【アリス殺し】小林泰三さんのおすすめ小説5選【玩具修理者】

様々な怖さを味わえる「小林泰三」さんのおすすめ作品をご紹介!

今回おすすめさせていただきたいのは、《ホラー短編の名手》などと呼び声の高い小林泰三さんの作品です。

しかし、小林さんの面白い作品は何もホラー短編だけっていうわけでなく、ミステリーもサスペンスもめっちゃ面白いのです。

スリル満点の『記憶破断者』、幻想的でどんでん返しもしてくれる『アリス殺し』、日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した『玩具修理者』、、うーん、最高です。

 

もちろんジャンルは違えど、どの作品にも小林泰三さんの独特な世界観があるわけで。とくに今回紹介させて頂く作品のなかでは『玩具修理者』が一番小林泰三さんらしい作風だと感じます。

まあまあ、とりあえず読んでみてくださいな( ^ω^ )

それではどうぞ、参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ

 

『記憶破断者』

 

《記憶が数十分しか持たない男》人の記憶を書き換える事ができる殺人鬼》との戦いを描いたスリル満点のサスペンス。

この設定だけでそそられませんか!

なぜこんなことになったの?どうやって戦えばいいの?最後はどっちが勝つの?

もう気になることばっかりで強制的に一気読みさせられちゃいますよ。終始ドキドキしっぱなしですし、ストーリー展開もうまい。

終盤の怒涛の展開からのあのオチ。ほう、、そうなっちゃうのね。。。

頼りになるのは、ノートだけ。記憶がもたない男は、記憶を書き換える殺人鬼に勝てるのか?見覚えのない部屋で目覚めた二吉。目の前には一冊のノート。そこに記されていたのは、自分が前向性健忘症であることと「今、自分は殺人鬼と戦っている」ということだった。

『アリス殺し』

 

ミステリー小説を読んでいると「不思議の国のアリス」が登場したりモチーフにされている作品に出会うことが結構ある。それだけ「不思議の国のアリス」が愛され、影響力があるってことですかね。

そんな私も「不思議の国のアリス」の世界観が大好きな人間の一人。あの幻想的な世界観がたまりません!

さてさてこの作品は、「不思議の国のアリス」の世界でキャラが死ぬと現実世界にも反映され、実際に人が死んでしまうというファンタジーチックなミステリー。

アリスの世界観が存分に活かされており、さらには衝撃のどんでん返しも楽しめる。アリスもミステリーも好きな私には最高に一冊でした( ´ ▽ ` )ノ

“不思議の国”の住人たちが、殺されていく。どれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない。

『玩具修理者』

 

表題作「玩具修理者」と「酔歩する男」の2作を収めた作品集。

このような作品集の場合表題作が一番面白いのが普通ですが、この作品にいたっては「散歩する男」もめちゃくちゃ面白い。2作とも傑作なのです。

「玩具修理者」はややグロく、雰囲気も相まって背筋がゾクゾクする怖さ、そして衝撃的なオチ。「酔歩する男」は精神がやられる怖さ。頭おかしくなっちゃうような、とにかく凄まじいお話です。

玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも…死んだ猫だって。壊れたものを一旦すべてバラバラにして、一瞬の掛け声とともに。

『家に棲むもの』

 

小林泰三さんといえばホラー短編の名手と言われるほどホラー短編がお得意な方。

この作品も、ホラーとグロテスクと狂気と怪奇を全て詰め込んだような短編集です。とくにグロ表現はすごいですね。

表題作「家に棲むもの」・・昔殺人事件があった古い家。全員で4人のはずが、もう一人いる気がしてならない、、その正体とは。

ボロボロで継ぎ接ぎで作られた古い家。姑との同居のため、一家三人はこの古い家に引っ越してきた。みんなで四人のはずなのに、もう一人いる感じがする。見知らぬお婆さんの影がよぎる。

『人獣細工』

 

これまたホラー作品集。

ブタの臓器を移植された娘を描く表題作「人獣細工」も面白いけど、「本」という作品が素晴らしく狂気です。

同じ著者の『玩具修理者』に収められている「酔歩する男」並みの傑作。「本」だけでも読む価値ありですo(`ω´ )o

パッチワーク・ガール。そう。わたしは継ぎはぎ娘。その傷痕の下には私のものではない臓器が埋められている。

最後に

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

グロテスクな気持ち悪い怖さ、背筋が寒くなるゾクゾクする怖さ、頭がおかしくなっちゃうような精神的にくる怖さ。様々なタイプの怖さを味わえる小林泰三さんの作品、とくとご覧くださいませ( ´ ▽ ` )ノ

よろしければ気が向いたときにでも、参考にしていただければ幸いです。

それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

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