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学生アリス第4弾『女王国の城』は宗教団体の「城」を舞台にしたド直球本格ミステリ!
シリーズ第4弾となりました。『女王国の城』です。 文庫にして上下巻を合わせて800ページを超える大作。ですが、まったく気にならないほどの面白さと読みやすさを誇ります。もしろもっとボリュームがあっても良いくらい! 今回は、とある宗教団体の聖地に... -
学生アリス第3弾『双頭の悪魔』は、やはりシリーズ最高傑作と呼ばれるにふさわしい。
さて、学生アリスシリーズの第3弾『双頭の悪魔』です。 なんて言ったって「シリーズ最高傑作」と呼び声高い一作ですからね。気になっていらっしゃる方も多いかと思います。 でも、早まってはいけません。未読であれば、まずは第一弾『月光ゲーム―Yの悲劇’8... -
学生アリス第2弾『孤島パズル』の美しすぎる論理的推理は必見です。
有栖川有栖さんの「学生アリスシリーズ」第2弾、『孤島パズル』です。 シリーズ2作目であるとともに、有栖川有栖さんのデビュー第2作でもある今作。 第1弾の『月光ゲーム』の次にすぐ読み、私が「このシリーズは絶対に読み続けよう」と確信した作品でもあ... -
『月光ゲーム―Yの悲劇’88』は「学生アリスシリーズ」第1弾にして名作推理小説なのです
『月光ゲーム―Yの悲劇’88』は有栖川有栖(ありすがわありす)さんによる「学生アリスシリーズ」の一作目。またの名を「江神二郎シリーズ」。 京都にある英都大学の「英都大学推理小説研究会(EMC)」の部長・江神二郎(えがみじろう)を探偵役、推理作家を... -
有栖川有栖さんって「ソラシリーズ/空閑純シリーズ」も面白いんです。順番あらすじ
有栖川有栖さんといえば、犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖のコンビが活躍する《作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)》や、江神二郎を探偵役、推理作家を目指す有栖川有栖を補佐役とした《学生アリスシリーズ》がとても有名です。 どちらもミ... -
長沢樹『消失グラデーション』のどんでん返しはぜひ味わうべきです!って話
長沢樹(ながさわいつき)さんの作品に「樋口真由“消失”シリーズ」っていうのがあるんですけど、これとっても好きなんですよ。 その中でもシリーズ第一弾の『消失グラデーション』は青春ミステリの傑作だと思うのです。いや、傑作に違いないのです。 だって... -
【怪奇語り】津原泰水「幽明志怪シリーズ」で幻想の世界へ導かれよ!順番あらすじ
津原泰水(つはらやすみ)さんの「幽明志怪(ゆうめいしかい)シリーズ」がめっちゃ好きなんですよ。 津原さんいえば「幻想」とか「怪奇」という言葉がピッタリな作品が似合う作家さんなのですが、そんな津原さんの代表作とも言えるのがこの「幽明志怪シリ... -
【百年シリーズ】森博嗣『女王の百年密室』は死の概念を覆す「森ミステリィ」の名作です
森博嗣さんの好きなシリーズ作品はたくさんありますが、その中でも「百年シリーズ」はかなり好きなほう。 私の好きなミステリー小説でありながら、ちょっと普通のミステリではないところがツボなのです。 「本格ミステリ」ではなく、まさに「森ミステリィ... -
【真珠郎】横溝正史「由利先生シリーズ」のおすすめ作品4選
横溝正史(よこみぞせいし)さんの「由利先生シリーズ」をご存知でしょうか。 横溝正史さんといえば、金田一耕介を探偵役とした「金田一耕助シリーズ」がずば抜けて有名ですね。小説をあまり読まない方でも、その名前くらいは耳にしたことがあると思います... -
【小市民シリーズ】米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』の魅力を存分にご紹介したい
米澤穂信さんの「小市民シリーズ」とは、高校生の小鳩常悟朗(こばとじょうごろう)とその同級生・小佐内ゆき(おさないゆき)の二人組を中心とした青春ミステリーシリーズです。 米澤穂信さんの青春ミステリーといえば『氷菓』をはじめとした「古典部シリ... -
シャーロック・ホームズシリーズのおすすめの順番まとめ
原作小説シャーロック・ホームズシリーズのおすすめの読む順番をご紹介させていただきます。 シャーロック・ホームズとは、イギリスの小説家アーサー・コナン・ドイルによって生み出された名探偵。 ミステリー好きであれば知らない人はいないほど有名なの... -
堂シリーズ第2弾!周木律『双孔堂の殺人』はどこまでも新本格な館モノでした
昨日2016/12/15に「堂シリーズ」第2弾、周木律さんの『双孔堂の殺人』が講談社文庫さんより発売となりました。今回はそのあらすじや感想などを。 『双孔堂の殺人』は2013年に講談社ノベルスより発売された作品なのですが、今回みごと文庫化いたしました!... -
古典部シリーズ最新作『いまさら翼といわれても』はシリーズ最高傑作かもしれない
先日、米澤穂信さんの「古典部シリーズ」の最新刊『いまさら翼といわれても』が発売されました。 私も大好きなシリーズなのでね、さっそく読ませていただいたんですが、ちょっとこれはやばいですね。 すばり、シリーズ最高傑作かもしれないです。大げさと... -
【暗号ミステリ最高峰】竹本健治『涙香迷宮』が凄まじくて言葉を失う
竹本健治(たけもとけんじ)さんの『涙香迷宮』がヤバイので、あらすじや感想などを簡単に。 今年の4月ごろ、本屋さんをブラブラしてたら竹本健治さんの新作『涙香迷宮』という作品が目に入りまして。なんだか惹かれてパラパラって読んですぐに買ってしま... -
首なし!北山猛邦『ギロチン城』殺人事件のススメ。感想あらすじ
さて今回は北山猛邦さんの『ギロチン城』殺人事件のご紹介を。 この『ギロチン城』殺人事件は「城シリーズ」の4作目であり、現在までに『クロック城』『瑠璃城』『アリス・ミラー城』『ギロチン城』と色々な城が登場しています。 私の中では『アリス・ミ... -
桜庭一樹『GOSICK-ゴシック-』の順番とあらすじと思い出
今回は桜庭一樹さんの『GOSICK-ゴシック-』シリーズの読む順番とあらすじ、私の思い出を少々。 読んでいない小説が圧倒的に多いこの世界で、わざわざもう一度読みたいと思える小説ってなかなか出会えません。 大抵1回読めば満足だし、まだ読んでいない小... -
北村薫さんの作品を読むなら絶対に外せないおすすめ小説6選
今回は北村薫(きたむらかおる)さんのおすすめ小説をご紹介です。 北村薫さんの作品は基本的に「日常の謎」や「暖かいお話」が多いですね。後味が悪い作品はほとんどありません。例外はありますけどね。 で、今回選ばせていただいた6作品な... -
北村薫「円紫さんシリーズ」は〈日常の謎〉好きなら必読です。順番あらすじ
さて、今回は北村薫さんの「円紫さんシリーズ」の読む順番やあらすじなどをご紹介です。 この「円紫さんシリーズ」は言わゆる〈日常の謎〉をメインとしたミステリーシリーズ。 女子大生の「私」が日常で出会った謎を、落語家の円紫(えんし)師匠が解決して... -
【北村薫】時と人三部作『スキップ』『ターン』『リセット』の順番は?感想あらすじ
さて今回は、北村薫(きたむらかおる)さんの「時と人」三部作の順番やあらすじなどをご紹介です。 この三部作はその名の通り「時」と「人」を描いた物語。 「タイプスリップ」や「タイムリープ」などの時間をテーマとする小説は、多くの場合が「SF小説」... -
【殊能将之】『ハサミ男』の次は「石動戯作シリーズ」を読もう!順番あらすじ
今回は殊能将之(しゅのうまさゆき)さんの「石動戯作シリーズ」をおすすめ&ご紹介させていただきます。 殊能将之さんといえば、ミステリー小説好きには知らない人はいないほど有名な『ハサミ男』という作品ありますね。 当然わたしも『ハサミ男』は大...