綾辻行人さんといえば『十角館の殺人』で始まる「館シリーズ」が有名ですね(*゚∀゚*)
しかし!
そんな綾辻さんのシリーズの中で忘れてはいけないのが、今回紹介させていただく「囁きシリーズ」です。
館シリーズと比べると、不気味で幻想的でホラー度が強めなこのシリーズ。綾辻さんらしい独特な世界観で、好きな方にはたまらない作風となっています。
このシリーズに関して特に読む順番とかはないので、気になる作品から読んで大丈夫。
館シリーズを全て読み終わってしまった方は、ぜひこの〈囁きシリーズ〉も一度手にとっていただきたいです(*´艸`)
1.『緋色の囁き』
閉鎖的な名門女学院で巻き起こる連続殺人というおどろおどろしさがたまらない!何度もゾクッと震えあがりました。
サスペンス色が強めなホラー小説かな?と思いきや、土台はしっかり綾辻さんらしいミステリを楽しませてくれます。
はたして、死んだ生徒が残した「魔女」とは一体なんなのか?
「私は魔女なの」謎の言葉を残したまま一人の女生徒が寮の「開かずの間」で焼死した。その夜から次々と起こる級友たちの惨殺事件に名門女学園は恐怖と狂乱に包まれる。
2.『暗闇の囁き』
髪を切られたり、眼球を取られたり、爪を奪われたり、という残虐な殺人が続く。
犯人はなぜ死体の一部を持ち帰るのか。
ミステリーよりホラーサスペンス小説といった感じですね。
推理小説という感じはあまりしないものの、読み物として純粋に面白い作品でほぼ一気読みしました(*>∀<)
黒髪を切られ変死した女性家庭教師。そして従兄とその母親も眼球と爪を奪われて死んだ。謎めいたほどに美しい兄弟のまわりに次々と起こる奇怪な死。
3.『黄昏の囁き』
これまでの囁きシリーズの中で一番ミステリ色が強く、ヤラレタ感を味わえる作品です。
犯人を当てられるものなら当ててみてください。私はもちろん無理でした。やっぱりミステリは面白いなあ。
囁きシリーズで一番のオススメは?と聞かれたらこの作品かな(*ノ∀`*)
兄急死の報に帰郷した医学生翔二は、元予備校講師占部の協力で、“事故”の真相を追い始めた。「ね、遊んでよ」謎の“囁き”に異常に怯える兄の幼馴染みたち。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。
〈館シリーズ〉が好き!、綾辻さんの作品が好き!、という方はぜひぜひ読んでみてください!きっと気に入っていただけるはずです(●>ω<)ノ゙
こちらもどうぞ〜



それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
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