このミス大賞隠し玉『何様ですか?』でブラックどんでん返しを味わえ!

枝松蛍さんの『何様ですか?』がついに発売!感想やあらすじをご紹介です

 

前々から気になっていた、

2015年「このミステリーがすごい!」大賞・隠し玉作品、枝松蛍さんの『何様ですか?』が本日7/6に発売されました!

表紙がホラーじみてて良いですよね。

この赤い表紙は本屋さんで並べられていた時とても目立っていました。

早速読んでみたので、簡単に感想やあらすじなどをご紹介させていただきます(●>ω<)ノ゙

 

まず「このミステリーがすごい!」大賞・隠し玉作品って?

「このミステリーがすごい!」大賞とは、2002年に創設された新人作家さんの作品を募集したノベルス・コンテストです。

通称、「このミス」大賞。

ベテラン作家さんとはまた別の「味」と「勢い」がなんとも好きなんですよねえ。

で、その中の「隠し玉」というのは

残念ながら賞は取れなかったけど、編集部さんが「賞が取れなくても作品に残したい」と思えた作品に与えられる賞のことです。

なんというロマンでしょう。

これはぜひ読んでみたくなるというものです(*´д`*)

 

『何様ですか?』はどういう作品?

 

この作品は三つの視点で構成されています。

 

1人目は、3年F組に所属する女子高生・平林美和(ひらばやしみわ)。

ショートカットのほっそりした美人。しかし性格は暗く、常に他人を見下していていつも独りぼっち。

そして心に宿った「ユウちゃん」と共に、恐ろしい計画を実行しようとしています。

 

続いて「ぼく」による兄への手紙。

彼も3年F組の生徒で、平林美和に好意を抱いていている人物。

手紙の内容はクラスであった出来事や自身の近況報告など。

 

そして同じく3年F組の生徒・倉持穂乃果(くらもちほのか)。

美和と同じく美人。性格は真反対であり、明るく、社交的で、誰からも愛されるような人気者。

彼女は自分を見つめるという理由からブログを始めます。

 

というように、

1.平林美和の視点

2.「ぼく」の手紙

3.倉持穂乃果のブログ

が交互に展開されていきます。

 

異なる視点で構成されてるこのパターンの小説は基本面白いですよね(゚∀゚〃)

私が引き込まれたポイントとしては、

①平林美和の「計画」は成功するのか?

②「ぼく」の手紙が挿入されている理由はなんなのか?

③同じく、倉持穂乃果のブログの意味は?

④そしてこれらの視点がどう絡んでくるのか?

という点ですね。

これらが非常に気になって、二時間ほどで一気読みしてしまいました(=´ω`=)

 

ブラックどんでん返し、炸裂。

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帯に「ブラックどんでん返し!」とありますからね。

どんでん返し好きとしては読み始める前からワクワクが止まりませんでしたよ。

 

で、ドキドキしながら読んでみたんですが

本当に「ブラックどんでん返し」でしたよ。

 

いや、ある程度は予測していたんですよ。

意味ありげな三つの視点、恐ろしい計画を実行しようとする美和、そして何より「ブラックどんでん返しがある」とわかっているんですから。

で、

ある程度の予想は当たっていたんですが、半分当たりで半分外れ。

なんて言うのでしょう。

そういうやり方かい!

って感じでした。

これは恐ろしいです。

私がやられたらと思うと、、、

 

卑劣すぎるトラップに騙されるべし

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今作『何様ですか?』の面白かったポイントは、

1、平林美和の歪んだ性格と毒舌っぷり。

2、人気作家「星村しおり」が学校に講演に来た時の質疑応答。笑ってしまった。

3、三つの視点という構成はやっぱり面白い。この先どうなっていくのか?を凄く気にさせる。

4、やっぱり最後のどんでん返しはある意味強烈。ひどい。

という感じですね。

新人作家さんの作品としては十分に楽しめた作品でした。

こういう新人の作家さんがデビューし、その作品がたくさんの人に読まれるとなんだか私も嬉しい気持ちになります(*´ェ`*)

ストーリー★★
読みやすさ★★★★★
ミステリ度★★
どんでん返し★★
意外性★★★

 

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ABOUTこの記事をかいた人

anpo39

年間300冊くらい読書する人です。主に小説全般、特にミステリー小説が大大大好きです。休日は引きこもって本ばっかり読んでいるので、人との交流があまりありません。仲良くしていただけたら嬉しいです(*≧д≦)