映画『君の名は。』を見てきました。
新海誠さんの作品は前から好きで、「今回も面白いんだろうなあ」と期待して見に行ったら予想をはるかに超えて良い作品でした。
その後すぐに小説版『君の名は。』と『君の名は。 Another Side:Earthbound』を読んだのですが、これがまた素晴らしくて。
これは映画を「面白い」と思った人は絶対に読まなくてはいけないぞ、と強く思ったのでここで主張させていただきます。
個人的な意見ですが、劇場アニメの方を見ていない方はまずそちらを見ることをおすすめします。
その世界観をより広く、深く掘り下げるために小説を読み、すぐにまた劇場アニメを見直すのです。
きっと「劇場アニメを見る」→「小説版を読む」→「劇場アニメを見る」→「小説を読む」のループに陥ることでしょう。
「映画版は見たけれど、小説版は読んでいない」という方はぜひ参考にしていただければ幸いです(●´U`●)ノ
映画を見たらまず小説版『君の名は。』を読もう
映画を見て「とても面白い!」「この映画好き!」と思った方はぜひ読みましょう。読まなきゃ損です。
これに関しても、まず小説を読む前に映画を見ることを強くおすすめします。
読みながら、映画のシーンが脳内に映し出されまた感動。
初見の映画では読み取れなかった彼らの心情なども細かく描写されていて、「ああ、この時はこんな風に思っていたんだ」と知ることができます。
そして小説を読み終わった後、もう一度見に行きましょう。いえ、言わなくても見たくなって仕方なくなっているはずです。
小説を読んでからまた映画を見ると、初見では感じれなかった彼らの心情が美しい映像と共に読み取ることができるようになります。
すると一度見たはずの映画なのに、また違った楽しみ方を味わうことが出来るのです(o´▽`o)
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。
これこそ絶対読むべき『君の名は。 Another Side:Earthbound』
先ほど「小説版『君の名は。』を読み終わったらもう一度映画を見に行きましょう」と言いましたが、ちょっと待ってください。
小説版『君の名は。』の後は続けてこの作品を読みましょう。
実はこの『君の名は。 Another Side:Earthbound』こそ、映画を見た方には絶対に読んでいただきたい作品なのです。
今作では『君の名は。』の登場人物である、
・主人公の「瀧」
・三葉の友人「テッシー」
・三葉の妹「四葉」
・三葉の父「宮水俊樹」
の四人それぞれの視点から見たサイドストーリーが収められています。
映画では描くことのできなかった部分が丁寧に書かれており、映画で少し疑問に思った部分などもこれを読めば「なるほど!」となります。
が、この作品はただの補完だけには収まりません。
特に4章は必読
一章「瀧」、二章「テッシー」、三章「四葉」のサイドストーリーも、映画を楽しめた方にはたまらないお話となっております。
「瀧はあの時どうしていたのか」
「なぜテッシーはあの時あんなことを言ったのか」
「四葉はこんな体験をしていたのか」
などが知ることが出来て大変面白かったです。
そして四章、三葉の父である宮水俊樹のストーリーは「映画を見た方なら必ず読むべき」と呼べるものになっています。
映画『君の名は。』を見たら絶対に小説版も読むべき理由とは、この四章があるからです。
これを読んで初めて『君の名は。』という作品が完成する、と思うほどに。
初めて映画を見た時、私は「宮水俊樹」という人物を完全に邪魔者だと思っていました。ですがこの四章を読み終わった時、私の「宮水俊樹」に対する印象は180度変わってしまったのです。
そういうことだったのか、と。
読んだ後は間違いなくもう一度映画を見に行きたくなることでしょう。
小説版『君の名は。』を読んだなら続けて読むことをおすすめします。二つセットで一つの作品だと思ってください。
まとめ。
つまり映画を見たあと、①小説版『君の名は。』②『君の名は。 Another Side:Earthbound』を読んで、そのあともう一度映画を見に行くのがベストです。
何度も言いますが、映画を見て「面白い!」「この映画好き!」と感じたならぜひこの小説版2作品を読んでみてください。
さらにしつこく言うと、
①映画『君の名は。』を見る
②小説『君の名は。』を読む
③小説『君の名は。 Another Side:Earthbound』を読む
④もう一度、映画『君の名は。』を見る
の手順を踏んで、初めて『君の名は。』という作品を完璧に楽しむことができるのです。
どうぞ、何回も劇場に足を運んじゃってください!
私もこれからまた見に行ってきまーす!(●>ω<)っ
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