやはりあの女性なのか。
初っ端からグイッと引き込まれる展開で、全く飽きないままラストまで一気読み必須です(=゚ω゚)ノ
“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない”…森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?
2.『死者の学園祭』
視聴覚室の裏の一室に忍び込み、とある映像を見てしまった3人の女生徒。その3人が次々に何者かに殺されていく。彼女たちの見てしまったものは一体なんなのか?
とても読みやすくサラッと読めるし、ラストの展開は予想外。
真相の暴き方も面白い。「死者の学園祭」ってそういうことね。。
ミステリー好きの真知子が東京の自然あふれる高校に転校してくると、クラスメイトたちに、おそろしい事件がつぎつぎとおこる!?
3.『ひまつぶしの殺人』
とある5人家族を中心とした物語なのですが、その家族構成が面白い。それぞれ「泥棒」「殺し屋」「弁護士」「詐欺師」「刑事」の職業についており、その事実を知っているのは次男だけ。もうこの時点で面白い。
テンポも良ければユーモアたっぷりで描きながらもハラハラドキドキするし、非常に楽しませてくれる作品。
何気に家族愛にも心打たれちゃいます( ´ ▽ ` )ノ
いっけん平凡な五人の家族。そのじつ彼らはそれぞれ、泥棒、殺し屋、詐欺師、警官である。家族全員の正体を知るのは、次男の弁護士・早川圭介ただひとり。
4.『黒い壁』
サラリーマンである’’利根’’は、大学時代の友人から「ベルリンの壁のかけら」を貰う。しかしその日から利根の周りで不可解な出来事が起こり始める。「ベルリンの壁のかけら」の恐るべき真相とは、、
次から次へと起こる怒涛の展開。最初っから最後までノンストップで面白いサスペンスホラー。
サスペンスホラーというだけあってドキドキしっぱなし。暗い歴史の謎をも描いた壮大なスケールの作品です(・ω・)ノ
サラリーマンの利根貞男のところに、大学時代の友人・野川卓也が訪ねてきた。野川は「この十年間、ドイツに行っていた」と言い、利根にドイツ土産の「ベルリンの壁のかけら」を渡して去っていく。
5.『裁きの終った日』
とある大富豪が殺された。その犯人がわかった探偵役が犯人の名を口にしようとした瞬間に殺される。というまさかの探偵役が初っ端に殺されるという展開だから面白い。
複雑でドロドロな人間関係や殺人事件が起きようとも、サクッと軽い気持ちで読めてしまうのが赤川次郎さんの魅力。
そうくるか、、と思わせるクライマックスも見所です( ^ω^ )
大富豪が殺された。高名な犯罪研究家が事件を解明しようとしたその時、犯人と名乗り出た娘婿はナイフで研究家の心臓を一突きに!この事態を皮切りに一族を巡る企みは回り出す。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
赤川次郎さんの作品は非常に軽く、殺人が起きても気軽に読めてしまうのが良いですね( ´ ▽ ` )ノ
よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
コメント
コメント一覧 (7件)
この特集を見て、私を読書に導いてくれた作家の一人が「赤川次郎」だった事を思い出しました。随分ご無沙汰しちゃってたんですが、また読んで見ようと思います。
ちなみに私のオススメは、
「僕らの課外授業」
「世界は破滅を待っている」
の2作です。
Kingfish さん!
「僕らの課外授業」「世界は破滅を待っている」どちらも良いですよね!
入れようか迷いましたもん、、
読書するきっかけを作ってくれた作家さんって特別ですよね。ぜひぜひまた読みましょう!(*>∀<) コメントいただけて大変嬉しいです。ありがとうございます。
kingfishさん!
「僕らの課外授業」をぜひ読んでみたいです(><)
ありがとうございます!!!
読書感想文で赤川次郎さんの作品に出合いました!
私は、「ふたり」「えんじ色のカーテン」「死者の学園祭」が読みやすかったように感じました!!!
きよよんさん!それは素晴らしい縁ですね!
「ふたり」「えんじ色のカーテン」どちらも面白いですよね(´∀`○)
しかし私がミステリが大好きなために、今回ご紹介した作品も大きくミステリ作品に偏ってしまいました。。
毎度おじゃまします。
「マリオネットの罠」読了しました。
この作品は、ずっと見逃していました。が、どこのサイトでも高評価なので読んでみた次第。
赤川氏の作品はどちらかと言えば
「女子高生が組長になる」「探偵がいきなり死ぬ」「お茶くみの事務員が社長になる」
「泥棒と刑事が夫婦」など設定自体がおもしろいのですが、この作品は全く違っていたので、
びっくりでした。設定ではなくお話しで読ませる作品ですね。
そういえば三毛猫ホームズシリーズも一作目はシリアスだったことを思い出しました。
赤川氏といえばユーモアミステリーの先駆というイメージだったんですが、
初期はこんな作品も書いていたんですね。
ちなみに私のお気に入りは「顔のない十字架」です。
毎度ありがとうございます!
そうそう、赤川次郎さんといえばそういうユーモアのある設定が多い中、マリオネットはシリアスな展開ばかりで興奮したのを覚えています。
他にも『魔女たちのたそがれ』や『黒い森の記憶』などユーモアとは程遠いサスペンスな作品が大好きです。
おお!顔のない十字架!ユーモアに溢れていて、サクサク読めて、かつ面白い赤川次郎さんらしい作品ですよね(´∀`*)