乙一『銃とチョコレート』が文庫化!僕と名探偵と大怪盗のワクワク冒険ミステリー?

文庫化記念!『銃とチョコレート』のあらすじ、感想をご紹介です!

 

先日、乙一さんの『銃とチョコレート』が文庫版が発売されました。

もう読んだことはあるのですが、文庫化するとついつい買ってしまう気持ちわかります?

というわけで再読したらやっぱり面白いので簡単にご紹介しちゃうよ(*´ゝv・`)ノ

 

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『銃とチョコレート』あらすじ

 

今作の主人公は、決して裕福ではない家庭で暮らす少年リンツ。

リンツの住む世界では今、「怪盗ゴディバ」が世間を騒がせている。

怪盗ゴディバは大富豪の家からお宝を盗み、必ず「GODIVA」と書かれたカードを残して立ち去るのだ。

 

そんなゴディバに立ち向かうのは、みんなのヒーロー「名探偵ロイズ」

世間の誰もがロイズを応援し、早くゴディバを捕まえてくれ!と祈っている。

もちろんリンツ少年も名探偵ロイズに憧れている一人。

 

そんな中、むかし父と行った市場で買った聖書の中から、謎の地図を発見するリンツ少年。

しかもその地図は怪盗ゴディバの重要な手掛かりになりそうなのだ!

 

そんな時、リンツ少年に思わぬ情報が舞い込む。

なんとあのロイズが、怪盗ゴディバの情報をくれた者に懸賞金を与えると言っているのだ!

その懸賞金があれば母との生活がどんなに楽になることだろう。

リンツ少年はすぐにロイズの事務所に、聖書から見つかった地図について書いて送った。

 

 

と、言うようにこの作品は

貧しい少年が憧れの名探偵と共に協力し、世間を騒がす大怪盗を捕まえるワクワクぼうけんミステリー、、、

ではありません。

 

 

いや、「怪盗を捕まえに行く冒険小説」というのはある意味そうなのですが、さすが乙一さん。

あれよあれよと予想外の展開ばかりが起こっていきます。

まさかこのような展開になるとは。

 

大人が読んでも楽しめる児童書の名作

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さてこの『銃とチョコレート』、実は少年少女向けに書かれた児童書ミステリー。

しかし「なんだ児童書かあ」なんて油断してたら大間違い。

最初の方は確かに子供向けだなあって思ってのんびり読んでいたんですが、中盤からページをめくる手が止まりませんでした。

練りに練られたストーリー展開は大人の私でもぐんぐん惹きつけられ、「うわあ!そういう展開か!」と心の中で何回も叫んだものです。

 

というか、本当に児童書で大丈夫?と思うくらい乙一さんらしいブラックな展開がありますね。

子供に読ませたいか、と聞かれると悩んじゃいます 笑(ノ∀`)。

 

乙一さん好きならぜひ読もう!

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乙一さんといえば『暗いところで待ち合わせ』『夏と花火と私の死体』『暗黒童話』『ZOO』などなど、様々な名作がありますね。

今作『銃とチョコレート』は「子供向け」という特殊な枠の中で、その乙一さんらしい「予想できない展開」「ビターな味付け」が非常に楽しめる作品となっています。

この「子供向け」っていう要素が実に新鮮で逆に面白いんですよね〜。

なんか自分も子供に戻ってしまったような感覚がすごく好き。

乙一さんの作品は好きだけど『銃とチョコレート』は子供向けだからなあ、と敬遠している方にもぜひ読んでみていただきたい作品ですね(*´∪`)

 

 

 

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