『ミスター・メルセデス』- スティーヴンキング初のミステリ作品!ドラマ化された人気シリーズの1作目

ホラーではかなり名の知れた小説家であるキングですが、ミステリとして初めて発表したのが『ミスター・メルセデス』です。

こちらはビル・ホッジス三部作の1作目で、シリーズ化されたものの1つ目です。

また、『ミスター・メルセデス』は同名で犯罪テレビドラマシリーズとしてアメリカで公開されています。(ドラマは小説3部作であるミスター・メルセデス、ファインダーズ・キーパーズ、任務の終りを1つのドラマシリーズとしてまとめています)

2017年から2019年までの間にシリーズ3まで公開されており、日本ではAmazonでも見る事の出来る人気作です。

そんなドラマでも大人気だった作品の記念すべき1作品目の原作『ミスター・メルセデス』の魅力やあらすじをたっぷりご紹介いたします。

スティーヴン キング『ミスター・メルセデス』のあらすじ

主人公は警察を定年してうだつのあがらない日々を送っていたホッジズ。

そんなホッジズの元に届いたのは、殺人犯からの一通の手紙だった。

殺人犯は、なんと車(メルセデス・ベンツで盗難車)を暴走させて八人の命を奪って消えたという猟奇的な犯行をしていた。

そんな殺人犯がホッジズに挑戦状をたたきつけたのだ。

捜査の途中でチームを組んだのは賢い黒人少年のジェロームと、心に傷を抱えて病んでしまったひとりぼっちで寂しい生活を送る中年女性のホリー。

一見何の関係も共通点もない3人のチームだったが、捜査とともに団結力を見せていく・・・?

果たして猟奇的殺人をした犯人の意図は?ホッジズたちは犯人に勝つことが出来るのか?

犯人と刑事の日常が交互に進むという変わったミステリを是非楽しんでもらいたい。

最初から犯人がわかっているという展開のストーリーです。

あらすじだけ見るとハチャメチャなストーリー展開に見えますが、定年して引退したホッジズだからこそ、ジェロームとホリーだからこそ、キャラクターとストーリーが活きてくるストーリー展開です。

後半になるにつれて本を読む手が止まらないので是非期待していただければと思います。

スティーヴン キング『ミスター・メルセデス』の口コミ【読者の感想】

ではこの作品を実際に読んだ方からの感想や口コミをご紹介いたします。

読者A

ストーリーはテンポよく進み読みやすいです。犯人探しをするよりもキャラクター描写がうまく、個人的には元警官vs歪んだ殺人犯の追跡劇を楽しめる物語になっています。
スティーブンキングが得意とするホラーよりもサスペンス要素が高い作品です。
隠居生活を送る老刑事の元に、かつて逮捕しそこねた連続殺人犯からの挑戦状が。
老刑事はプライドを賭けた追撃戦を開始する、といった内容。
今までホラー作家のイメージが強かったキングのミステリーということで期待したが、それに違わぬ出来で疾走感と共に楽しめた。

読者B

読者C

ペットセマタリーで有名なキングの作品という事でどれだけ怖いものなのかと読んでみたが、実際はスカッと駆け抜けるミステリ作品で思わぬところで収穫があった。
途中で挫折することなくしっかりと読めるように、中だるみしない印象が強く、読み終わった後良い疲れが来たのが良かった。
正直洋書はあまり得意ではなかったのだが、これは日本人である私たちも楽しめる作品だったと思う。
犯人が最初からわかっていて追いかける展開がとにかく面白い。映像化したのもうなずけるかなと思った。キングにとっての初めてのミステリということでわくわくして読んだが、とても面白かったし、本当にこれでミステリ1作目!?という完成度だった。
犯人が最初からわかっていて追いかける展開がとにかく面白い。映像化したのもうなずけるかなと思った。

読者D

皆さんが共通して感じたのは「疾走感」「駆け抜ける」などのスピード感でした。読み終わった後の心地よい疲れってとにかく快感ですよね。

ホラーだけでなくミステリでも読者の皆さんの心を掴むキングの力量のすばらしさがよくわかる口コミでした。

ドラマからみても小説から見ても楽しめる型にはまらないミステリ!

キングはホラーの中ではかなり口が悪いキャラクターや、素行の悪い人、思考回路がどちらかというとサイコパスな人を描くのが得意とされています。

そして、あまり共通点のない人同士のストーリーが点と線でつながっていく手法もかなりお上手なんです。

それがミステリ作品として昇華されたとき、キングの良い面がふんだんに使われて、才能を遺憾なく発揮していると感じます。

もともとホラーの時からゾクゾクとしつつも次の展開が気になるストーリー作りの天才でしたから、それがミステリになっても変わらず、むしろ良い部分として疾走感を増して私たち読者に襲い掛かってきます。

主人公たち3人組も一見ただのデコボコトリオなのですが、彼らだからこそフルパワーを使って成果が得られたのだと思いますし、彼らだからこそ成り立つストーリー展開だったのだと、読み終わってから納得することでしょう。

2作目も3作目も口コミはかなり良く、アメリカのドラマシリーズでは一部小説とは違うものの、大筋ではストーリー展開が合っているので、小説を読んだ後に映像化として楽しみつつ、どこが違うのか、頭の中のイメージと照らし合わせてどっぷりハマっていただきたいです。

小説が苦手な人でもキングの作品は頭の中に映像として想像しやすく、どっぷりハマってしまうことでも有名なので、本が苦手で敬遠している人でも楽しめる作品となっています。

1作品目でハマった人はノンストップで次作以降も読み進めていけますので、是非世界観に浸かってみてください。

そして、キングの作品のメインジャンルはホラーなので、この作品からホラー作品にもハマっていく可能性もありますね。

数あるキング作品の中でも非常におすすめなので、時間があるときにまとめて読破してみてください!

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