人が死なないけど面白いミステリ小説を厳選!
普段人が殺されてばっかりのミステリー小説を読んでいると、たまには気分を変えて人の死なないミステリーも読んでみたくなってしまうものだ(。-_-。)
殺人が起きなくてもミステリー小説はここまで面白く出来るのかって感心するし、なにより気軽に読むことができるしね。
今回は、本当に面白い『殺人の起きないミステリー小説』を厳選したよ!
どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
1.『午後からはワニ日和』
動物より個性的な登場人物に好感を持ってしまう、珍しい動物園ミステリー。
犯行動機やトリックもしっかりしていてなかなかに本格派。
動物園の仕事事情にも詳しくなれちゃう、動物好きにぴったりな作品です( ´ ▽ ` )ノ
「イリエワニ一頭を頂戴しました。怪盗ソロモン」凶暴なクロコダイルをどうやって?続いて今度はミニブタが盗まれた。楓ヶ丘動物園の飼育員である僕(桃本)は解決に乗り出す。
2.『邪馬台国はどこですか?』
4人の登場人物とその会話だけで話が進んでいくので、テンポ良く読み進めることができる。
いわゆる歴史ミステリーだが、歴史好きかどうかなんて関係なく面白い短編連作集。
カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。
3.『安楽椅子探偵アーチー』
「安楽椅子探偵」とは、本人は現場にいかず手元にある証拠や情報だけで事件を推理する探偵のこと。
しゃべる安楽椅子「アーチー」が挑む4つの事件を描く、正統派(?)ミステリー(=゚ω゚)ノ
小学校5年生の及川衛は、自分の誕生祝いを買いに行く途中で、アンティークショップの店先にあった安楽椅子に心惹かれる。思い切って購入し、自宅へ運んでみると、なんとその椅子は口をきき、不思議な能力をもっていた。
4.『99%の誘拐』
12年の時を超えた2つの誘拐事件。誘拐事件の被害者であった主人公の復讐を描く。
読む手の止まらないスピード感の溢れるストーリー展開は圧巻ですo(`ω´ )o
末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。
5.『黙の部屋』
監禁されている男、、謎の画家、、美しい絵、、
謎が謎を呼び、気になることの連続で終始飽きず楽しく読めるます♪( ´▽`)
古物商の店先で偶然見つけた一枚の奇妙な絵。美術雑誌の編集長・水島純一郎はその謎の画家、石田黙に魅せられ、ネットオークションや関係者を訪ね歩くうちに、不可解な事件に巻き込まれていく。誘拐、監禁、そして謎の招待状…。
6.『青空の卵』
人間の温かみを感じられる、さりげないミステリー要素が丁度よく優しい短編集。
個性的で魅力的な登場人物が気になってどんどん読んでしまう。
僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。
7.『ロシア幽霊軍艦事件』
やっぱり島田荘司は面白い!と思えた作品。
時間を超越したトリック、そして伏線の多さ、物語の世界感。島田荘司の魅力がたっぷり詰まった傑作です!( ^ω^ )
箱根、富士屋ホテルに飾られていた一枚の写真。そこには1919年夏に突如芦ノ湖に現れた帝政ロシアの軍艦が写っていた。四方を山に囲まれた軍艦はしかし、一夜にして姿を消す。巨大軍艦はいかにして“密室”から脱したのか。
8.『ななつのこ』
女子大生の駒子は『ななつのこ』という小説の作者に、日常で起きた不思議な体験を書いたファンレターを送る。
返事には作家が推理した解答が書かれているというストーリー。
とにかく優しい気持ちがたくさん詰まった心温まる短編集。
表紙に惹かれて手にした『ななつのこ』にぞっこん惚れ込んだ駒子は、ファンレターを書こうと思い立つ。わが町のトピック「スイカジュース事件」をそこはかとなく綴ったところ、意外にも作家本人から返事が。
9.『氷菓』
何に対してもやる気の起きない主人公”奉太郎”が、古典部の仲間と共に日常に起きた謎を解く「古典部シリーズ」の第一弾。
ミステリーとしても面白いけれど、単純に青春小説としても十分に面白い作品。
2012年にアニメ化もされた。
アニメを見た人も、アニメとはまた違った雰囲気が楽しめます。
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。
何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。
10『大誘拐』
個性的で魅力溢れる登場人物、物語の面白さ、テンポの良さ、どれをとっても一級品。
人物の描写が非常に丁寧で、感動移入しやすいことがこの作品も面白さを格段にアップさせている。
三度目の刑務所生活で、スリ師戸並健次は思案に暮れた。しのぎ稼業から足を洗い社会復帰を果たすには元手が要る、そのためには―早い話が誘拐、身代金しかない。雑居房で知り合った秋葉正義、三宅平太を仲間に、準備万端調えて現地入り。
最後に
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
コメント
コメント一覧 (2件)
松尾圭祐の鑑定士シリーズもお薦めですよ。何しろ最近の流行りのラジカルやロジカルが解りやすく面白い作品です。いや、自分は刊行作品追いつかず、途中から買っていませんが大好きです
八月一日さん!ありがとうございます( ´ ▽ ` )
鑑定士シリーズ良いですよね!実は私もまだ途中までしか読んでいなくて(泣)
全部読んだら第二弾の記事で追加するつもりです!(*´ω`*)