【森博嗣】S&Mシリーズの順番とあらすじ【すべてがFになる】

今回は森博嗣(もりひろし)さんの『S&Mシリーズ』の読む順番やあらすじをまとめました!

森博嗣さんの代表的作品であるS&Mシリーズ。

Sは犀川創平、Mは西之園萌絵のファーストネームを表しており、このシリーズの探偵役であり主人公たちの名前です。

シリーズの中でも1作目の『すべてがFになる』は、ミステリファンなら知らない人はいないであろう超名作。ぜひ読んでいただけたらと思います。

推理だけでなく世界観を楽しもう!

さて、このS&Mシリーズはミステリー小説ではあるのですが、面白いところはミステリ部分以外のところにも多くあるのです。

それは、著者独特の世界観の中にある犀川と萌絵の二人の関係性だったり、掛け合いだったり、シリーズを通しての成長だったり。

要は、たとえミステリー要素がなかったとしても小説として面白い

逆に「ミステリー小説はあっと驚くどんでん返しのトリックや展開があってこそだ!」という人には、このシリーズは向かないかもしれない(とはいっても、『すべてがFになる』は読むべき)。

普通の小説としても、この作品の世界観や、個性的な登場人物たちによる人間ドラマが非常に魅力的なのです。(作品タイトルも超美しい)

長くなりましたが、以下がシリーズの順番です。

参考にしていただければ幸いです(=゚ω゚)ノ

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1.『すべてがFになる』 The Perfect Insider

 

ミステリファンなら誰もが知る超名作。もともとは4作目の予定でしたが、編集者の希望により1作目に変更。

孤島にある研究所で起こる殺人事件。その死体は両手両足を切断され、ウェディングドレスを纏っていた。。

壮大すぎるトリックは圧巻です(*´∀`*)ノ

14歳のとき両親殺害の罪に問われ、外界との交流を拒んで孤島の研究施設に閉じこもった天才工学博士、真賀田四季。教え子の西之園萌絵とともに、島を訪ねたN大学工学部助教授、犀川創平は一週間、外部との交信を断っていた博士の部屋に入ろうとした。

2.『冷たい密室と博士たち』 Doctors in Isolated Room

 

デビュー作の『すべてがFになる』が衝撃的かつ面白すぎたため、どうしても拍子抜けな印象を受けてしまう今作。が、衝撃的なものはないにしろ、普通のミステリ小説として単純に面白い。

今後S&Mシリーズを読み進めていく上でも必読の作品です( ^ω^)ノ

同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?

3.『笑わない数学者』  Mathematical Goodbye

 

数学者の豪邸で起こる殺人事件。消えるオリオン像。一族の謎。

トリックや犯人は誰か?などのミステリ要素はもちろん、人間描写や著者独特の世界観を楽しむ作品ですね〜。

タイトル『笑わない数学者』の意味とは。。

偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され…。

4.『詩的私的ジャック』 Jack the Poetical Private

 

2つの大学の構内で死体となって発見された2人の女子大生。密室なうえに、肌には謎の傷跡。

S&Mシリーズ全体に言えることですが、このシリーズはあっと驚くトリックというより、犀川&萌絵のやりとりや登場人物のセリフ、小説全体の世界観を楽しむ作品ですからね〜。

那古野市内の大学施設で女子大生が立て続けに殺害された。犯行現場はすべて密室。そのうえ、被害者の肌には意味不明の傷痕が残されていた。捜査線上に上がったのはN大学工学部助教授、犀川創平が担任する学生だった。

5.『封印再度』 Who Inside

 

50年前、とある日本画家が家宝を残して密室の中で謎の死をとげた。この家宝の秘密は、現在に至るまで誰も解くことができていない。

そして時を超え現代、新た犠牲者が。

この作品あたりから犀川&萌絵の関係がさらに面白くなります。そして、個人的にタイトルがめっちゃ好きなのです

岐阜県恵那市の旧家、香山家には代々伝わる家宝があった。その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。

ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。

6.『幻惑の死と使途』 Illusion Acts Like Magic

 

天才奇術師である’’有里匠幻’’が脱出ショーの最中に殺害される。さらには霊柩車から死体が消えてしまう。

この作品は奇数章のみで書かれており、次作『夏のレプリカ』を読むことで偶数章が埋まり、物語全体がつながる仕組みになっている。

ただし交互に読むのではなく、『幻惑の死と使途』単体をしっかり読んでから『夏のレプリカ』を読みましょう!(・∀・*)

「諸君が、一度でも私の名を呼べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも遺体は、霊柩車から消失。これは匠幻最後の脱出か?

7.『夏のレプリカ』 Replaceable Summer

 

この作品は偶数章のみで構成されており、前作「幻惑の死と使途」と同時期に起った事件を描いています。

この作品を読む前に前作をしっかり読んでおきましょう。

那古野市の実家に帰省したT大大学院生の前に現れた仮面の誘拐者。そこには血のつながらない詩人の兄が住んでいた。誘拐が奇妙な結末を迎えたとき、詩人は外から施錠されていたはずの部屋から消え去っていた。

8.『今はもうない』 Switch Back

 

S&Mシリーズで1,2位を争う人気作。

S&Mシリーズをこれまで読んできている人なら、ここでそうくるか!と唸ってしまうんではないでしょうか。逆に今作を最初に読んでしまうとインパクトは少ないかもれないので注意。

ぜひとも、1作目から順番に読んできてほしいですね〜(ゝ∀・)

電話の通じなくなった嵐の別荘地で起きた密室殺人。二つの隣り合わせの密室で、別々に死んでいた双子のごとき美人姉妹。そこでは死者に捧げるがごとく映画が上映され続けていた。そして、二人の手帳の同じ日付には謎の「PP」という記号が。

9.『数奇にして模型』 Numerical Models

 

S&Mシリーズの中で最も異色ともいわれる本作。

異色というだけあって賛否あるようですが、これが森ワールドなのです!ぜひ味わってみてください!

那古野市内で開催された模型交換会で、モデルの首無し死体が発見された。死体と共に密室の中で昏倒していたのは、大学院生、寺林高司。彼には同じ頃に起きた女子大学院生の絞殺事件の容疑もかけられていた。

10.『有限と微小のパン』 The Perfect Outsider

 

一応、S&Mシリーズ最後の作品ですね。S&Mシリーズ通して読んできた人にはたまらない作品となっています。

今作のために、1作目から読んできたといっても良いくらいです。

まさに森ワールドの集大成。ご覧あれ。

日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。パークでは過去に「シードラゴン事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。核心に存在する、偉大な知性の正体は…。

最後に

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

このS&Mシリーズは非常に大好きな作品なので、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。アニメ版もぜひ見ていただきたいです。

他のシリーズもぜひ!

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参考にしていただければ幸いです。それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

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anpo39

年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。休日は引きこもって本ばっかり読んでいるので、人との交流があまりありません。仲良くしていただけたら嬉しいです(*≧д≦)