松岡圭祐さん(まつおかけいすけ)といえば「万能鑑定士Q」というシリーズが有名ですが、その他にもたくさんのシリーズ作品を書かれています。
そして見事にどれも面白くてですね、しかもたくさんあるものだから一度ハマると長〜い時間楽しめちゃうんですよ。
で今回は、そんな豊富な松岡圭祐さんのシリーズ作品の中で私が特にオススメしたいシリーズを選びました!
他のシリーズも面白いけど、特にこのシリーズは優先的に読んでみて!って感じです。
ぜひぜひ、参考にしていただければ幸いです(´∀`*)
1.『万能鑑定士Qシリーズ』
松岡さんのシリーズで最も有名でしょう。
天然美少女・凜田莉子(りんだ りこ)が主人公となり、「万能鑑定士」として様々な事件を解決していく大人気シリーズです。
「人が死なないミステリー」としても有名。ですが人が死なないからと言って、決して退屈なミステリーではないのです。
私は基本、殺人が起きまくるミステリー小説ばっかり読んでいますが、このシリーズがつまらないと思ったことはありません。
莉子の論理的思考(ロジカルシンキング)による推理、事件に使われるトリックとその真相は読み応えたっぷり。このシリーズでしか味わえない驚きがあります。
そして何と言っても、主人公・凜田莉子の魅力。読み始めてたちまち彼女の虜になってしまったのを覚えています。
このシリーズが大人気なのも、ミステリーが面白いだけでなく、彼女の素晴らしい魅力が大いに影響しているでしょう。
東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。
2.『特等添乗員αシリーズ』
上に紹介したQシリーズの姉妹編。
ドジっ子添乗員・浅倉絢奈を主人公とした人気シリーズです。
Qシリーズの凜田莉子は論理的思考(ロジカルシンキング)なのに対し、αシリーズの浅倉絢奈は「ラテラル・シンキング(水平思考)」を駆使して事件を解決していく。
簡単に説明すると、「ラテラル・シンキング」は理論や固定概念にとらわれない自由な発想、って感じかな。
この推理の仕方がとっても面白いんです。主人公の浅倉絢奈もやっぱり魅力たっぷりだし。
前もって「Qシリーズ」を読んでおくと「αシリーズ」を120%楽しめるようになりますよ(*゚∀゚)=3
掟破りの推理法で真相を解明する水平思考──ラテラル・シンキングに天性の才を発揮する浅倉絢奈、22歳。
新人ツアーコンダクターとして国内外を飛びまわる彼女は、旅先で発生するトラブルから難事件まで、予想もつかない手段で瞬時に解決する。
3.『探偵の探偵シリーズ』
悪徳探偵の探偵をすることになった紗崎玲奈の活躍を描きます。
悪い探偵の探偵になって悪行を暴く、って感じですね。探偵VS探偵となったら頭脳戦などがメインになるのかな、と思いきやかなりバイオレンス内容。びっくりです。でも面白い。
上にご紹介した「Qシリーズ」と「αシリーズ」に比べ、ハードボイルドな展開でスリルあふれる作品となっています。
スピード感がありサクサク読めるものの、読み応えは濃厚。
紗崎玲奈の抱える闇は深く、「Qシリーズ」と「αシリーズ」の主人公たちとはまた別のタイプの魅力を持っています。
中堅調査会社が併設する探偵養成所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という彼女には、自分から言えぬ過酷な過去があった。
4.『探偵の鑑定シリーズ』
さあやってまいりました。
「万能鑑定士Qシリーズ」の凜田莉子と、「探偵の探偵シリーズ」の紗崎玲奈が共演を果たす最高のシリーズです。
どちらのシリーズも好きな私にとって夢の共演でした。もうこれだけで読んで見たくなるに決まっています。
境遇も性格も全く異なる莉子と玲奈。この二人が出会った時、一体どんな化学反応を起こすのか。
当然ながら、「Qシリーズ」と「探偵の探偵シリーズ」を両方読んでからこのシリーズに取り掛かりましょう。
もはやこの「探偵の鑑定シリーズ」を読むために、Qシリーズと探偵の探偵シリーズを読んできてほしいくらいです。
美女目当てに大金が舞う秘密交際クラブで、超高級バッグのバーキンを囮にした連続詐欺事件が発生。対探偵課探偵・紗崎玲奈は、証拠品のバーキンを鑑定する万能鑑定士・凛田莉子の危機を救う。
5.『千里眼シリーズ』
他のシリーズ作品を読んでいた時も存在は知っていたんですけど、なかなか手を出さなかったんですよ。
「なんか、表紙がタイプじゃないなー」って。
でも累計500万部突破の人気シリーズとか書いてあるし、一巻だけでも読んでみよーかなーって。
で、一巻を読んで思いました。
そりゃ人気出るわ!!おもしろ!!
表紙絵で判断してはいけません。一巻読んだらシリーズ一気読みしちゃうタイプのやつです。
臨床心理士をしている主人公・岬美由紀が怪しい過激派宗教団体と対決!っていう一巻なんですが、もうね、ハリウッドのアクション映画を見ているみたいなんですよ。『ミッションインポッシブル』『ダイハード』とか。
まさにアクション映画の主人公といった感じで、岬美由紀が不死身のスーパーウーマンすぎて最高です。
これまでご紹介してきたシリーズとはタイプが全然違いますが、これはこれでとっても面白いです。ぜひ試しに一巻を。
おわりに
最後までありがとうございました!
松岡さんの作品は本当に「読みやすい」ので気軽に手に取りやすいし、長いシリーズですけどスルスルっと読めてしまうのも良いところです。
今回ご紹介できなかったんですけど、上記のシリーズ作品を面白いと思っていただけたなら『水鏡推理』シリーズもおすすめですのでぜひご参考に(*´ω`)
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