ぶっ飛びグロミス。白井智之さんのおすすめ作品をまとめてご紹介するよ!

2017年版「このミステリーがすごい!」に『おやすみ人面瘡』がランクインしたことで、ググーンと有名になられた白井智之(しらいともゆき)さん。

で、今回はその白井智之さんのおすすめ作品をご紹介させていただくのですが、もし「白井智之さんのおすすめ作品は?」と聞かれたら、私は「全部」と答えます。

はい。「全部」です。

2016年12月26日現在、白井さんは『人間の顔は食べづらい』『東京結合人間』『おやすみ人面瘡』の3作品を出版されているのですが、どれも見事に面白いです。

なので「どれが一番おすすめ?」とか聞かれると困っちゃうんですよ。

しかし、ただ一つだけ言えることがあります。

白井さんの作品に共通しているのは「ぶっ飛んだ世界観での本格ミステリ」という事。この中のどれか一つが「面白い!」と思えれば他の作品もきっと気に入っていただけるはずです。

ぜひ、まずは気になる作品を一冊お手にとってみてください(* >ω<)=3

 

【2017年/国内編】このミステリーがすごい!ベスト10紹介

2016.12.12

1.『人間の顔は食べづらい』

 

タイトルからしてやばい。

食べづらいというか、食べたくない。

とある理由から、動物の肉や魚などが食べられなくなってしまった世界。

そこで出来たののが「食人法」。ズバリ、「自分のクローンなら食べて良い」って法律です。

なんと無茶苦茶な、イカれた舞台設定でしょうか。しかし、個人的には大好物な世界観。

この設定だけでもSF小説として面白そうですが、実はしっかりしたミステリー小説なんですよ。最高ではありませんか。

世界観に圧倒されグイグイ読まされたと思ったら、至る所に忍ばされた伏線がガバッと収束されていく終盤、そして二転三転するラスト。完全に引っかかってしまった。

平山夢明さんのような飴村行さんのような。特殊なグロ小説好きな方にはもちろん、ミステリ好きな方にもちゃんとおすすめできる作品です。

世界的に流行した新型ウイルスは食物連鎖で多様な生物に感染し、爆発的な数の死者をもたらした。ヒトにのみ有効な抗ウイルス薬を開発した人類は、安全な食料の確保のため、人間のクローンを食用に飼育するようになる。

2.『東京結合人間』

 

ぶっ飛び度は1番かも。序盤からキツイ描写が盛りだくさん。

男と女が「結合」して一つの個体(手も足も4本、目も4個、身長も3mくらい)になるって世界。

で、その中で稀に「絶対に嘘をつくことができない”オネストマン”」が誕生してしまう。

今作は、そのオネストマンたち7人が孤島に集まり、そこで連続殺人が起きるという物語。

誰も嘘がつけない中での殺人事件。

オネストマンは嘘がつけないのに、7人全員が犯行を否定する。

ね、面白そうでしょ?(´∀`*)

前半がグログロのオンパレードでキツイかもしれないですけど、そこを越えれば一気に本格ミステリが待ち構えています。

改めて読み直してみると、しっかりと敷かれた伏線の数々に驚きましたね。

白井さんはこのトリックのために結合人間、オネストマンを生み出したのでしょうか。どちらにせよ、凄すぎます。

男と女が互いの身体を結合させ、結合人間となって特殊な生殖を行う世界。この結合の過程でときおり、一切嘘がつけない結合人間=オネストマンが生まれる。オネストマンの圷はある日、高額な求人に目をとめる。オネストマン7人の共同生活を撮影する映画の出演者を募集するというのだ。

3.『おやすみ人面瘡(じんめんそう)』

 

2017年版「このミステリーがすごい!」で8位にランクインしたことで一気に有名になりました。

このミスにランクインしたということは、そう。面白いからです。

舞台となるのは、身体中に人の顔の形をしたコブが発症する『人瘤病(じんりゅうびょう)』が蔓延した日本

この『人瘤病』という病気の設定が非常に細かく練られており、しかもそれがしっかりミステリに絡んでくる。巧い。

中盤まではこの特殊な設定をおかずにグイグイ読まされてしまい、これがミステリ小説であることを忘させられた後半から一気に本格ミステリーに。

相変わらず、伏線の忍ばせ方と回収の仕方が超気持ち良い。しかも最後の1ページまでしっかり楽しませてくれる。

このミスに選ばれるのも当然ですわ(*´ω`)

2017このミス8位、白井智之『おやすみ人面瘡』はパニック小説に見せかけた極上ミステリです

2016.12.21

全身に“脳瘤”と呼ばれる“顔”が発症する奇病“人瘤病”が蔓延した日本。人瘤病患者は「間引かれる人」を意味する「人間」という蔑称で呼ばれ、その処遇は日本全土で大きな問題となっていた。そんな中、かつて人瘤病の感染爆発が起きた海晴市で、殺人事件が起きる。

おわりに。

2016年12月26日現在までに出版されているのはこの3作品のみ。それが全て面白い。今のところ驚異の打率10割です。

次の作品が出たら絶対に読みます。それくらい白井さんの作風に魅了されちゃってます。

次はどんなぶっ飛びミステリを読ませていただけるのでしょうか。。

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➡︎【2017年/国内編】このミステリーがすごい!ベスト10紹介

それでは、良い読書ライフを!(* >ω<)=3

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