衝撃の大トリック!島田荘司『斜め屋敷の犯罪』は御手洗潔シリーズの中でもかなり好き

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今回は私の大好きな館モノの一つ、島田荘司さんの『斜め屋敷の犯罪』についての感想やあらすじを。

今作は『占星術殺人事件』から始まる「御手洗潔シリーズ」の二作目にして、「とんでもトリック」で有名な作品です。

初めて読んだ時は本当にかなりの衝撃を受けましたね。良い意味で。

まあ何が凄いかは読んでからのお楽しみですが、私的に御手洗潔シリーズの中でもかなり好きな作品ですので、今一度改めてご紹介させていただこうと思います。

未読な方がいらしたら、どうぞ参考にしていただければ幸いです(○´∀`○)

 

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『斜め屋敷の犯罪』

 

北海道にある岬のはずれの高台にそびえ建つ「流氷館」。通称「斜め屋敷」。

この屋敷は建てた後に傾いてしまったのではなく、最初から傾けて建てられた奇妙な屋敷です。

西洋館の方に関しては、読者はマッチ箱を摩擦面を下にして置き、底を持ち上げないようにちょっと指で押し傾けたところを想像していただけるとよい。傾斜角は五度かせいぜい六度といったところで、外からではほとんど解らない程度のものだったが、しかしいったん中に入るとずいぶん面くらわされる場面にぶつかったものだ。

『斜め屋敷の犯罪』P.15より引用

というように見た目ではあまりわからないけれど、中に入るとかなり違和感を感じるくらいに傾いていることになりますね。

 

改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)

こんな屋敷です↑ワクワクしますね。

そんな奇妙な「流氷館」で行われたクリスマス・パーティー。

館の主人である浜本幸三郎を始め、様々な人々がこの館に訪れます。

が、やっぱり起きてしまう殺人事件。

その殺され方は不可解で、しかも密室。

パニックに陥る人々。

そしてまた、惨劇が。

あの壮大なトリックを刮目せよ!

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私自身、ミステリー小説の中でも「館」や「城」を舞台にした「館モノ」ってすごく好きで、『斜め屋敷の犯罪』もかなりタイプの作品なんですよ。

この作品にも「館の見取り図」や「殺人現場の状況を描いた図」とか、その他ヒントになりそうな図が所々に挿入されているんですけど、そういうのめっちゃ好きで。

このような「館モノ」が好きならぜひ読んでみていただきたいです(*゚∀゚)っ

 

で、この『斜め屋敷の犯罪』は実は「バカミス」なんて言われたりしています。

いわゆる「そんなバカな!ありえない!」と言ってしまいたくなるようなトリックを扱った作品に使われる言葉ですね。

というわけで今作でも「そんなバカな!」とい言いたくなる奇想天外なトリックが使用されています。

よく「現実味がない」なんて言われちゃったりするんですけど、私はこういうの大好きです。いくら現実味がなかろうと、全く予想できないトリックを使われると最高にワクワクするんですよね。

この快感をぜひ一度味わってみてくださいな(>∀<)

いつ出てくるんだ御手洗潔!

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この『斜め屋敷の犯罪』は御手洗潔シリーズの二作目、ということで当然探偵役は御手洗潔なのですが、彼が全然登場しないんですよ。

もう結構事件が起きちゃって、警察が来ても全然真相わからないまま物語が3分の2くらい進んでいて、その間にありとあらゆる謎に溢れかえっている状態なんですよ。

で、残り3分の1くらいって時にやっと御手洗潔が登場するんですけど、そこからはもうノンストップで読み切ってしまいます。

彼は変人にして天才です。

あれだけの謎を一つ一つしっかりキッパリ解明していっちゃう怒涛のラスト。ご覧あれ。

読者への挑戦もあるよ!

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この『斜め屋敷の犯罪』では、最後の方に「読者への挑戦」が挿入されています。

つまりは、「ここまでの段階で事件の真相を見抜く材料はすべて提示したよ。さあ解いてみよ!」ということですね。

まあ私は当然わからなくて、結局真相を御手洗さんに教えてもらうことになったのですが、すべての真実が暴かれた時に思いましたよね。

 

 

わかるかい!!!

 

って。

完全に完敗、というよりこんなの勝てるわけがないです 笑。

そりゃ「バカミス」なんて言われてしまいますよね。でも実に楽しいから良いんですけど。

未読な方はぜひ一度挑戦してみてくださいな(*´▽`*)ノ

おわりに。

というわけで今回は、島田荘司さんの「御手洗潔シリーズ」の二作目『斜め屋敷の犯罪』をご紹介させていただきました。

あのまさかのトリックに仰天しちゃってくださいな!

国内ミステリー小説を読む上でも欠かせない作品となっておりますので、ぜひとも一読を(*´▽`*)ノ

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