海外ミステリの超名作『幻の女』は絶対に読んでほしい!というワケで、感想やあらすじなど。
本屋さんをブラブラするのと同じくらいAmazonさんを徘徊するのが大好きな私。
先日もいろんな小説を探索していたら、、
なんと!
ウイリアム・アイリッシュさんの名作『幻の女』が新訳版で登場しているではないですか!!
うわあああ!完全に見逃してたあ!Σ(ll゚Д゚ll)
今までの翻訳版は1976年に翻訳されたものですからね!それが2015年に新訳版が出ていたとは、、嬉しい限りです!!
え、何を興奮しているかって?
だってこの『幻の女』ってすごい作品なんですよ!
『幻の女』とは
[amazonjs asin=”4150705542″ locale=”JP” title=”幻の女〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)”]
『幻の女』は、1942年にコーネル・ウールリッチがウィリアム・アイリッシュ名義で出版したミステリ小説です。
そして彼の代表作にして、今でも読まれ続ける名作なのです!海外ミステリーが好きな方なら読んだことがない人はいないのではないでしょうか(*゚∀゚)
簡単なあらすじ
舞台はニューヨーク。
主人公のヘンダースンは妻と喧嘩をし、すぐれない気分のまま一人夜の街を歩いていた。
そこで彼は、変わった帽子をかぶった女に出会う。
彼は気晴らしのため、彼女と食事をし、劇場でショーを見たりしてその夜を過ごした。
その後帰宅したヘンダースンは、妻がヘンダースンのネクタイで絞殺されたことを刑事から知らされる。
当然疑われるヘンダースンだが、彼には帽子をかぶった女と一緒にいたというアリバイがある。
ヘンダースンが訪れたレストランの店員など、街の人々の証言が取れれば無罪であることは確実だ。
しかしである。
彼らを見ていたはずの街の人々は、口を揃えて「その夜ヘンダースンは一人で、女とは一緒にいなかった」と証言するのだ!
一体どういうことなのか!?
というのが大まかなあらすじです。
ちょーワクワクしませんか?
私もう何回か読んでいるのに、このあらすじだけでワクワクしちゃいます(*´艸`)
名作はいつになっても名作のまま
新訳版を改めて読んだのですが、やはり何回読んでも面白かった。
発売されたのは1942年。そんな作品が未だに読まれ続けるということは、それだけ面白いという何よりの証拠です。
面白い理由は様々ですが、やはりヘンダースンと女が一緒にいる場面を見ているはずの人々が皆「彼は一人でいた」と証言する謎は魅力的すぎますね。
しかも私、もうトリックとか知っているのにめっちゃ楽しめましたからね。真相が明らかになるときも、知っているのに「おお!!キター!!!(゚∀゚)」ってテンション上がりましたから。
ただ一つ、絶対ネタバレには気をつけてくださいね!ネットなどであまり調べすぎないように!予備知識はあらすじまでにしておきましょう。
というわけで、『幻の女』は誰もが認める海外の古典ミステリーの傑作でございます。
新訳というだけあって、更に読みやすい文章になっているのも非常にありがたいことです。
気になっていたけどまだ読んでない、という方は新訳版が出た今が読みどきですぞ!
海外ミステリーはあまり読まないけど、これは気になる。。ので読みたい本リストに入れておこう_φ(・_・
ブログ読んでいて思うのが本の紹介が素敵だなぁと。。どれも読みたくなって困ります(^◇^;)
紹介されていて気になって読んだ作品、どれも面白かったです。ありがとうございます☆
ミルクックさん!
「幻の女」はほんと海外ミステリの名作ですので、ぜひお時間のあるときにでも読んでみてください(=´▽`)
なんて嬉しいお言葉を、、、涙。本当に励みになります。
そう言っていただけることがとても嬉しいです。こちらこそ、本当にありがとうございます!
初めまして、コメント失礼します。
たしか早川書房の読者投票だったか書評投票で歴代一位でしたよね。
初めて読んだのは10年ほど前ですが、まだ小説を読み始めたばかりのころで「スゲー」ってなりました。それから数年後いろいろミステリを読み漁って再読したら「やっぱスゲー」となりました。
こんなに読み継がれるミステリはなかなかないでしょうね。近々新訳を手に入れてまた読み直してみます。
初めましてノブさん!
そうです!これは一位になりますよね。。なんかカリスマ的存在です(*-∀-)
そうなんですよね。私も再読したとき内容を知っていたにもかかわらずスゴイ!ってなりましたもん。
これだけ読み継がれるっていう事実が「幻の女」の凄さを表していますよね。ほんと、何回読んでも面白いって素晴らしいです(*´艸`)