今回は詠坂雄二(よみさか ゆうじ)さんのおすすめミステリー小説をご紹介です!
さて、今回ご紹介させて頂く詠坂雄二さんのミステリ作品は独特なものが多くよく驚かされます。
でもこの独特感がクセになって、詠坂さんの他の作品も読みたいってなっちゃうんですよね〜。
この感じをぜひ味わってほしいなあ!ということで、ぜひ『電氣人閒の虞』から読んでみてください。こういう変化球は好きですか?
参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
目次
1.『電氣人閒の虞』
都市伝説「電気人間」に関わる人々が次々に変死していく。はたして電気人間は存在するのか。
ミステリー小説として純粋に面白いです。ミステリー小説をたくさん読んでいる方なら尚更かと。ただ直球ではありませんね。変化球タイプです。
いやあ、あんなラストに持っていくとは、、(* ´艸`)
「電気人間って知ってる?」一部の地域で根強く語られている奇怪な都市伝説。真相に近付く者は次々に死んでいく。
2.『遠海事件: 佐藤誠はなぜ首を切断したのか』
86件もの殺人を自供した佐藤誠。彼の犯罪は、毎回死体を含めた証拠となるものを完全に抹消する’’完璧’’とも言えるものだった。
しかし、’’そんな彼が唯一死体を残し、わざわざ首を切断した「遠海事件」’’の謎を追っていくドキュメンタリー風の作品。
気になりますよね。彼がなぜそんなことをしたか。ラストのあの展開もお見事でした。衝撃。
佐藤誠。有能な書店員であったと共に、八十六件の殺人を自供した殺人鬼。その犯罪は、いつも完璧に計画的で、死体を含めた証拠隠滅も徹底していた。
3.『リロ・グラ・シスタ: the little glass sister』
高校の屋上で男子生徒の死体が発見される。そんな事件に高校生探偵の「私」が挑む学園ハードボイルドミステリーです。
世界観も設定も、詠坂さんらしい独特のクセが存分に出ており大変楽しめました。
ミステリー小説としても、詠坂さんならではの「やられた!」感は格別でございます。お見事でした(´^ω^`)
私立吏塚高校の屋上で葉群という男子生徒の屍体が見つかる。その前日、「吏塚の名探偵」は、生徒たちが帰宅し出払った宵闇の更衣室で、同級生の観鞍に遭遇していた。
4.『インサート・コイン(ズ)』
ファミコンなどの懐かしのゲームをテーマとした日常の謎系ミステリー。
ミステリ好き、ゲーム好きな方にとってはたまらないかと。いや、昔のゲームを知らなくても興味を持っていただけるんじゃないかな。
ミステリとしてはライトですがゲームと絡まって見事に面白く仕上がっています。個人的にもツボ´∀`*
スーパーマリオ、ぷよぷよ、スト2、ゼビウス、そしてドラクエ、ビデオゲーム史に燦然と輝く巨大タイトルを、さんざん遊び倒したプレーヤーの視点から描く、まっとうなゲーム小説って、ほんとうは、こういうことだ。
5.『ドゥルシネーアの休日』
過去に起きた連続殺人事件の模倣犯は誰だ?!っていう物語なんですが、やっぱり詠坂さんらしいストーリー展開。普通には終わりません。
学園ミステリーだったりアクション小説だったり、意外な展開で飽きさせてくれません。そして最後にはお馴染みのびっくりな展開が(ノ゚∀゚)ノ
タンポポは主張している。自分が四人を斬殺したことを。そして、凶器を変えて犯行を続けることを。
おわりに
というわけで、今回は詠坂雄二さんのおすすめミステリー小説をご紹介させていただきました。
詠坂雄二さんの変化球ミステリーをぜひ楽しんでみてください!
よろしければ参考にしていただければ幸いです。
それでは良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ
いつも面白い記事ばかりで、楽しく拝見しています。
詠坂さんの小説は前から気になっていました。
デビュー作は『リロ・グロ・シスタ』らしいのですが、どの作品から読んでも大丈夫ですか?
最終的に全て読むつもりですが、『遠海事件』が気になっていて、最初に読もうと思っています。
砂糖菓子の弾丸さん!嬉しいお言葉をありがとうございます。
はい。どの作品から読んでも大丈夫ですよ!
ぜひぜひ『遠海事件』を読んじゃってください(´∀`*)