2016年5月7日に公開された、横山秀夫さん原作の映画『64 ロクヨン』を初日に観てきました!
原作小説ももちろん大好きで、一体どうなるんだ?と期待半分、不安半分の精神状態で観に行ったのですが、、
結論から言うとめっちゃ面白かったです(つД`)ノ
想像以上のクオリティでびっくりしました。
そんなわけで簡単にご紹介させていただくので、少しでも気になっていただけたならぜひ映画館に観に行って下さい(*>∀<)ノ
目次
『64(ロクヨン)』はどんな作品?
『64 ロクヨン』は横山秀夫さんによる警察小説《D県警シリーズ》の一つ。横山秀夫さんは《D県警シリーズ》以外にも、『半落ち』『クライマーズ・ハイ』などの作品で有名ですね。
今作『64 ロクヨン』は、昭和64年に起きた最悪の少女誘拐殺人事件を発端に、警察内部の様々な問題をD県警広報官を務める「三上義信」の目線から描く作品です。
その誘拐殺人事件から14年の時が流れ、ついに時効まであと1年に迫った平成14年が舞台。
主人公であるD県警広報官・三上義信は家庭にも問題を抱えつつ、少女誘拐殺人事件や記者クラブとの揉め事に頭を悩ませながら奮闘していきます。
映画『64 ロクヨン』前編のココが面白かった!
①「犯人は誰なのか?」
やはりまず気になるのがコレでしょう。
この物語の発端となった、「昭和64年の少女誘拐殺人事件の犯人は一体誰なのか?」という謎は、見る者をラストまで引きつける大きな謎になります。
②三上義信という人物の魅力
主人公の三上義信は警察内部の騒動にも頭を悩ませ、さらには自身の家庭にまで問題を抱えています。見ていてこっちが辛くなってしまうほど頑張っているんです。
原作小説の描写も良かったですが、映画で三上義信を演じる佐藤浩市さんの演技は凄まじかったです。まさに私が思ってた三上義信そのものというか、それ以上に三上義信でした。
感情移入しすぎて涙ぐみましたからね( ;∀;)
③警察内部がヤバイ
この『64 ロクヨン』の面白い所は、普通のミステリー小説のような「犯人は誰なのか?」という根本的な謎以外にも多々あって、その一つが警察内部の争いですね。
上司とのゴタゴタはもちろん、記者クラブと加害者の匿名問題で争う所なんかスリル満点でドキドキが止まりませんよ。この記者クラブとの争いだけでも超面白いし泣きそうになった。三上義信さん、あんた凄いよ。。
④豪華すぎるキャスト陣
こういうのは小説では味わえない楽しみですよね。続々と登場する豪華キャストさんにニヤけてしまうこともしばしば。
主人公・三上義信を演じる佐藤浩市さんはもちろん、その部下・諏訪役の綾野剛さん、記者クラブの秋川を演じる瑛太さんが特に良かったなあ(*´エ`*)
結論。ミステリー小説、警察小説好きなら絶対観るべき!
いやあ、本当に素晴らしい映画でした。
ホラー映画でもないのに終始ドキドキしっぱなしだし、感情移入しちゃって泣きそうになるし、次の展開がどんどん気になって全く飽きさせないし。警察映画でここまで魅せてくれる作品は久しぶりです。
しかも前編が良いところで終わるんですよね〜!!
あえてどのような終わり方をするかは言いませんが、100%後編が観たくなる終わり方です。早く後編が観たすぎてウズウズが止まりませぬ(*ノ∀`*)
後編は2016年6月11日公開予定とのことです。うーん、待ちきれない!!ε=(≧m≦)