Kindle Unlimitedおすすめ小説まとめ!無料で読み放題【随時更新】

さて、今回はKindle Unlimitedで読み放題のおすすめ小説をご紹介させていただきます。

Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は、Amazonが提供する、月額課金制の本読み放題サービスです。

月額980円で、対象の本がいつでもどこでも読み放題になります。

Kindle端末だけでなく、iPhoneやAndroid端末などから読むことができます。

読書好きにはたまらないサービスですよね。

本の一冊の値段を考えても、月980円なら月に1〜2冊でも本を読んだら、お得になっちゃいます(*’▽’*)

目次

初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能

しかも、初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能なんです!期間終了後は月額980円ですが、いつでもキャンセルできます

つまり、初めて無料登録すれば、今回オススメする小説が30日間無料で読み放題ってことなんです!素晴らしすぎませんか!こんな素晴らしいサービスいいんですか!Amazonさんありがとう!

もちろん30日無料期間中に解約すればお金もかかりません。

 

Kindleのアプリをまだダウンロードしていない方はこちらからどうぞ!

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というわけで今回は、Kindle Unlimitedで読めるおすすめの小説をどどーんと紹介しちゃいます!

ぜひぜひ、この機会にKindle Unlimitedを体験しちゃってくださいな(*´꒳`*)

 

注意
Kindle Unlimitedは、定期的に対象作品のラインナップを変更しています。 「ここで紹介していた本が、昨日まで読み放題だったのに今日から有料になってる!」という事もよくありますので、ダウンロード前に必ずチェックしてくださいね。

また、30日無料体験が可能なのは、初めてご利用する方のみ対象です。ご注意とご理解の方をよろしくお願いいたします。

という事なので、もし読みたい小説があれば、有料になってしまう前に早めに読むことをオススメします!

MEMO
Kindle Unlimitedは、定期的に対象作品のラインナップを変更しています。そのためこの記事も定期的に更新し、読み放題が終わってしまった作品は削除し、新しく読み放題になった作品を追加していきますのでご了承くださいませ。

歌野 晶午『葉桜の季節に君を想うということ』

元私立探偵、現「なんでもやってやろう屋」の主人公は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪徳霊感商法の調査を頼まれます。

その折に、主人公は自殺を図ろうとする麻宮さくらと運命の出会いをはたす。

読者が絶対に騙される、冒険恋愛ミステリー

タイトルからは恋愛ものを予想するかもしれません。

確かに物語には恋愛要素もあります。

しかしメインは壮大なトリック、読んでいる最中に感じた小さな違和感たちが最後に全て回収され、あっと驚かされる大どんでん返しです。

主人公が探偵として奮闘する姿、畳み掛けるような展開には息を飲まされます。

読むと必ず騙される、そして何度も読み返したくなる、そんな体験をしたい方はぜひ一度読んでみてください。

森見 登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

黒髪の乙女に好意を寄せる先輩は、あらゆる場所で彼女の姿を探します。

しかし彼女は、よく会う先輩に「奇遇ですね」と言いその気持ちには気づきません。

そんな二人は個性ある人々や珍事件に巻き込まれていきます。

ファンタジーのような不思議な学生恋愛物語

彼女と先輩の視点が交互に描かれ、非常に不思議な世界観です。

現実にあり得そうでありえない、夢のような出来事ばかり起こります。

そんな空間で二人の関係が進んでいき親のような友達のような温かい気持ちで読むことができます。

独特な文体とクセのあるテンポが気持ちよく、登場人物のはちゃめちゃさには笑わされます。読了後は出会いの素晴らしさに憧れ、夜の街に歩きに行きたくなります。

乾 くるみ『イニシエーション・ラブ』

1980年台後半、代打で呼ばれた合コンでマユという女性に出会った主人公。

やがて二人は恋に落ちていきます。甘く、ときに苦しい恋愛を描いた青春恋愛ミステリー小説です。

ただの恋愛小説と侮るなかれ、人間を描くミステリー小説

甘酸っぱい気持ちと共に、読み進めるにつれ現れる小さな違和感。

そして恐怖。最終的にその違和感はどんどん大きくなり、最後には全てがつながります。

結末を予想しながら読んでも必ず騙される物語。読み返すと新たな発見もあり、何度読んでもここまで楽しめる物語は滅多にありません。

派手な演出はありませんが、これも立派なミステリー小説です。

人間の怖さを描いた側面もある衝撃の結末、ぜひその目で確認してみてください。

乾 くるみ『セカンド・ラブ』

1983年の元旦、主人公は会社の先輩と訪れたスキー場で春香に出会い、付き合い始めました。

しかし春香にそっくりな美奈子という女性が現れ、主人公の気持ちは二人の間で揺れ動いていきます。

【素直に騙され、読めば読むほど楽しめるトリック】

二人の女性の間で揺れ動く主人公を描いた恋愛小説、かと思いきや。

あまたの伏線とミスリードを盛り込んだとても重厚なミステリー小説です。

最後のどんでん返しの連発と予想できない締めくくり方、そんな驚きの結末は、読む人の感性のよってさまざまな解釈を与えてくれます。

女性の怖さと襲いくる薄寒さ、思わず目を背けたくなります。

読み終わった後に、友人やネット上の感想を尋ねるのも楽しいのではないでしょうか。

乾 くるみ『リピート』

現在の記憶を持ったまま10ヶ月前に戻れるという夢のような「リピート」の誘いを受けた男女10人は、疑いつつも人生のやり直しに挑戦します。

しかし彼らは次々と不審死していきます。

自分ならどうするかを深く考えさせられる

10ヶ月前に戻る「リピート」をした者のみが死んでいく不可解な事件、犯人はいったい誰なのか、そして何の目的なのかというのがこの物語の焦点です。

読者はもちろん犯人や目的を推理しながら読み進めていくのですが、この物語の結末はきっとあなたの予想を超えてくるでしょう。

ありえない設定なのに、現実にあるかもと思わせるようなリアリティある文章。

時間の有限さと人間の選択の重要さを知れる、惹きつけられる一作です。

6、伊坂 幸太郎『クジラアタマの王様』

製薬会社に1本のクレーム電話が寄せられます。

広報部員である主人公は、後からそのクレームに対応しようと思いましたが、ある男が訪ねてきて、主人公の人生は思わぬ方向へと向かいます。

夢と現実世界がリンクする、予言のような物語

主人公、人気アイドル、県議会議員、この3人が出会いこの不思議な物語は始まります。

3人はパラレルワールドとも呼べるモンスターが現れる世界に迷い込み戦います。

勝敗により現実世界にも影響が出始め、夢と現実の間にいるような奇妙な感覚を味わうことができます。

小説中に漫画パートが混ざるという新しい試みもあり、効果的な表現も含めて非常に読み進めやすい一冊。

ファンタジーなのに現代社会に切り込んだ内容も圧巻です。

貴志祐介『クリムゾンの迷宮』

主人公がある日目覚めると、紅色の岩に覆われた世界にいました。

いつの間にか持っていたゲーム機には「火星の迷宮へようこそ、ゲームは開始された」というメッセージが映されています。

リアリティのあるデスゲームの最高傑作

この物語を一言で表すのなら「ミステリー系デスゲーム」です。

主人公を含め9人の男女が生存と賞金をかけて戦う、王道の設定ながらも、人間同士のリアルで生々しい争いに夢中になること間違いなしです。

生きるか死ぬかの過酷な生活を生き抜く主人公に感情移入をしていまします。

最後まで緊張感を持って読むことができ、のめり込むとはまさにこのことでしょう。

息つく間も無く物語の世界に浸りこめる一冊です。

貴志祐介『硝子のハンマー』

介護サービスを運営する会社の社長が撲殺死体で発見されました。

監視カメラには誰も映っておらず殺人現場は密室、容疑者の無実を信じ、弁護士と防犯コンサルタントが謎解きをはじめます。

解決までの道のりに引き摺り込まれていく

弁護士が主役とだけあって、殺人事件を解決していく過程は合理的かつ論理的。

用意周到であり緻密な殺人計画を練った犯人を、推理で追い詰めていく様子は実に爽快。

防犯コンサルタントも良い味を出しており、根本的な善人でない一面がとても魅力的です。

結末では、悲惨な境遇の犯人が一体誰なのか辿り着くのですが、予想外の人物に衝撃が走ることでしょう。

推理ものとしても人間考察ものとしても秀逸であり、非常に面白い作品です。

貴志祐介『鍵のかかった部屋』

元空き巣狙いの会田は偶然甥が練炭自殺をした現場に居合わせました。

現場は完全な密室状態でしたが、弁護士と防犯コンサルタントは計画的な殺人事件を疑います。

密室オンリーの頭を使って読める短編集

この物語は、密室トリックをテーマにして、弁護士と防犯コンサルタントの二人が謎を解く短編が4つ収録されています。

トリックがメインなので犯人は初めから割れていることも多く、読者は密室の謎に集中して読むことができます。

なぜ密室にしたのか、どうやって密室を生み出したのか、主人公の二人が論理的に、そして確実に謎を説いていく姿は圧巻です。

密室の謎に挑戦したい人は是非推理しながら読んでみてください。

貴志祐介『狐火の家』

ある旧家で中学生の長女が殺される事件が起きました。

現場は密室ですが、弁護士と防犯コンサルタントの二人が謎解きに挑みます。

表題作ほか4篇を収録した、密室トリック短編集です。

ダークな雰囲気とトリックを楽しむ

密室に焦点を当てた、トリック中心のミステリー短編集です。

短編ということで、テンポが良く気軽な気持ちでサクサク読むことができます。

笑える要素も多く、探偵ものとしてかなりの面白さ。

4種類の密室設定を楽しめるのでお得感もあります。

どうやって密室にしたかだけでなく、なぜ密室にしないといけなかったかというところまで描かれており読み応えは十分。

謎解きをしながらゾクっとする体験をしたい人は必見の一冊です。

郷内 心瞳『拝み屋郷内 怪談始末』

作者は東北の山中で拝み屋を営んであり、普段から怪異に触れて過ごしています。

そんな作者が聞いた話や体験した話を盛り込んだ、怪談短編集です。収録されている話は全て実際にあった話です。

読まなきゃよかったと思うほどのリアルな恐怖

ちょっとした怪談から、しっかりとした長さの怪談まで様々な話が収録されています。

作者の文章がとても巧く、無駄のない文章から感じられる恐怖は他では味わえないほど。

どの話も実話ばかりで、フィクションにはない迫り来るような恐ろしさを体験できます。

落ちも起承転結もない分ゾッとする何かがここにはあります。

怪談好きの人も楽しめる新鮮さ、是非手に取って欲しい一冊です。

小松 左京『霧が晴れた時 自選恐怖小説集』

空襲で焼け出された少年が世話になる屋敷で見た恐怖の真相を描く「くだんのはは」、謎の生物と神話世界の交わりをを描いた「黄色い泉」などを収録した、傑作ホラー短編集です。

ただのホラーではない、癖揃いの傑作たち

この短編集には10以上の話が収録されており、ホラー好きなら一度は目を通しておきたい本とも言えるでしょう。

この作者の特徴として、ただのホラーではなく、ホラーを題材とした上でSFや戦争ものを交錯させています。

人間の感情がこれらの要素と絡まり、予想のつかない展開へと発展していきます。

本能的な恐怖が刺激され心地の良い怖さがあなたを襲うでしょう。

ホラーが苦手だとしても避けずに読むべき価値のある良作ばかりです。

横溝 正史『悪魔の手毬唄』

四方を山に囲まれた村で、主人公の金田一耕助は手毬唄通りに殺された死体に遭遇します。

現場に残されているのは不思議な暗号、事件の真相を探るうちに20年前の事件も浮かび上がってきます。

重厚で複雑で美しい本格推理小説

一見猟奇的に見えるこの殺人事件に出くわした金田一耕助。

推理していく上で、昔の事件など様々な出来事に直面していきます。

一見関係のない出来事にも思えますが、最後の最後で全てがつながり結末を迎える展開には驚かされます。

多くの伏線とミスリードが含まれており、ねりにねった設定に騙される事間違いなし。

あなたも金田一探偵の気持ちになりきって読み進めてみてはいかがでしょうか。

横溝 正史『犬神家の一族』

信州財界で一番の権力を持つ犬神財閥。

その創始者は、相続者たちの戦いを予想したような遺言状を残して亡くなりました。

遺言に翻弄される争いは主人公の金田一耕助を巻き込んで大きくなっていきます。

知名度に負けず劣らずの傑作推理小説

この物語が執筆されたのは今から何十年も前です。

しかし現代社会にも通ずるものがあり、今読んでもとにかく面白いです。

昭和の慣習やその土地の雰囲気、そして莫大な遺産を前にしての人間の葛藤や心情描写。

金田一探偵の活躍も十分で、あらゆるジャンルにおいて名作です。

展開が複雑なのも魅力であり、読了後はなんとも言えぬ達成感に浸れるでしょう。

推理ものとしては世界に誇れる傑作と言えます。

15、横溝 正史『女王蜂』

月琴島に住む源頼朝の後継である大道寺家に、不気味な脅迫状が舞い込みます。

それは美女である大道寺智子に対して、彼女が女王蜂であるという内容。

彼女の護衛を依頼された金田一耕助はこの謎に挑みます。

【人間の感情を中心に置き、美しさに惑わされる人間を描く】

この物語は美女である智子を中心に繰り広げられます。

彼女に求婚する男たちとの恋愛要素もあり、推理ものとしてのトリックももちろん面白いのですが、恋の行方についても楽しむ事ができます。

事件の真相にも恋愛が絡んでおり、歪んだ愛に翻弄される登場人物たちに引き込まれていくでしょう。

もちろん最後のどんでん返しも秀逸の一言。

この小説でしか味わえない読後感を得る事ができ、非常に面白い一冊です。

飴村 行『粘膜人間』

小学生ながらに2m近い巨体を持つ弟からの暴力を恐れた兄二人は、弟の殺害を計画しました。

しかし父親までも蹂躙されるようになり、村の外れに住むある男たちに殺害を依頼することになります。

圧倒的情景描写に、きっと慄かされる

この作者は独特な文章を使い、それがなんともクセになります。

話の内容はホラーにエロとグロ、感情を直接鷲掴みにして揺さぶってくるような怖さがあります。

圧倒的な文章力と表現力で、想像を裏切る展開。

好き嫌いが分かれる作品ですが、恐怖に対する荒々しい描写には惚れ惚れしてしまいます。

作者の才能に驚愕し、人間の汚い部分を描く力には震えてしまうのではないでしょうか。

読む際には是非覚悟を持って読んでみてください。

飴村 行『粘膜蜥蜴』

国民学校初等科に通う生徒二人はある日、同級生である総合病院の院長の息子の家に招待されます。

自宅に併設された死体安置所に連れて行かれた二人は驚愕の事件に巻き込まれていきます。

作者の才能が十二分に発揮された奇才小説

壮大なストーリーと圧倒的な文章力、ミステリーとして一級品な物語です。

伏線の散りばめ方がうまく、推理ものとしてもとても楽しめます。

グロテスクな面もあり、文章としても脳に映る映像としても楽しめます。

世界観が狂っていてとにかく衝撃的なシーンの連続。

そこらの小説では味わえない感情の変化を体験する事ができます。

普通の小説に飽きた人は是非最後まで読んでみてください。

コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬 新訳版 シャーロック・ホームズ』

イギリスの旧家バスカヴィル家の当主が遺体で発見されました。

その現場にはなぜか巨大な猟犬の足跡があり、この謎に名探偵シャーロックホームズが挑むことになります。

【怪しい登場人物を相手に王道推理を楽しむ】

言わずと知れた不朽の名作シリーズ。

舞台となる地では魔犬伝説があり、当主や領主は不審死をしてしまうそうです。

登場人物たちは全員が訳ありげであり、読み進めるにつれて不気味な緊張感に覆われていきます。

そして終盤にはホームズがこの不気味な謎を解き明かしていく、まさに王道かつ爽快な展開です。

推理小説の金字塔とも呼べる当作品は大人も子供も楽しんで読む事ができます。

有栖川 有栖『朱色の研究』

臨床犯罪学者である男は、教え子から未解決殺人事件の再調査を依頼されます。

友人で推理作家である主人公に依頼をすると、殺人を示唆する電話が入り、そしてその電話の通りに殺人が行われました。

【夕日の朱色がありありと浮かんでくる美しさ】

タイトルにもあるように「朱色」がメインです。

教え子は夕日オレンジ色を恐れ、プロローグでは夕日の描写、さらには夕日を愛する人間まで出てきて、読者に強烈な朱色の印象を与えてきます。

夕日というキーワードで未解決事件を解決に導く主人公はとても魅力的にも見えます

。美しく淡麗な描写、後半の急展開、そしてトリック。

あらゆる角度から読者を楽しませようという気概を感じ、ワクワクしながらよみすすめることができます。

20、伊与原 新『リケジョ!』

貧乏大学院生である主人公は、人見知りながらに成金令嬢の家庭教師をすることになりました。

小学生である彼女は、化学が大好きで主人公のことを「教授」と呼び慕いはじめます。

そんな二人が、不思議な事件を科学の力で解決していきます。

【理系の話で謎を解決する可愛いバディ】

リケジョという名前だけあって、文中には様々な理系用語が出てきます。

理系に親しみのある人ならそれだけでも楽しく読めるのではないでしょうか。

ストーリーもホップで面白く、気軽な気持ちでスイスイ読めます。

大学院生である主人公が物理学の難しい話をすると、小学生の少女が謎の答えに辿り着く、まさに可愛いバディのような関係。

そんな二人が魅力的であり、やりとりを見ていて温かい気持ちになります。

推理もの、バディものが好きな人には是非読んでもらいたいです。

柳 広司『ジョーカー・ゲーム』

大日本帝国のスパイ養成学校“D機関“によるスパイ小説の短編集です。

いわゆるスパイ養成所に集められたのは陸軍出身ではなく一般大学出身で、ずばぬけた洞察力や記憶力など特殊な能力をもつ天才的な若者たち。

横浜・上海・英国といった地で起こる事件や謎が描かれます。

規律を徹底して守り、任務をひたすら淡々とこなしていくスパイたちですが、唯一名前の出てくる結城中佐の先を読んだ策謀がとても深遠で秀逸です。

とにかくクールに描かれる人物である一方、最後に少しだけ人間味を出しているところが味わい深いですね。

単純な事件解決だけではなく、探偵業務や敵からの脱出など、話によっては推理以上の面白さがあり、その世界にグイグイと引き込まれていく一冊です。

アニメ化もしましたが、アニメでは描ききれなかった部分が細かく表現されていたり、意識していなかった描写にも気付かされたりと、ネタバレは分かっていても非常に楽しめるものとなっています。

乙 一『GOTH 僕の章』

なんともおぞましい小説で、よくもまあこんなサイコパスを思いつくなぁと嘆息するような作品です。

『僕の章』は「リストカット事件」「土」「声」の3編。

前編の夜の章より、後編の僕の章のほうが圧倒的に面白く、傑作と言えるのではないでしょうか。それだけトリックのレベルが違うと言えます。

「リストカット」は自殺の方ではなく、字面そのままの犯罪です。夜の章とのリンクで事件の視野が広がります。

「土」は猟奇的な殺人に向かう人物の心情はこのようなものなのか、という感覚を味わえます。登場人物が全員可哀想だなといういたたまれない気持ちになります。

3編目「声」は衝撃作。ゾクゾクとドキドキが同居し、一気に真の恐怖へ引きずりこまれます。さらにミステリの醍醐味まで味わえる傑作です。

小池 真理子『墓地を見おろす家』

墓地に囲まれているが格安のマンションを購入した家族を襲う様々な正体不明の怪異と、奇妙な出来事の数々。

ホラーの定番要素が詰まった物語です。

目に見えない何かから、じわじわと攻められる感覚が恐ろしく、かつ、何かしらの手がかりを掴み対処したり、謎を解明したりといったことのどちらも、当事者ははっきりと知ることが叶いませんでした。

登場人物たちがその現象の原因について調べても分からない恐怖、結局のところ抗う術がない、という絶望に満ちた小説ではあります。

読者としては、なぜそのような現象が起きたのか興味として知りたいものの、しかしその不透明さ自体が本作の真髄のようにも感じられます。

最初と最後にある入居者募集の違いが未来の悲劇を想像させます。

10.若竹 七海『遺品』

若竹さんの3作目は遺品整理にまつわるお話です。

地方のホテルで、かつてその地で自殺した女優兼作家の曽根繭子展覧会が企画されました。

繭子に纏わる遺品の数々。それをコレクターしていた愛人・大林一郎の繭子への異様なまでの執着。

彼によって偏執的に蒐集された関連品の調査が進むに連れて、ホテルでは怪現象が多発して

ホラー作品なのですが、めちゃくちゃ怖いとか、おどろおどろしい、という感覚はそれほどありません。

むしろ、はじめはミステリー、中盤はホラー、ラストはファンタジーとテイストが展開してうまくまとまった感じもあります。

主人公とその周囲に迫りつつある奇怪な出来事に、早く次が読みたい。真相が知りたいという気持ちにさせてくれるストーリーです。

滝川さり『お孵り』

生まれ変わりを題材にした土着ホラーです。

主人公の恋人の田舎は生まれ変わりを信じ肯定する村落で、主人公自身もその輪廻の渦中に巻き込まれていく

かなりの確率で生まれ変わりが起こり、十歳くらいで解消されるとはいえ、自分の子供が死去した村人として振る舞うというのは恐怖というかおぞましさを感じさせます。

更に転生を存続させる為のからくりはある種、狂気の沙汰。

村の秘密、恋人の秘密、救い手である山羊原さんの秘密。サックリ読める文体の巧さが恐怖をいささか薄めてくれてはいますが、それでも怖いです。

公的な組織にオカルト対策課があったり、の作中に出てくる人物は人並みならぬ身体能力を持っていたりとなかなか面白い要素が詰め込まれています。

ミシェル・バークビイ『ベイカー街の女たち ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿』

シャーロック・ホームズの正典へのオマージュといえる作品で、夫人コンビの事件簿シリーズ第1弾です。

ベイカー街221Bに住んでいるのはホームズとワトソンだけではなく、大家のハドソン夫人がいるわけですが、そのハドソン夫人がワトソンの夫人と組んで、ホームズの手から零れたある事件の解決に乗り出すという話です。

1889年の春のロンドン。ホームズに依頼を断られたシャーリー夫人は、事実無根の脅迫状に怯えていました。

下宿屋おかみのハドスン夫人とワトスン博士の妻メアリーは、路上生活を送るBSIを協力者にし、数多の犠牲者を生み出している唾棄すべき邪悪な男の正体に迫ります。

本典の舞台裏を描いたサスペンスで、非力な夫人コンビの捜査は危なっかしさを感じさせますが、脇役の大活躍劇といえる作品で、次作も読みたくなります。

道尾 秀介『鬼の跫音』

6作からなる短編集です。

登場人物も、性別も、時系列も違うのに、共通する「S」という名前を与えられた人物の役割や、烏や虫などの視線、そして「過去」を突きつけられた時の人間が人間でなくなる時の描写は、ホラーやミステリーなどという単純な括りでカテゴライズできない程の不気味さを醸し出しています。

どれも人間の内に潜む怖さが描かれています。

「鈴虫」は落ち着いた入りの作品で、「ケモノ」の最後で少し怪しい物語となっていきます。

「よいぎつね」で独特の世界観が強まり、「箱詰めの文字」では猟奇的な要素が。

「冬の鬼」ではまさかの結末に驚き、 そして「悪意の顔」ではいい意味で嫌な終わり方をします。

さまざまな要素が詰まった、道尾さんらしい短編集です。

阿刀田 高『自選恐怖小説集 心の旅路』

阿刀田高の自選ホラー短編集で、計13篇を収録。ホラー初心者から上級者まで満足できる作品集です。

とにかく不思議な話が満載。1冊の本なのに、何冊もの本を読んだようで得した気分に。そして次はどんな話か楽しみになります。

とっつきやすい(入り込みやすい)アイデアと静かな語り口が合わさって、不思議な読後感と、ある意味安堵に近いような恐怖を得ることができます。

阿刀田さんらしく現実的な情景にふと異質なものが顔を覗かせるような作品が多く、それを少し垣間見た後はまたごく日常に戻っていくという、その少しだけゾッとする感じが妙に心地よくて癖になります。

旅先での出来事を描いた作品が多いのも特徴で。旅のお供にするにも適した一冊かもしれません。

曽根 圭介『熱帯夜』

角川ホラー文庫の短編集です。

どの物語も与えられた舞台の中で最悪の結末を迎えるという徹底ぶりが良かったです。

ただし、構成が綺麗であるがゆえ、どれも途中で話の結末が読めてしまった部分はあるかもしれません。

「熱帯夜」はサスペンス・ミステリー。構成もうまいがブッチャーとか看護師の悪人っぷりの描写が妙。

近未来ディストピア「あげくの果て」。子供の夢のために仲間を売った父は息子に金を渡せないままテロで死にます。祖父も孫のために自ら死地へ赴き、当の子供は2人の行く末も知らずに海外へ。

あげくの果てに元凶の戦争など最初からなかったという、全く救いのないような話です。

「最後の言い訳」はゾンビもの。文字通り設定が“逆転”し驚いていると、そのままストーリーは突っ込みバッドエンドで終了。しかしそれが面白いという方も多いでしょう。

森山 東『お見世出し』

角川ホラー文庫より、第11回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作です。

3編からなる短編集。総じてレベルが高く、おもしろいです。京の伝統文化という強みを生かしたぞくぞくする短編ばかり。

「お見世出し」「お化け」は、舞妓はんの一人語り(京都弁)のせいもあるのか、怪談ながらもほんわかして、お伽話の雰囲気があります。

「お化け」の小母ちゃんが何者なのかがよく分からない、という部分はありつつも、その異常な外見等の他の怪異が濃密でよいと想います。

最後の「呪扇」はエグいというのかえげつないというのか、拷問系です。

決して楽しい話ではなく、内容がおぞましすぎるため読む人を選ぶかもしれませんが、そもそもホラーというジャンル自体そういうものだとも言えましょう。

坂口 安吾『不連続殺人事件』

昭和23年発表の作品だけあって、今とは随分と時代背景が異なります。

例えば、今時のミステリーとは異なるアリバイづくりが新鮮です。

今ならスマホ一台あればできるような意思疎通も、直接会わないとできないため、犯罪を行う難易度は今より高い部分も。

また、昭和ならではの男尊女卑のやりとりには、今後出会うことはないでしょう。

いずれにせよ、「古き良き正統派推理小説」と言うべき作品でもあり、現代でも十分に通用する面白さがあります。

目的のある殺人を隠すため目的のない殺人を紛れ込ませて動機や犯人の不連続さを演出するという凝りよう。

そして、動機やトリックは平凡でありながら、作中でも巨勢博士がしきりに言っていた『心理の足跡』である心理トリックに驚き、また綿密な計画殺人と突発的な殺人の巨勢博士の解決を読んだときはなるほど、と納得できます。

荻原 規子『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』

山伏や姫神を舞台とする、中学生たちが主人公のファンタジーです。

和歌山・熊野古道で暮らす中学3年生の泉水子は特別な力を持っています。

しかし泉水子は、自分がどう特別な人間なのか知らず、ひたすら友達と同じような普通の中学生であろうとし、普通の高校生になるために、地元の高校へ進学を考えます。

そんなある日、昔会ったきりの幼なじみ・深行と再会し、行動を共にすることに。

泉水子を守る宿命にあるという彼は、「どうしてこんなのが、女神だって言えるんだ」と反発していて!?

戸惑う泉水子だったが、修学旅行で訪れた東京で彼女の秘密が明らかになり…。

秘められた立場にある泉水子、三伏の系統の深行。深行の出現により内にこもっていた泉水子が変化していく様が、読んでいて心地よさを感じさせます。

横溝 正史『悪魔が来りて笛を吹く』

地方の封建的な地域を舞台にした作品が多い探偵・金田一耕助シリーズですが、今回は東京を舞台に戦後没落した旧華族内での陰湿な軋轢や抗争を取り上げた作品です。

斜陽の一族をめぐるやや重苦しい話で、貧しい食糧事情や戦時中に流通した青酸カリの悪用なども重めの印象を強めています。

毒殺事件の嫌疑や、自身を取り巻く環境の変化に耐えきれず、自殺した元子爵の椿氏。

それから数ヶ月後、彼の娘が金田一のもとを訪れ、亡くなったはずの父を見かけたと言うが・・・。

ラストの場面で作中の笛(フルート)の曲の意味が解かれ、タイトルとつながる部分はお見事です!

人物の関係性が複雑なので、頭の中で相関図を作りながら読むと良いかもしれません。

横溝 正史『夜歩く』

いかにも横溝作品的な旧家の一族と、首なし死体というおどろおどろしい雰囲気、そして意外な結末が魅力の作品です。

小金井にある古神家屋敷で首斬り死体が見つかります。凶器の日本刀は死亡推定時刻に金庫に封じられ、しかも首と胴体は別の人間でした。

中盤、金田一耕助が登場してから再び事件が起こるも、一気に展開が加速。大どんでん返しが起こり、真相に驚愕するも、すべての辻褄が合い動機には納得。

タイトルの深い意味を最後に理解した時は心が震えるかもしれません。

後から振り返ると何度も何度も同じワードが登場しており、実はそれが伏線だったと気付いたときには合点がいくでしょう。

すべての箇所に必然性があり、無駄のない作品に仕上がっています。

鈴木 光司『リング』

映画化されたこともあり、近年のホラー小説としては、最も有名といっても過言ではない作品です。

同日、同時刻に恐怖の表情を残して4人の少年少女が死にました。

雑誌記者で主人公の浅川は、その事件に不信を抱き、その原因は「呪いのビデオテープ」にあることを知り、そのビデオの作成者として、超能力者の「山村貞子」の名前を探り出します。

貞子は呪いを込めてビデオを念写していました。浅川は、「人に観させる」ことがポイントであると気づきます。呪いは伝染していくのです。

誰の家にもあるビデオテープ。「観たら呪いが伝染する」というわかり易く、かつ、身近な方法だったことが怖さを助長します。

また、れっきとしたホラー小説でありながら、緻密なルールと細部の構成が優れていて、ミステリーやサスペンスの要素も巧みに盛り込まれています。

特に、「ビデオを観てから7日間で死ぬ」という時限爆弾のような設定が効果的です。

ぜひ、文章で読む『リング』をお楽しみください。

三上 延『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』

鎌倉にあるビブリア古書堂を舞台に極度の人見知りだけど本の知識は半端ではない、という若くてきれいな店主の栞子さんを探偵役にした本にまつわるミステリーです。

そこでバイトをすることになったのが、よりにもよって本を読むと体調が悪くなる五浦くん。この二人が、古書が絡んだミステリーを紐解いていきます。

とにかく栞子さんの古書の知識がすごい、というのが注目ポイントで、 本によって、どんな人が持っていたのか、いつ出版されたのかなど、蘊蓄と言うべきいろんな話が合わさっていて奥深いです。

ほのぼのとしたストーリー、爽やかな話の展開なのかと思いきや、思いもよらぬ意外な事実が隠されていたり、なかなかにハードな展開もあったりと予想も裏切られますが、よくまとまったストーリーで最後まで楽しめるでしょう。

貴志祐介『青の炎』

主人公・秀一の家には曾根という厄介者が住み着いており、曾根は母友子から金品をせびるという、いわゆるクズでした。

曾根に対する憎悪を募らせた秀一は曾根を殺すことを決断し、警察に捕まらないための殺人計画を練り上げて実行しようとするストーリーです。

秀一は完璧と思われた計画で殺害を犯しますが、予想だにしない出来事が起こり、また新たな殺人計画に取り掛かることに…。

事件が起きてから話が進むのではなく、計画から実行まで主人公の心理状態も併せて書かれるという変わった手法で、いわゆる「倒叙推理小説」となっています。

秀一はとても家族想いの少年であるがゆえ、そんな彼が道を踏み外す悲壮感が伝わってくる話です。

また、彼を庇う同級生等の気持ちも痛いほど伝わってきます。

秀一に感情移入していまい、正直読んでいて辛いシーンもあるのですが、傑作であることには間違いございません。

松村 比呂美『女たちの殺意』

5作品収録の短編集。いずれも女性が主人公です。

5人の女が抱いた「殺意」の行方を描く、心理サスペンスが凝縮!

大切な我が家を侵食していく義姉、結婚したくてホームレスの男と籍をいれた女など、手段や動機やきっかけは様々な女たちの「殺意」がここに集います。

物騒なコトにもすべて理由と経緯があります。この作品の女性たちも平凡でありふれた日常の中で、ふと芽生えた殺意、それがどんどん葉を広げていき……。

そんなリアルな過程が描かれるサスペンスミステリー小説です!

どの話にも女性の怖さがにじみ出ていて、ゾッとするホラーのような感覚も味わえます。

共感が得られるかもしれない女性にも、女の怖さに触れてみたい男性にも読んでみてほしい1冊です。

『死んだら飛べる』

飛行機の恐怖をテーマに編まれたアンソロジー。全16編にわたって、恐怖のフライトに連れて行ってくれます。

SFやミステリー系のもの、幻想、奇想に詩もあり、リアルな恐怖を扱ったものもありと、様々な趣向の話がこの1冊に。

核戦争から超能力にゾンビまで、あらゆる「機上の恐怖」がここに詰まっています。

この作品は飛行機に乗る前、乗っている最中に読むには気を付けた方がいいかもしれません。

統計上は安全だと言われてる飛行機ですが、統計では測れない恐怖が待っていることを知ってしまうでしょう……。

ホラー作家で有名なスティーヴン・キングが編集をし、書き下ろしも掲載しています。

10編が初訳、新訳も数編あるので、海外小説のファンの方も必見の1冊でしょう!

青崎有吾『体育館の殺人』

平成のエラリー・クイーンとも呼ばれる青崎有吾さんのデビュー作にして名作。

読み味はラノベで内容はガッツリ本格、という如何にも「新時代の本格」感が素晴らしいです。

殺されたのは、風ヶ丘高校に通う放送部部長。

刺殺された彼の遺体が発見されたのは、旧体育館で密室だった…。

疑われたのは、女子卓球部部長!

嫌疑を晴らすため、学内随一の天才浦染天馬が真相解明に乗り出します。さて、彼はこの事件を解決することができるのでしょうか?

学園モノのようなあらすじですが、中身は本格ミステリー。

主人公は高校生ですが、謎解きは読んでいて引き込まれるほど圧巻です。論理展開が素晴らしいのですよねえ。

軽い気持ちで読み始めると、その本格さに圧倒されてしまうでしょう。

謎解きが大好きな人たちにおススメの作品です。

高木彬光『人形はなぜ殺される』

高木彬光氏の傑作。

ガラスの箱に入っていたはずの「人形の首」が消えた。

箱には鍵がかかっていたし、たくさんの人に晒されていたはずなのに、どうして?

そんな不思議なことが起きた矢先、とある殺人事件が起きます。なんとその現場には、首なし死体と消えたはずの「人形の首」が…!謎の事件に立ち向かうのは名探偵、神津恭介!

神津恭介シリーズの一つである本作品は、1955年に発表されました。

古い作品なので、現代のミステリーに慣れている人たちにとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、物語の根幹に関わるトリックには驚かされること間違いなしです。

また、時代観のちがいから今では絶対にできないような表現や内容も色濃く、そういった部分でも楽しめる作品です。

高木彬光『刺青殺人事件~新装版~ 名探偵・神津恭介』

江戸川乱歩が絶賛したデビュー作であると同時に、神津恭介の初登場作。

背中に大きな蛇の刺青をまとう妖艶な女性、野村絹枝に魅了された松下研三は、ある日彼女の家に行きます。

そこで彼が目にしたのは、女性の片腕。鍵の閉まっている浴室には、胴体がない死体がありました。

不可解な密室事件を解決するために立ち上がるのは、我らが神津恭介!

当時の推理小説の代名詞と言えば江戸川乱歩ですが、この作品は彼に認められたことによって出版されました。

江戸川乱歩の作品が好きで推理小説にのめり込んだ!という方は多いと思いますが、まさにそういった方たちには大変魅力的な作品でしょう。

今と比べると古い作品ですが読みやすい文章で、謎解きこそ難易度は高くありませんが、しっかりと構成された傑作ミステリーです。

高木彬光『神津恭介、犯罪の蔭に女あり 神津恭介傑作セレクション』

名探偵神津恭介に舞い込んだ、女性に関わる事件を6編収録した短編集です。

タイトルは、「死美人劇場」「嘘つき娘」「青髯の妻」「女の手」「ヴィナスの棺」「血ぬられた薔薇」です。

当時は戦後間もないので、今から考えると少々古臭く感じたり見慣れない表現があったりしますが、どの作品もしっかりと構成が練られていて非常に面白く読むことができます。

それほど凝ったものではありませんが、全体的に読みやすいため、ミステリー初心者におススメです。

また、容姿端麗な神津恭介のカッコよさに惹かれてシリーズを愛している人が多いのも事実。

各作品に登場する美女たちと、ファン多き神津恭介は一体どんな物語を魅せてくれるのでしょうか。

高木彬光『呪縛の家 新装版 名探偵・神津恭介』

名探偵神津恭介シリーズの2作目です。

1作目の『刺青殺人事件』では、天才的な謎解きと推理を披露した神津ですが、今回の作品では打って変わって犯人に振り回されることとなります。

今回の事件は、とある宗教の教祖の孫娘が殺されたことに始まります。実はこの殺人、予言されていたのです。

この事件をきっかけとして、様々な事件が起きていきます。この事件の解決のため、松下研三は神津に頼るのでした。

さて、神津は無事事件の謎を突き止めることができるのでしょうか。

前作とのギャップから、神津恭介シリーズの中ではやや評価が低い作品ではありますが、各章の統一された構成に読みやすさを感じます。

殺人予告にはじまり、殺人未遂が起き、殺人が起き、そして関係ない殺人が起きる。

この流れを断ち切るために、神津は奔走します。また、神津と松下の友情も必見です。

高木彬光『白昼の死角』

作者自身が最高傑作と言った、大長編推理小説です。

今作は、天才詐欺師と呼ばれる鶴岡七郎が起こす数々の犯罪を記しています。

推理小説と言えば、いつも探偵や刑事といった「解決する側」からの視点で書かれることが多いですが、この作品はまったく逆の視点から書かれていることが大きなポイントです。

推理小説と言うよりも、犯罪小説と言った方が正しいかもしれません。

主人公の天才詐欺師は、その驚くべくほど明晰な頭脳を大いに活用して、法の穴をくぐり数々の罪を犯していきます。

戦後間もない混乱している世の中の様子を肌で感じることができ、当時を生きた人間にした書くことのできない作品となっています。

大長編ながら、読み終えた時にしっかりと心に残るものがあるでしょう。

森谷明子『千年の黙 異本源氏物語 平安推理絵巻』

私が森谷明子さんを好きになったきっかけの作品。

舞台は平安の都、『源氏物語』を執筆中の「紫式部」が探偵役となり、日常の謎を解決していくミステリー作品です。

森谷明子さんの源氏物語への愛と主張が溢れていて、それだけでも一気に読ませるに十分。

なにより紫式部の魅力が一層増します。これほど紫式部が身近に感じられる小説のあまりないかと。

時代背景も美しく、ミステリ小説としてだけでなく一つの小説として素晴らしく面白いのです。

乾くるみ『カラット探偵事務所の事件簿 1』

『イニシエーション・ラブ』で大反響を巻き起こした、乾くるみさんの連作短篇ミステリ。

ふーん、軽めのミステリね、なんて思っていると最後に……!!!

相変わらず最後のやられた感が凄い作家さんです。

相沢 沙呼『午前零時のサンドリヨン』

高校に入学して一目ぼれした女の子は、他人を寄せ付けないオーラをまとっているが、実は凄腕のマジシャンであることを知った主人公の須川くん。

放課後、サンドリヨンというレストランでマジックの腕を磨く愛しの酉乃さんは、そのテクニックを使って学校で起きる不思議な事件を解決していきます。

そんな酉乃さんはどこか臆病で、人との距離をうまく詰められない様子。

登場人物それぞれが自分の不器用さに悩みながらも、物語を通して少しずつ成長していく青春ミステリーです。

謎解きメインというよりは、甘酸っぱい青春漫画を読んでいるような気持ちになる本作品は、酉乃さん人気が抜群に高いです。

かつて若かった大人たちは、こういう時代もあったなと思いを馳せながら、そして学生のみなさんはきっと強く共感する部分もあるのではないでしょうか?

甘酸っぱいライトな推理物をお求めの人におススメです。

大崎 梢『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』

駅ビルの6階にある書店「成風堂」で働く杏子と多絵。

成風堂に訪れる客が運ぶ謎に次々と取り組むことになる二人。

しっかり者の杏子と勘が鋭い多絵が繰り広げるのは、穏やかで心地の良い世界となっています。

ミステリー好きにはどこか物足りなさを感じるような、あっさりとした事件が多いので、本格ミステリーとは言えませんが、非常に読み口が軽くすぐに読み終わってしまいますし、後味も悪くないのが大きなポイントです。

心がスッキリとするミステリー小説ってなかなかありませんよね。

著者が元書店員ということもあり、書店員の仕事にも詳しく触れていてそういった角度からも楽しめます。

ライトなミステリー小説をお求めの人におススメの作品です!

江戸川 乱歩『孤島の鬼』

蓑浦金之助は、職場の動力である木崎初代と恋に落ちます。

彼女が捨てられた子であるという過去を受け入れて結婚を予定していた最中、密室の中で初代は殺されてしまいます。

この事件の真相を暴くために行動する簑浦ですが、その後も関係した人たちが続々と殺されていきます。

頼みの綱である諸戸と共に、謎の解明に奔走する物語です。

登場人物一人一人がそれぞれに抱えているものがあり、これを現代で明確に言葉にしたり表現したりすることはなかなか難しいのではないでしょうか。

時代と乱歩の言葉が成す残酷な現実や心情に、心が囚われてやり切れない気持ちになります。

乱歩作品の長編小説の中で最高傑作の一つ謳われる本作から、江戸川乱歩の世界に踏み入れるのも悪くないかもしれません。

江戸川乱歩『D坂の殺人事件』

明智小五郎初登場作品である『D坂の殺人事件』を含む短編集です。

表題作では、D坂で起きた密室殺人試験を主人公である「私」と明智小五郎が追求していく推理小説となっています。

ジメジメと薄気味悪い作品が多いけど、それがなんだかクセになってしまう。

当時は大正時代でまだまだ日本家屋が主流だったので、「密室」という洋風トリックがなかなか使えなかったと言います。

そんな中で乱歩が生み出したトリックは一体どういうものなのか?時代背景を考えながら読むとより楽しむことができます!

江戸川 乱歩『三角館の恐怖』

双子の兄弟に対して、「生き長らえた方に全財産を与える」という遺言を残した先代。

余命いくばくもない兄は弟に、どんな結果になっても子どもたちに平等に財産を分け与えるために、先代の遺言状の破棄と新しい契約の締結を提案します。

そんな最中、異様な姿をした人物に弟は殺されてしまいます。この事件を解明するため、弁護士の森川五郎と篠警部が立ち上がります。

この作品は、ロジャー・スカーレットの『エンジェル家殺人事件』を乱歩風に翻訳したものです。

彼が愛した作品を、彼の言葉で楽しむことができるのが最大の魅力でしょう!

大倉 崇裕『福家警部補の挨拶』

犯人の視点から犯行の経緯を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く倒叙形式の本格ミステリ。

犯人が冒頭で、犯行の経緯について語るところから物語は始まっていきます。

「最後の一冊」「オッカムのカミソリ」「愛情のシナリオ」「月の雫」の4つの作品が収録される短編集ですが、全て福家警部補によって事件の真相が追究されていきます。

無表情かつ無口な女性である福家警部補は、どこへ行っても刑事であるとは思われない外見。

福家警部補のキャラクターに惹かれてファンになった読者が大勢いるほど、魅力的です。

作者は、刑事コロンボの大ファンだそうで、本作でもその愛がはっきりと伝わってくるような物語の構成と進み方です。

魅力あふれる福家警部補と一緒に謎解きを進めていくのも楽しいです!

加納 朋子『ななつのこ』

スタンダードなミステリーは、主人公が事件に巻き込まれて、解決へ導くために奔走する…というものでしょうか。

本作は、一風変わったミステリー小説です。主人公の19歳の少女が、「ななつのこ」という短編集を買うところから物語は始まります。

彼女は、この本の作者へファンレターを送ります。そこには、日常の「謎」を添えて。

作者から返事が返ってくると、そこには「謎解き」が書かれていたのです。このやりとりを最後まで読むと…。

一つ一つのお話がよく構成されており、その精度に感動すると共に、最後はほっこりした気持ちになるような、そんな温かいミステリー作品です。

似鳥 鶏『理由(わけ)あって冬に出る 市立高校シリーズ』

ホラー?ミステリー?とある高校の芸術棟にはフルートを吹く幽霊が出る!

そんな噂のおかげで、吹奏楽部員は怯えて練習に行けなくなってしまいます。

大事な本番を控えている吹奏楽部、部長と副区長は幽霊がいないことを証明するために夜の芸術棟を見張ることに!

さらに、協力者として選ばれたのが葉山君。幽霊は本当にいるの?いないの?高校生たちが真相を暴いていく、コミカルミステリーです。

似鳥氏のデビュー作である今作は、まだまだ粗削りな部分がありますが、これが逆に登場人物である高校生たちの青臭さを引き立てているかのように思えてくるのが不思議。

二転三転と物語が動いていくのも圧巻です。暴かれた真相に、高校生なら一体どんな気持ちを抱くのでしょうか。

笹沢 左保『招かれざる客』

笹沢佐保のデビュー作とされている長編小説です。同タイトルのアガサ・クリスティの戯曲とは違う、完全オリジナル作品です。

事件は2人の人間が殺されたことに始まります。

殺されたのは裏切り者組合員と、その者の内縁の妻と間違われた女性。

事件の発端は、商産省の組合の秘密闘争計画が省側へ筒抜けになったことから、スパイが見つかったことに起因します。

問題は容疑者と思しき人物も事故で死んでしまったこと。この事件に疑問を持った警部補が、詳しく調査に乗り出します。

重厚な本格派ミステリーとして名高いように、前半はトリックやアリバイなど物語の大前提についてやや説明的なため、若干退屈さを感じるかもしれません。

しかし、想像を超える伏線に、後半の謎解きはわくわくしながら読み進めることができるでしょう。

エラリー・クイーン『Xの悲劇』

言わずと知れた、エラリークイーンの傑作。1932年に発表された、アメリカの長編推理小説です。

ドルリー・レーンが活躍する四部作の内の第一部にあたります。

事件は、ニューヨークの満員電車の中で起きます。そんな環境の中で、なんと殺人事件が起きるのです。

ニコチン液に浸された針を使った巧妙な殺人、この事件の真相を解明するために協力を仰がれたのが名探偵ドルリー・レーン、元舞台俳優の男です。

事件を追う内に、関係者が何人か殺されていきます。電車の中で射殺されたドウィットの指は、捻じ曲げられ「X」の形を模していました…。

推理に必要な材料は全て提示されていたので、腰を据えて推理を楽しめる本格派ミステリーです。

レーンよりも早く正しい推理ができたなら探偵として活躍できるでしょう。

元舞台俳優ということで華やかなイメージを持ちますが、ちょっと嫌な奴なのも面白いポイントです。

エラリー・クイーン『Yの悲劇』

『Xの悲劇』に続く四部作の第二部となっています。

ニューヨークの富豪であるヨーク・ハッタ―が青酸を服毒して自殺しました。

この自殺から、ハッタ―家で殺人劇が始まります。

連続して起こる、殺人未遂・殺人事件。実はこれは、生前ヨークが書き残していた探偵小説になぞらえていることがわかります。

その小説は、ヨーク自身が犯人であるというものでした。一体誰が、ヨークに代わって殺人を犯しているのでしょうか?

今作の衝撃的な展開は、すべての読者の心にずっしりと重たいものを残していくほどのインパクトを持っています。

しっかりとした構成、精緻なロジック、見事な謎解き、間違いなくミステリー好きが唸る名作の一つでしょう。

アガサ・クリスティ『アクロイド殺人事件』

数あるクリスティ作品の中でも特に傑作と言われる『アクロイド殺人事件』。

1926年に発表された、アガサ・クリスティ6作目の長編小説で、ポアロシリーズの一つです。

事件の発端は、キングズ・アボットムラのフェラーズ夫人が無くなったこと。

この夫人は既に未亡人でしたが、ロジャーアクロイドという富豪との再婚が噂されていました。このロジャーから相談を受けたのが、「語り手」。

そして、ロジャーも殺されてしまいます。ロジャーの姪であるフローラがポアロに依頼したことから、真相究明へと進んでいくのです。

最後まで読めば、その衝撃に震えることでしょう。

相変わらず謎解きは完璧で、まさに本格派ミステリー小説の傑作です!

G・K・チェスタトン『ブラウン神父の童心』

ブラウン神父が主人公として推理していく作品は、1911年に発表されました。

今作は、12個のタイトルで構成されています。

巨匠アガサ・クリスティと同じ時代の作家であるため、クリスティの影響を受けていると感じる部分が多々あります。

一つ一つの物語がしっかりと構成されており、伏線の仕込み方も回収も丁寧で好感が持てます。

主人公が神父であることから、神学や哲学などが折々挟み込まれているので、探偵物とは違った雰囲気で楽しめる作品です。

発表された時代が古いので、当然時代観を捉えるのが少し難しいですが、かつての人々が愛した小説として読むとまた違った感慨深さを味わうことができるでしょう。

エドガー・アラン ポー『黒猫/モルグ街の殺人』

エドガー・アランポーの代表作『モルグ街の殺人』を含めた8つのタイトルを集めた短編集です。

『モルグ街の殺人』と言えば、まだ推理小説というジャンルが確立していなかった時代に発表された、史上初の推理小説として広く知られています。

物語は語り手によって進んでいきますが、天才的な探偵が登場し、結末の事件解決までの過程で謎解きを行っていくという、推理小説の原型を作ったと言われています。

モルグ街で起きた猟奇殺人事件。この記事を見かけた、名もなき語り手とC・オーギュスト・デュパンは、事件に興味を持ち自ら調査に乗り出すこととなります。

主人公の探偵は、後にホームズのモデルになったと言われるように、好奇心が旺盛で自ら謎に迫っていく気質がうかがえます。

特に、新訳版はこれまでの訳よりも一層読みやすくなっていますので、一度挫折した人でも再度チャレンジすることができるでしょう。

推理小説好きの心をくすぐる、王道推理古典です!

コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険  新訳版』

ホームズシリーズは、長編が4つ・短編が56と、実は短編が圧倒的に多いことをご存じでしょうか?

本作は、その中から選りすぐりの12タイトルを収録した、短編集となっています。

特に、これからホームズシリーズを読んでみたい!と思っている人に、導入としておすすめしたい作品です。

当時のイギリスを鮮明に蘇らせる描写が現代の人にとっては非常に面白いと感じる点の一つでしょうし、さらに強烈で揺るがないキャラクターであるホームズとワトソンへの信頼感、物語の緻密な構成、どの作品もこれぞ推理小説の王道!と思わせる完成度となっています。

古い作品とは言え、トリックも巧妙で、今読んでも違和感なく楽しむことができます。

王道本格推理小説をお求めの人には、原点に返ってホームズシリーズを読んでみてはいかがでしょうか?

コナン・ドイル『緋色の研究  新訳版』

ホームズシリーズ四つの長編作品の内の一つです。二部構成となっていて、第一部はワトソンの回想から始まります。

実はこの作品の中で、ホームズとワトソンの出会いが語られることとなります。

そして、彼らが共同で生活をし始めて間もなく起きた殺人事件について、話は進んでいきます。

ホームズ長編の二部構成は少し読解に難しさを感じることがありますが、全てを読み終えると合点がいくという仕様になっているため、最後まで諦めずに読むことで「面白かった!」というゴールにたどり着くことができます。

当時のイギリスならではの雰囲気や価値観を感じる部分が多々あり、それに違和感を覚える人もいるかもしれません。

当時の時代背景を勉強しながら読み進めると、作品以上に楽しむことができるのでおすすめです!

松尾 由美『安楽椅子探偵アーチー』

アーチーは、とあるアンティークショップにいた不思議な椅子。

11歳の誕生日を迎えた及川衛は、この椅子を購入して座ってみることにした。

すると、脳内には不思議な光景が浮かんでくる。さらに、イスが喋りだす!なんとそのイスは名探偵で!?

日常の謎を小学生の衛と名探偵アーチ―が解き明かしていく、ほのぼのファンタジー推理小説です!

小学生が主人公なので、お子さんでも読みやすい作品となっています。

北山 猛邦『踊るジョーカー』

世界一気弱で無職の音野順は、卓越した推理力を持っているにも関わらず、放っておくと暗い場所へ逃げてしまう!

そんな音野に日の光を当てるため、友人である白瀬白夜が探偵事務所を開設し、彼を引っ張っていくことに。

五つの事件の真相解明に引っ張り出される音野は、事件を解決することができるのでしょうか!?

空き時間にサクサク読めてしまうライト感で、推理小説に抵抗がある人にもおすすめです。

鯨 統一郎『邪馬台国はどこですか?』

歴史好き必見!歴史検証推理小説です!

カウンター席しかないバーに訪れた三人の客は、三谷敦彦教授とその助手の早乙女静香、そして在野の研究家、宮田六郎。

ひょんなことから、三人は歴史検証バトルを繰り広げることになります。

邪馬台国はどこにある?聖徳太子の正体は?明治維新の黒幕って?

事実かそうじゃないかは置いといて、歴史好きなら一度は考えたことがあるだろう検証バトルに、あなたも参加してみてはいかがでしょうか?

おわりに

以上、Kindle Unlimitedで読み放題のおすすめ小説のご紹介でした!

最初にも述べましたが、Kindle Unlimitedは、定期的に対象作品のラインナップを変更しています。

「ここで紹介していた本が、昨日まで読み放題だったのに今日から有料になってる!」という事もよくありますので、ダウンロード前に必ずチェックしてくださいね。

それでは、最後までありがとうございました!

良い読書ライフを!

6 COMMENTS

アバター 無生産者

また読みたい本が増えました。試験後が楽しみになります。ありがとうございます。

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anpo39 anpo39

無生産者さんこんにちは!
こちらこそ参考にしていただいてありがとうございます(*’ω’*)

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アバター orsaymn

今回もいろいろ面白そうな小説がたくさんあって、とても参考になります。300booksさんの「おすすめ小説まとめ」の記事は高確率で「当たり!」が多いので重宝しています。読んでない本もいくつかあってので、早速チェックしてみます。(赤川次郎と北山 猛邦の本が気になりました。)

また素敵な記事、楽しみにしています。

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anpo39 anpo39

orsaymnさんこんにちは〜(*’▽’*)
そう言っていただけてとても嬉しいです!ありがとうございます!
ぜひぜひ読んでみてくださいな〜!

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アバター 一色やし

戻ってきてくださって、ホントに嬉しいです。このブログのおかげでミステリにハマったので。
この記事もすごく参考になりました。

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anpo39 anpo39

一色やしさんこんばんは!
嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。とても嬉しく思います。
これからもぜひよろしくお願いいたします!(*’▽’*)

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