【有栖川有栖】学生アリスシリーズの順番やあらすじ【江神二郎】

有栖川有栖さんによる《学生アリスシリーズ》の順番などをご紹介!

有栖川有栖さんによる『江神シリーズ』または『学生アリスシリーズ』とは、

京都にある英都大学の’’英都大学推理小説研究会(EMC)’’の部長「江神二郎」を探偵役、推理作家を目指す「有栖川有栖」を補佐役とした人気シリーズです。

 

クローズドサークルだったりダイイングメッセージだったり、ミステリー小説ならではの王道の設定が楽しめるので私も大好きです!

さらには、大学生たちのほのかな恋愛や将来への不安などを描いた’’青春小説’’としても面白いのが人気の秘訣。

もちろんここまで人気なのはミステリーとして一級品だから。舞台設定やストーリー自体の面白さ、驚きのトリックから推理に至るまでの過程は非常に綺麗。数ある本格ミステリのなかでもかなり読みやすいです。

順番に読まなくても一応面白いですが、ちょっと分からない事も出てきてしまうので順番に読むことを強くお勧めします。

それでは、どうぞ参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ

 

1.『月光ゲーム』

 

シリーズ一作目にして有栖川有栖さんのデビュー作。

江神&アリス一行は夏休みの合宿で訪れたキャンプ場で、他の大学のグループ達と時を過ごしていた。しかし火山が噴火し、山崩れによって帰り道が塞がれてしまった。

そんな極限状態の中で起きてしまった不可解な殺人事件。残された「Y」という謎のメッセージ。

クローズドサークル、謎のダイイングメッセージというミステリ好きならワクワクしちゃう要素の詰まったザ・本格ミステリー。

しかもミステリーだけでなく、登場人物が大学生ということもあって青春小説としても面白いのです(=゚ω゚)ノ

『月光ゲーム―Yの悲劇’88』は「学生アリスシリーズ」第1弾にして名作推理小説なのです

2017.02.10

夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々―江神部長や有栖川有栖らの一行を、予想だにしない事態が待ち構えていた。

2.『孤島パズル』

 

2作目。

宝探しゲームへと出かけた南の島での殺人事件。連絡船が来るのは五日後、無線は壊されていて連絡不可能。というこれぞミステリー!という王道の設定。こういうの大好きです。

飛び抜けた派手さはないものの、読みやすい、分かりやすい、面白い、の三拍子揃っていて誰が読んでも楽しめる作品だと感じます。むしろこの地味さが良い。

南の島でのバカンスという雰囲気も、シリーズお馴染みの漂う青春感も相まってドキドキワクワクです!

この作品のメインは「犯人当て」というより、南の島の世界観と「トリック」や謎を解き明かしていく過程でしょう。まさにパズルのピースがぴったりハマっていく感じは気持ちがいいです( ´ ▽ ` )

学生アリス第2弾『孤島パズル』の美しすぎる論理的推理は必見です。

2017.02.11

紅一点会員のマリアが提供した“余りに推理研的な”夏休み―旅費稼ぎのバイトに憂き身をやつし、江神部長以下三名、宝捜しパズルに挑むべく赴いた南海の孤島。バカンスに集う男女、わけありの三年前、連絡船の再来は五日後。

3.『双頭の悪魔』

 

3作目。

山奥にある村に迷い込んだ麻里亜を探しだすため、大雨のなかやってきたアリスたち。しかし大雨によって橋が流され、江神たちとアリスたちは川を挟んで別々の場所に分かれてしまう。

そして、江神とアリスの’’それぞれ両方の場所’’で殺人事件が起きるのです。

別々の場所で同時に起きた殺人事件をそれぞれの場所で推理していくこの構成がまあ面白い!

この両方で起きた殺人がどうつながっていくのか?トリックは?犯人は?と気になることばっかりで、700ページ近い長編ながら一気読みしてしまいます。

登場人物の掛け合いやストーリー自体も面白いですが、ちょっとしたことから犯人を特定するまでの’’推理’’が最高。シビれます。

学生アリス第3弾『双頭の悪魔』は、やはりシリーズ最高傑作と呼ばれるにふさわしい。

2017.02.13

他人を寄せつけず奥深い山で芸術家たちが創作に没頭する木更村に迷い込んだまま、マリアが戻ってこない。救援に向かった英都大学推理研の一行は、大雨のなか木更村への潜入を図る。

4.『女王国の城』

 

3作目の『双頭の悪魔』から15年以上間を空けて書かれた待ちに待った4作目。

突然大学に姿を見せなくなった江神部長。どうやら江神さんが向かった先はとある宗教団体の聖地らしい。

残されたアリスたちは不安を抱えながらも江神さんの後を追い駆けつけるが、そこで予期せぬ殺人事件に巻き込まれます。

大掛かりな舞台設定、クローズドサークル、怪しい宗教団体の「城」、謎に続く謎。しかもとある事情によって警察が介入できないので自分たちで推理するしかない。

こんなの絶対面白いに決まっているじゃないですか!

散りばめられた伏線や謎をバッサバッサと回収していくこの構成も見事。しかも一つ一つのロジックがしっかりしていて美しい。

上下巻あわせて800ページを超えるボリュームで読み応えも抜群。まさに王道ミステリーの傑作でございます(=゚ω゚)ノ

ちょっと遠出するかもしれん。そう言ってキャンパスに姿を見せなくなった、われら英都大学推理小説研究会の部長、江神さん。向かった先は“女王”が統べる聖地らしい。

 

短編集『江神二郎の洞察』

 

シリーズ初の短編集。

シリーズに登場するお馴染みの人物の背景がより詳しくわかるので、長編を読んでシリーズを好きになった方には必読の一冊です。

短編集ですが、上に紹介した長編4作を読んでからこの作品を読んだ方がより一層楽しめます( ´ ▽ ` )ノ

その人の落とした『虚無への供物』が、英都大学推理小説研究会(EMC)入部のきっかけだった―。大学に入学した一九八八年四月、アリスは、江神二郎との偶然の出会いからEMCに入部する。

最後に

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

今回ご紹介した「学生アリスシリーズ」の長編は5作で終わりの予定だそうです。つまり長編は次回作が最終巻。。早く読みたい!けど読んだら終わってしまう!うーん切ないです(つД`)ノ

本当に面白いので、最終巻が出る前に是非「学生アリスシリーズ」を読んでみてください!

それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

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2 件のコメント

  • いいですよね、学生アリスシリーズ。私が新本格ミステリーにハマるのに拍車をかけたシリーズで、思い入れも強いです。これぞ王道と言わんばかりの舞台設定に上質なミステリー、おまけに個性豊かで親しみを持ってしまうEMCの面々と素晴らしい要素がてんこ盛りで何回も読み返してしまいます。思い入れが強いだけにこのシリーズの長編が次の作品で見納めになってしまうのには悲しいですね…関係ない事ですが作家アリスシリーズがドラマ化した事ですしこちらも映像化して欲しいですね。ドラマ化だと話数的な問題で厳しいかもですけどアニメとかならいけませんかね?江神の推理やアリスのツッコミ、モチと信長の絡みや天真爛漫なマリアを映像でも見てみたいです。

    • 私も新本格ミステリーにハマり始めの頃に読んだ作品ですので思い入れがあるんですよねー!何から何まで大好きで、時間を忘れて貪るように読んでいました。
      ほんと、楽しみでありつつも終わってしまうのが悲しいという複雑な気持ちです。
      個人的にもこのシリーズはアニメ化の方が良いと思います!キャラクター的にもアニメ向きだと思うんですけどね〜。いやー見てみたいです(*´∪`)

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