【氷菓】米澤穂信「古典部シリーズ」の順番や感想、あらすじなどをご紹介!

「古典部シリーズ」は日本の作家・米澤穂信さんによる学園青春ミステリーシリーズ。

人が死なない「日常の謎」系ミステリーとしても大人気のシリーズです。

そして2012年にアニメ化。

それはそれは大人気で、アニメが放送している時期はどの本屋さんにも平積みされていたのを覚えています。

アニメをキッカケに原作を読んだという方も多いのではないでしょうか(*´∀`*)

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2015.09.05

『氷菓』あらすじ

 

何事にもやる気が起きず、やらなくていいことならやらない「省エネ主義者」である折木 奉太郎(おれき ほうたろう)、高校生、1年B組。

当然部活なんぞやる気はなかったが、とある理由から廃部寸前の「古典部」に入ることになった。

どうせ一人だし、まあ、悪くない。

のんびり古典部ライフを送ろうと思っていた奉太郎。だがしかし、古典部で千反田える(ちたんだ える)という少女と出会い、物語は動き出す。

ミステリの名を借りた青春小説!

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「わたし、気になります」

が口癖のヒロイン、千反田える。

清楚な見た目とは裏腹に、好奇心旺盛でな彼女に振り回されながら、あらゆる日常の謎を解決していく奉太郎。

奉太郎の親友・ 福部 里志(ふくべ さとし)や、腐れ縁の伊原 摩耶花(いばら まやか)も加わり、奉太郎はまさかの順風満帆な学園生活を送ることとなります。

古典部シリーズはミステリー小説ではありますが、堅苦しい雰囲気もなく文章もライトで格段に読みやすい作品となっています。

なによりミステリー小説として面白いのはもちろん、「青春小説」としても楽しめるのがこのシリーズの素晴らしいところ。

第一弾の『氷菓』を読んでたちまち「千反田える」というキャラクターのファンになってしまい、そんな彼女に振り回される奉太郎にニヤニヤです。

仲間たちとの掛け合いもよく、「こんな学校生活いいなあ」と思わせてくれますね(●´人`)

必ず順番に読もう!

この古典部シリーズは作品同士のつながりがあったり、シリーズを通して時間が進んでいくので途中からではなく必ず順番に読みましょう。

以下がその順番です(*>∀<)ノ

1.『氷菓』

 

シリーズ第一弾。

当然ながら、この巻で主人公・折木奉太郎と、ヒロイン・千反田えるとの出会い、その他の人間関係が描かれますので、まずはこれから読みましょう。

いつのまにか密室になった教室、なぜか毎週必ず借りていかれる本の謎。そして三十三年前の文集『氷菓』に秘められた真実を解き明かしていく。

何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。

2.『愚者のエンドロール』

 

今回は学生たちが作るミステリー映画についての謎。

彼らが作っていた映画の脚本家が倒れてしまい、その映画の「犯人」がわからないので続きが作れないとのこと。

はたして奉太郎たちは未完成のこの映画を見て「犯人」を特定できるのか?という話がメイン。

ミステリー小説をあまり読まない方ならきっとビックリしていただけるでしょう。

しかしわたくし、ミステリー小説をたくさん読むものでこのネタ知っちゃってたんですよね 〜。

まあそれは残念だったのですが、真相がわかるまでの推理合戦は面白かったですね。相変わらず青春しててうらやましい!(>ω<*)

「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?

3.『クドリャフカの順番』

 

今回は文化祭で起きる盗難事件を解決していくというもの。

そして、今までは主人公・奉太郎のみの視点だったのに対し、今作では奉太郎、千反田える、福部里志、伊原摩耶花の古典部四人の視点でそれぞれ描かれています。

この複数の視点による構成が、物語ををより面白く楽しいものししてくれています。そして、読後感も。

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。

4.『遠まわりする雛』

 

前3作品の間に起こっていた事件を収めた短編集。ただでさえ読みやすいのに、短編になってさらに読みやすく。

ミステリはライトで、そのぶん青春度増し増し。古典部シリーズを読む上でもぜひ読んでおきたい青春小説です。

神山高校で噂される怪談話、放課後の教室に流れてきた奇妙な校内放送、摩耶花が里志のために作ったチョコの消失事件―“省エネ少年”折木奉太郎たち古典部のメンバーが遭遇する数々の謎。

5.『ふたりの距離の概算』

 

古典部の4人が2年生に!

そして新入生の大日向友子が仮入部としてやってきた。

馴染んでいるように見えたのだが、マラソン大会の前日に向友子は入部を辞退する。どうやら千反田えると何かあったようなのだが・・?

ちなみに、アニメ化されたのは4作目の『遠回りする雛』までで、今作はアニメ化されておりません!

アニメ版しか見ていない方は、ぜひ今作を読んでみてください!(●>ω<)ノ゙

千反田えるたちともすぐに馴染んだ大日向だが、ある日、謎の言葉を残し、入部はしないと告げる。部室での千反田との会話が原因のようだが、奉太郎は納得できない。あいつは他人を傷つけるような性格ではない──。

6.『いまさら翼といわれても』

 

古典部4人の過去と未来を描いた6編からなる短編集。

古典部シリーズ好きにはたまらない作品となっていました。4人の事が深く知れて、読むたびにどんどん好きになっていく・・。

折木奉太郎が『やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に』と言うようになった理由も明らかになります。

他にも、神山高校生徒会選挙の投票の謎を解き明かす「箱の中の欠落」、折木奉太郎の知られざる過去を描いた「鏡には映らない」、合唱祭の当日に行方不明となった千反田えるを探す「いまさら翼と言われても」などなど、本当に名作ぞろいの6編を収録。

古典部シリーズ最新作『いまさら翼といわれても』はシリーズ最高傑作かもしれない

2016.12.14

アニメ版もほんとに素晴らしい!

「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]

2012年に『氷菓』はアニメ放送されました。

私の大好きな古典部のメンバーが、喋って動いているのを見て本当に感動したのを覚えています。

原作に負けず素晴らしい作品でしたので、原作を読んだ方はもちろん、『氷菓』という作品に興味をお持ちであればまずアニメ版を見てみるのもいいですよ〜(●゚∀゚)

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それでは最後までありがとうございました。

良い読書ライフを!(*>∀<)ノ

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anpo39

年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。休日は引きこもって本ばっかり読んでいるので、人との交流があまりありません。仲良くしていただけたら嬉しいです(*≧д≦)