前々から読みたかった秋吉理香子さんの『自殺予定日』をやっと読めました。
1日1冊読んでいても、読みたい本が多すぎて順番がなかなか回ってこなかった結果、発売から2ヶ月以上も空いてしまいました。。
まあしょうがない!(*>艸<)
秋吉理香子さんとは?
秋吉理香子さんは日本の女性小説家さん。
代表作として、『暗黒女子』『聖母』などがありますね。
『暗黒女子』は、少女の死をめぐり女子たちのドロドロ展開がおぞましいイヤミスです。
イヤミスだけどライトで読みやすく、どんでん返しもしっかりあって非常に面白い作品です!(*≧∪≦)
そして『聖母』もまた非常に面白い作品。
連続幼児殺害事件を背景に、続きを気にさせる展開の連続でページをめくる手が止まらず。
しかもラストでは「ああ!やられた!」と叫びたくなる展開が。
ミステリー小説を読み慣れていない方ならきっと騙されるでしょう!(*゚∀゚)
個人的にとても好みの作家さんなので、新刊『自殺予定日』を読むのが楽しみで仕方ありませんでした(*>艸<)
『自殺予定日』簡単なあらすじ
父が死んだ。
だが、女子高生の瑠璃は確信していた。
継母が父を殺したのだと。
しかし物証がないため、警察もまともに取り合ってくれない。誰も信じてはくれない。
その状況に絶望してしまった瑠璃は、自殺を決意し山奥へと向かう。
だがそこで瑠璃は、裕章という「幽霊」の男性に自殺を引き止められる。
さらに彼は、一週間以内に継母が父を殺した証拠を見つけようと提案する。
自殺するのは証拠が見つからなかった時でいい。
かくして、瑠璃の自殺予定日は決まった。
はたして瑠璃は一週間以内に継母の証拠を見つけることができるのか?
という感じです。
非常に気になります。
証拠をどうやって見つけるのか。一週間以内に間に合うのか。「幽霊」の裕章は何者なのか。
気になる謎の連続、読みやすい文章も相まって一気読みできました。
ほんと、読みやすさって大事(*´ェ`*)
感想を書くとネタバレになってしまう!
はい。
なのでここから先は、少しのネタバレも見たくない方は読まないほうが良いです。すいません。
では何が「ネタバレ」になるのかというと、
ドロドロしたイヤーな終わり方なのか、読後感の良いハッピーエンドなのか、です。
この作品はこれだけで大きなネタバレになってしまう可能性があるので、
もう一度言いますが、
ドロドロかハッピーか、どちらの終わり方をするか知りたくない方は、申し訳ありませんがここから先は読まないでください。
では、発表します。
ずばりこの作品は、
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ハッピーエンドです!!!!キタ━o(゚∀゚o)(o゚∀゚o)(o゚∀゚)o━!!ヒャッホー!!
おめでとう!!!
秋吉理香子さんは『暗黒女子』や『聖母』のイメージが強いので、この作品もタイトルからして完全にイヤミスかと思っていました。
しかし!
まさかの良い意味で予想を裏切る展開!騙された!
ニヤニヤで胸がキュンとなる青春ミステリーです。
ある意味どんでん返しです。
イヤミスかと思わせておいて、実は読後感の良い作品だとは。やってくれますぜ。
おわりに
というわけで、後味の良い作品ですのでイヤミスが得意でない方も安心して楽しめる作品となっております(*>∀<)
秋吉理香子さんの作品をまだ一冊も読んでないよ〜って方は、こちらも参考にしていただければ幸いです。

それでは最後までありがとうございました。良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
コメント
コメント一覧 (4件)
いまさらのコメントですいません!
今「自殺予定日」読み終わったので来ました。
イヤミスかハッピーエンドか気になってました(笑)
すごく良かったですよね。
こういう秋吉さん作品もいいです。
胸キュンですよ、胸キュン(笑)
秋吉理香子さんもお気に入り作家さんなので、
出てるものは揃えたのですが、どれもほんと読みやすい!
「放課後に死者は戻る」もこれから読みまーす。
いえいえ、今更なんてとんでもないです!
そう、たまらなく胸キュンですよ 笑。秋吉さんでこうくるとは思わなかったので、個人的にある意味どんでん返しでした。
わかります、ホント読みやすいですよねー!読書スピードも上がるしとてもありがたいです。しかもちゃんと面白いですし。
おっ、揃えたんですね!ぜひぜひ「放課後に死者は戻る」読んじゃってくださいな(o´▽`)
私も読破しました。が、確かに感想が書けません!!ひとつでもヒントを言ってしまうと、ネタバレになりそうで怖いです(-_-;)
秋吉先生の作品は、文章が読みやすくすらすらと内容が頭に入ってしまいます!!一気読みしそうでした。
ただひとつだけ後悔するなら、こんな素晴らしい本を読み終わってしまった事です(T-T)また気持ちいい余韻を残してくれる本を読みたい!!
関係ないけど、これから辻村先生のかがみの孤城読みま~す。
アカシさんこんにちは!
面白いけど、だからこそ感想かけないですよねー笑
予備知識ゼロの状態で読んでほしい作品の一つです。
そうそう、ほんと秋吉さんの作品は文章がスッと頭に入ってきますよね。私も秋吉さんの作品は一気読みばかりです。
素晴らしい本を読み終わってしまった時はそんな気持ちになりますよね!!
それを久々に思わせてくれたのが、まさしく辻村さんの『かがみの孤城』。ぜひ行ってらっしゃいませ!(´∀`*)