桜庭一樹『GOSICK-ゴシック-』の順番とあらすじと思い出

今回は桜庭一樹さんの『GOSICK-ゴシック-』シリーズの読む順番とあらすじ、私の思い出を少々。

読んでいない小説が圧倒的に多いこの世界で、わざわざもう一度読みたいと思える小説ってなかなか出会えません。

大抵1回読めば満足だし、まだ読んでいない小説のほうが読みたくなるのは当然。限られた時間の中で「どうせ読むならまだ読んでない本を」と思うのも当然のこと。

それでも「再読したい」「何回でも読みたい」と思える本に出会えたら、それはそれは素晴らしい出会いですよね。

そして私が「何回でも読みたい」と思える小説のひとつが、この『GOSICK-ゴシック-』シリーズなのです。

こんな私のブログを読んでくださる方にも、そんな素敵な本との出会いがありますよう願っております。

 

【5作品】桜庭一樹さんの本当におすすめしたい小説5選

2015.09.12

「GOSICK-ゴシック-」シリーズとは

 

さて、この「GOSICK-ゴシック-」シリーズは、異国の地に留学してきた主人公「久城 一弥」が、図書館塔の頂上に佇む美少女「ヴィクトリカ・ド・ブロワ(ヒロイン&探偵役)」と共に様々な事件、困難に立ち向かうライトミステリー小説です。

最初はよくある学園ライトミステリかと思いきや「ヴィクトリカ・ド・ブロワ」が想像以上に深い闇を抱えており、壮大な冒険小説へとなっていきます。

そう、これはライトミステリー小説であり、冒険小説なのです。

殺人事件も起きますが、「どんでん返しを味わいたい!」とか「衝撃のトリックにびっくりしたい!」とか、そういう本格ミステリを求めて読む作品ではないです。

久城 一弥とヴィクトリカの冒険と活躍を見守る作品、として読んでみてください。

 

そして現在、小説には様々な女性探偵が存在しますが、この「ヴィクトリカ・ド・ブロワ」こそ、私の中で一番好きなキャラクターなんです。

これは桜庭一樹さんの文章と描写の巧さのせいでしょう。

文字だけなのにヴィクトリカの仕草や表情などの可愛らしさが目に浮かんで伝わってくるのです。これには一発でやられました。もういちいち可愛いんです(ノω`*)

読む順番はあるの?

このゴシックシリーズは現在までに結構な巻数が出版されています。

で、必ず順番に読んでください。

読む順番は、

《一期》

①『GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)
②『GOSICK II ゴシック・ その罪は名もなき (角川文庫)
③『GOSICK 3 ゴシック・青い薔薇の下で (角川文庫)
④『GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)
★『GOSICKs-ゴシックエス・春来たる死神ー (角川文庫)
⑤『GOSICKV-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋- (角川文庫)
★『GOSICKs II ゴシックエス・夏から遠ざかる列車 (角川文庫)
⑥『GOSICK VI ゴシック・仮面舞踏会の夜 (角川文庫)
★『GOSICKs III ゴシックエス・秋の花の思い出 (角川文庫)
⑦『GOSICK VII ゴシック・薔薇色の人生 (角川文庫)
★『GOSICKs IV ゴシックエス・冬のサクリファイス (角川文庫)
⑧『GOSICK -ゴシック- VIII 上 ゴシック・神々の黄昏 (角川文庫)
⑨『GOSICK VIII 下 ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)

《二期》

①『GOSICK RED
②『GOSICK BLUE
③『GOSICK PINK
④『GOSICK GREEN

という「刊行順」に読む事をオススメいたします。★がついているのは短編集です。

一期の最終巻『神々の黄昏』を読み終わった時は本当に落ち込みました。もうヴィクトリカたちの冒険を見る事は出来ないのか、と。

そうしたらまさかの二期が始まって。その時の私の喜びようと言ったら大変でしたよ。本当に「生きててよかった」って思ったんですから。笑

 

『GOSICK-ゴシック-』と私の思い出

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ここからは私の思い出話なので、「読む順番を知りたかっただけだよ!」という方は読まなくても全然大丈夫です。笑

 

さて、私は外出する時は常に本を持ち歩くようにしています。ちょっとした移動時間や、何かの待ち時間などがあった場合にすぐに読めるようにしているためです。

そうすれば、ただ過ぎていくだけの時間があっという間に素晴らしい時間になります。

そしてそれは、旅行に行く時も変わりません。

しかしそれがなかなか大変なのです。

1日くらいの外出なら1〜2冊の小説を持っていけば大抵大丈夫なのですが、旅行となるとそうはいきません。

まだ読んだことのない小説を持っていく場合、「もし好みの作品じゃなかったらどうしよう」という不安にかられるのです。

というわけで、1冊だと不安なので3〜4冊持って行くこともしばしば。

一泊の旅行では、だいたい「読んだことのない本2冊」「再読したい本2冊」というパターンが多いですね。

悩んだあげくゴシックシリーズを

さて、「再読したい本」はたくさんあるのですが、その中で旅行に持っていく本となると選ぶのが非常に難しい。そして非常に楽しいんです。

ちなみに私は、友人との海外旅行で「読んだことのない本2冊」と「再読したい本6冊」を持って行ったことがあるのですが、

その持って行った「再読したい本6冊」こそ、桜庭一樹さんの「GOSICK-ゴシック-」シリーズなのです。

とても長いシリーズのため全部は持ってけませんでしたが、それでも私の海外旅行に素晴らしい時間をもたらしてくれました。

というか、基本的に「再読したい本」はあくまで「読んだことのない本」が好みでなかった場合のスペア的なものなのですが、この時は真っ先に「GOSICK-ゴシック-」シリーズを読んでしてしまい、「読んだことのない本」は未読のままに終わりました(*・∀・`)

友人がちょっと引いてしまった

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ちなみに友人と4泊5日の海外旅行に行った時、文庫本を8冊持って行った時には友人に「え?」って顔をされました。

飛行機に乗るなりカバンから8冊全部をドサッと出しましてね。あの時の友人の顔はなかなかでしたよ。

そんな読む暇ないよ!と思うかもしれませんが意外と海外旅行の場合、空港での待ち時間や飛行機での移動時間など、結構読書する時間があるのですね〜。

 

まあその間、友人はほったらかしですが(ノ∀`笑)

 

「旅行に行ってまで読書してどうするの?家出すればいいじゃん」とよく言われるのですが、「特別な場所でする読書」って私の中ですごく重要なのです。

それは、とにかく印象に残るから。

表紙絵を見ただけで「ああ、この本は○○で読んだなあ!」と強烈な思い出になるのです。

もはや一緒に旅をした仲間。より本との絆が深まるのです。

おわりに。

長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

もし機会があれば、ぜひ旅行などに「相棒」として本を持って行ってみてください。

忘れられない思い出になるはずです。そして、その本をもっと好きになることでしょう。

そうすると改めて思うんです。

私は「本を読む」ことが好きなのはもちろん、それ以上に物質として「本そのもの」が好きなんだなあ、と。

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12 件のコメント

  • 初めてコメントさせていただきます。
    まわりに本好きな人があまりいないので、このように紹介などしてくださると本当に嬉しいです!
    ゴシックシリーズは最近読み始めたのですがとても面白いです!
    表紙が可愛いと思って手に取ってみると本の世界にいつの間にか入りこんでいました。
    これからもたくさんおすすめの本紹介して下さい!

    • 猫狐さん!はじめまして。
      そう言っていただけて大変嬉しいです!私もまわりに本好きな友人がいないので、、、だからブログで発散させていただいてます笑
      ゴシックシリーズ面白いですよね!本の世界に入り込んでしまう感じ、わかります。いやあ、猫狐さんに共感していただけて嬉しいです。。
      ありがとうございます、頑張っちゃいますよ!(*´ω`)ノ

  •   はじめまして。
    ごめんなさい 春来たる死神 が最初じゃないのですか?
    夏から…  がIVの後だと思い込んでいたのですが

    • 鬼若丸さま初めまして!
      記事中にも述べているのですが、私がオススメしている順番は「刊行順(発売順)」なんです。
      でも実は「刊行順(発売順)」と「時系列」は異なります。
      鬼若丸さまのおっしゃる通り、「時系列順」に並べると『GOSICKs-春来たる死神』が最初の物語になるんです。
      同じく「時系列順」でいうと、『夏から遠ざかる列車』の後に『ベルゼブブの頭蓋』がきます。
      ではなぜ「刊行順(発売順)」をオススメしているかというと、時間軸を逆にすることにより「ああ、あの時こんなことがあったのね!」みたいな面白さがあるからです。
      実際に私は「刊行順(発売順)」で読んで大変面白かったので、このような形でオススメさせていただきました。本当に私の好みです。
      ご指摘の通り、時系列順でないことが説明不足でした。
      今後「時系列順」の方も記載させていただく予定です。申し訳ございませんでした。

  • おはようございます!
     刊行順だったんですね。発売当初から読んでいた訳ではないので  気付きませんでした。
    すいませんでした。
     これからも 楽しい本の紹介等 GOSICKを読み返しながら
    楽しみにしてます。
     因みに GREENの最後で何度も涙しました。
    好きな場面や台詞なんかも 聞いてみたいです。

    • こんばんは!
      いえいえ、こちらこそ説明が不足しておりました。ありがとうございました。
      ほんとGOSICKは何回読んでも面白いですよね。私も何回も読み返しています。他に読んでいない本たくさんあるのに。。
      私もGREENのラストは泣きましたー!
      あれはたまんないです。
      好きな場面や台詞はいっぱいありすぎて決められないです、、笑
      崖のシーンもいいし、グレヴィールとのシーンも好きだし、、というかグレヴィールが絡んでくるとなぜか泣けてくるんですよね(ノД`。)
      いやーまた読み返したくなってしまいましたー!どうしてくれるんですかー!笑

  •  おはようございます。
    一弥と瑠璃の庭での場面
    辛いけど大好きです! もしかしたら、瑠璃ファンなのかもしれません。

     これからの物語も楽しみですが、次は誰が再登場するかもドキドキします。
    冒険家になったアブリルは、いつか登場すると思うのですが……

    どう思います?

    • こんばんは!
      瑠璃いいですねえ!(´∀`*)
      一弥と瑠璃の庭での場面、と聞いただけでその光景が浮かんできました。本当いい場面です。
      ほんと楽しみですよねー!
      アブリルもいいなあ。。。次か、次の次くらいには出て欲しいです。早く出て欲しいですねえ。。で、多分登場しただけで泣いてしまいそうです 笑。
      基本好きなキャラしかいないので、再登場はそれだけで感極まってしまいそう(ノω`*)

    • いやあ、本当にいつになるのでしょうか。
      今年のうちに出てば嬉しいのですが、まだまだ先は長そうですね。。。
      新刊が出るまは、なんとか生きなくてはなりません!
      もはや私にとっては生きる希望となっております。。

  • 夜分遅くにすみません。
    GOSICKシリーズ僕も全巻読みました!
    神々の黄昏の上下巻あれはいろんな意味で泣きました。一期の最後がああなるとは一巻を読んだ時には思わなかったので…(全体的な進行はおおよそ予想通りでしたが)
    ゴシックの「RED」から出た時は心の中で歓喜の嵐でしたよ。

    • GOSICKシリーズ本当に良いですよね(ヴィクトリカが可愛すぎます)。
      私も神々の黄昏は涙しましたねえ。。
      そしてまさかの「RED」。同じく歓喜の嵐でした。こんな嬉しいことがあるのか、ってくらい喜びました笑。
      桜庭一樹さんには感謝しかありません(ノω`*)

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    anpo39

    年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。休日は引きこもって本ばっかり読んでいるので、人との交流があまりありません。仲良くしていただけたら嬉しいです(*≧д≦)