奇妙な味– category –
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『10の奇妙な話』- 数々のキャラクターが描く、奇妙で愛おしい物語
この作品では、異なる背景を抱えた複数のキャラクターの物語が描かれています。 命を助けた若者に恐ろしい風貌を罵倒されて心を病んでしまったピアーズ姉妹。 丘の上で偶然見つけた骨を集めてネックレスを作る少女・ギネス。 そして、突如襲来してきた宇宙... -
『なんでもない一日シャーリイ・ジャクスン短編集』不可思議でおそろしい23の短編。
人間の不気味な心理を描く小説家として有名なシャーリイ・ジャクスン氏の死後に発見された原稿から選ばれた、23篇の短編と5篇のエッセイからなる短編集です。 「なんでもない日にピーナツを持って」では行き過ぎた正義感を描きます。 「悪の可能性」では良... -
『妖異』日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集④が好みの作品ばかりで嬉しい
この『妖異』は「日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集」というシリーズの第四弾。 その名の通り、各時代から選りすぐりの短編を集めた作品集となっていて毎度楽しみにしているのですが、先日6月15日に発売された『妖異』がとてもタイプでした。 収録作... -
『奥の部屋:ロバート・エイクマン短篇集』-怪奇小説の巨匠が描く、世にも奇怪な物語
怪奇小説の巨匠・エイクマン。 解説によれば、エイクマンは自らの作品を「ストレインジ・ストーリー」と呼ぶことを好んでいるそう(奇妙な、怪しげな、変な、のような物語)。 読んでみればなるほど。 確かに奇妙であり、怪しげ。そして何より怖い。 なに... -
『二壜の調味料』-ラストに震える。乱歩が絶賛した「奇妙な味」の最高峰を堪能あれ
『二壜の調味料』とは、ロード・ダンセイニの名作ミステリ短編。 そして、乱歩が絶賛した「奇妙な味」の代表的作品です。 「奇妙な味」の作品は数あれど、これほど強烈な余韻を残すものは滅多にないでしょう。 これは読まなきゃ損というもの。読まずして死... -
【世界の名作集】「奇妙な味」のおすすめ作品22選
『奇妙な味』とは、怪奇小説のようでミステリのようで、幻想的でブラックユーモアがあったりと、どのジャンルにも区別しにくい独特の世界観を放つ作品のこと(ミステリー小説のジャンルの一つとも言われています)。 で、大好きなんですよ、この奇妙な味が...
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