ファンタジー– category –
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恒川光太郎『箱庭の巡礼者たち』- 異世界を渡り歩く壮大なスケールの連作短編集
大雨で氾濫した川から、ひとつの箱が流れてきた。 限られた人にしか中身が見えない、不思議な箱だった。 少年・陽と、同級生の少女・絵影には、中が見えた。 そこには、ミニチュアの人々、王や貴族、竜や吸血鬼などがいる、ファンタジーのような世界が広が... -
晃人『闇の奴隷』- 闇の奴隷と化した娘が辿る壮絶な冒険譚!
凶暴な魔物たちによって理不尽な侵略を受け続ける人間たち。 そんな魔物たちの頂点に立つ魔王を打ち払うべく、「光の英雄」と呼ばれる4人の勇者たちが立ち上がります。 いよいよ魔王討伐の旅へと出発する前夜、彼らとは無縁の農家の娘であるクレイは、国の... -
最高に面白い文庫本小説おすすめ100選
さて、今回ご紹介させていただくのは、最高に面白くてオススメの文庫本(小説)です。 ミステリー、ホラー、ファンタジー、青春モノなど、ジャンルは問わず、とにかく「これは面白い!」「読んで良かった!」と思った名作小説をどどーんとご紹介していきま... -
ビール×ファンタジー?!暖あやこ『14歳のバベル』-タイトルとのギャップも話題の作品を読む
ビールとファンタジーを交えてる? そんな話を聞いた時点で、普段はミステリ小説しか読まない私の心が動いた。 それが、暖あやこさんの『14歳のバベル』。 タイトルは14歳だし、バベルは旧約聖書の混乱の意?それとも、バベルの塔? そんな、まった... -
【青柳碧人】浜村渚の計算ノートシリーズで数学の面白さを堪能せよ!
『浜村渚(はまむらなぎさ)の計算ノート』とは、小説家・青柳碧人(あおやぎあいと)さんによる数学ミステリシリーズ。 数学に関して天才的な頭脳を持つ中学生の女の子が、警察と共に「数学の力」でテロ事件を解決していくお話です。 「数学の力」でテロ... -
小野不由美さんのおすすめ小説ランキングTOP7が完成したよ!
さて、小野不由美(おのふゆみ)さんです。 綾辻行人さんの奥さんです。 綾辻行人さんも小野不由美さんも、どちらも大好きな私にとっては最強の夫婦です。 今回は小野不由美さんのおすすめ小説ランキングを作りました! そもそも作風がかなり好みな... -
辻村深月『かがみの孤城』が「スロウハイツの神様」を超えてしまったかもしれない
これが辻村深月さんだあああああ!!泣 ……すいません、取り乱しました。 基本的に辻村深月さんの作品って好きなのばかりなんですけど、一番好きな作品は?と聞かれたら『スロウハイツの神様 (講談社文庫)』と答えるんですよ。 それで今回『... -
『縁見屋の娘』『クルス機関』第15回このミス大賞「優秀賞」を一挙紹介!
第15回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞『縁見屋の娘』『県警外事課 クルス機関』が発売しましたねー! 本屋さんでもババーンと並べられていました。 今年1月に大賞作品の『がん消滅の罠 完全寛解の謎』をご紹介させていただきましたが、今回は... -
奴隷は王女に。『レッド・クイーン』は海外ファンタジーの名作でした-感想あらすじ
昨日の3月17日、『レッド・クイーン』という海外ファンタジー小説が発売されました。著者はヴィクトリア・エイヴヤードさん。 完全に表紙買いです。表紙のイラストから面白さがにじみ出ています。 帯の「NYタイムズ、ベストセラーリスト初登場第1位!」と... -
不死身の竜が殺された。『殺竜事件』は数少ない名作ファンタジーミステリー
著者の上遠野浩平(かどの こうへい)さんといえば『ブギーポップは笑わない』という名作ライトノベルで有名な作家さん。 今回はそんな上遠野さんの『殺竜事件』をちょっとご紹介しちゃいます。 この作品は「魔法」や「竜」が存在するファンタジーの世界を舞... -
夏川草介『本を守ろうとする猫の話』は「本」ついて考えさせられる大切なお話でした
先日発売されました、夏川草介さんの『本を守ろうとする猫の話』。このタイトル。そして表紙のイラスト。 完全にやられてしまいました。この手の本に弱いんです。「猫」と「本」という組み合わせは最強です。 読む前からすでに「良い話」感がすごくします... -
【言葉ファンタジー】高田大介『図書館の魔女』の世界観に圧倒されて、泣く。
『図書館の魔女』は、日本の小説家・高田大介さんによる異世界ファンタジー小説。 異世界ファンタジーといえば、剣と魔法でモンスターをズバッと、、みたいなイメージのある方もいるのではないでしょうか。 しかしこの作品は違います。 『図書館の魔女』で... -
ファンタジー小説おすすめ50選!国内海外の名作・傑作選
今回おすすめ&ご紹介させていただくのは「絶対に読んでおきたい定番の名作海外ファンタジー小説」です。 世界的にも非常に高い人気を誇り、ファンタジー小説を読みたいなら「とりあえず読んでおいて間違いない!」と言える傑作ばかり。 ぜひ参考にし...
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