今回はスティーブンキングさんの名作『シャイニング』の感想やあらすじなどをご紹介です。
最近いろんな作家さんの名作を再読することにハマっているんですが、私の大好きなスティーブンキングさんの『シャイニング』を5年ぶりくらいに再読したら、「やっぱり超面白いなあ!!」と改めて実感。
ほんと、誰もが認めるホラー小説の傑作ですわ(∩∀`*)
『シャイニング』はアメリカを代表する作家・スティーブンキングによるホラー小説です。
スティーブンキングさんの作品といえば『キャリー』や『呪われた街』などのホラー小説が多いなか、『グリーンマイル』や『ショーシャンクの空に(原作:『刑務所のリタ・ヘイワース』なども映画化され有名ですね。
ちなみにこの『シャイニング』も映画化されて日本でも有名に。ホラー映画恐怖度No.1と言われるほどです。
映画も原作も観たことがない方も、インパクトの強いパッケージを見れば「ああ!あれか!」ってなるはず。
そうです。これです。
一度みたら忘れられないインパクトがありますね。
この映画の原作がスティーブンキングさんの『シャイニング』です。
あらすじを簡単に!
舞台は美しいリゾート・ホテル。
しかし、このホテルは冬になると大雪で外界から完全に孤立してしまうという。
そこでホテルのオーナーから「冬の間このホテルの管理人をしてほしい」という要望があり、作家のジャックが立候補。
その妻と5歳の息子と一緒に一冬をそのホテルで過ごすことになりました。
ジャックは「これで集中して小説が書けるぞ!(゚∀゚)」とウキウキです。
だがしかし。
ジャックの息子・ダニーは「シャイニング」という特殊な能力をもっており、
「あ、このホテルなんかいる。しかもヤバいやつだ」
と、いち早く気がつきます。
必死に伝えようとしますがジャックは聞く耳を持ちません。
そしてジャックはホテルの禍々しさに飲み込まれ、、
こんな状態になります。
家族を襲うヤバいやつに大変身してしまうのです。
圧倒的、怖さ。下巻の凄さ。
何が怖いって、いわゆる「悪霊が怖い」っていう普通のホラー小説とはまた違うんですよね。
悪霊によって狂っていく「人間」が怖いんですよ。
「狂った人間に襲われる」という怖さと、「大好きな父が狂って家族が崩壊する」っていう理不尽な怖さ。この残酷さが怖く悲しいんです。
また、現在出版されてる文庫本では上下巻に分かれているのですが、もしかしたら上巻は退屈に思う方がいるかもしれません。
ですが、それはこの物語に登場する「人間」を知るために全て必要なこと。
上巻に数々の伏線が忍ばされ、下巻でドドーンと回収しながら一気にスピードアップして物語が進んでいきます。
なので、上巻だけ読んで「つまらない」と判断するのはいけません。下巻がすごいのです。思わず一気読みしてしまうので、寝不足に気をつけてください( ´△`)
小説と映画は別物?!
結論をいうと、小説と映画では全然ちがいます。
大まかなストーリーは一緒ですが、映画版ではホテルの禍々しさや悪霊の存在感が超薄いです。
小説では悪霊によってジャックが狂っていくのに、映画ではその存在がほぼ無く、ジャックが勝手に狂っていった感じになっています。
面白さが全然違いますよ!
映画を観たスティーブンキングが、あまりに気に食わなくて自分で撮り直したくらいですからね。
「映画は見たけど原作は読んでない」って方は、ぜひ原作を読んでみてください。全然違った楽しみ方ができますので(*-∀-)ノ゙
おわりに
とはいえ、映画は映画で面白かったりするんですけどね。
ただ、映画だけ見て「シャイニングってこういう感じなのか〜」と思われてしまうと原作好きとして悲しいのです!
映画も小説もどちらも見てないよ!って方は、ぜひ小説の方からお読みになってください〜(*´艸`)

こんにちはー。私もスティーヴン・キングさん大大大好きです。特に好きなのはグリーンマイルですが、シャイニング原作も映画も良いですよね。何度も読み返してます。主人公がどんどん狂気に支配される描写が何度読んでも怖いですよね。続編もあるらしいのですが読んでいますか?私は未読で文庫待ちです。断然原作派ですが、映画も観返したくなりました(^^)
りかさん!大大大好きとは素晴らしいですね!(*゚∀゚)
グリーンマイルもほんと良いですよね。。
『ドクター・スリープ』ですね!私も文庫待ちする予定だったんですけど、我慢できなくて単行本買っちゃいましたよ。。
上下巻合わせて4000円くらいしました(´;ω;`)
文庫待ちが正解かと思います 笑