【ヘレン・マクロイ入門】ウィリング博士シリーズのおすすめ紹介!

今回はヘレン・マクロイさんの「ベイジル・ウィリング博士シリーズ」のおすすめをご紹介です!

ヘレン・マクロイさんはアメリカの推理作家さんで、女性として初めてアメリカ探偵作家クラブ会長に就任するなど輝かしい実績をお持ち。

そんなヘレン・マクロイさんの作品の中で《ベイジル・ウィリング博士シリーズ》をめっちゃオススメしたいんです。

ニューヨークの精神科医・ベイジル・ウィリング博士を探偵役としたミステリーシリーズなのですが、このシリーズもまたとても面白いんです!

海外ミステリーはシリーズものが多くて嬉しいですね〜。特に順番に読まなくてもいいので、気になった作品からぜひ読んでみてください!(* >ω<)=3

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1.『家蝿とカナリア』

 

衆人環視の舞台中に起こる殺人事件、という推理小説ではお馴染みの古き良きミステリー。1942年の作品なので古典ミステリーというのも当たり前なのですが、今読んでも超面白い。

伏線の張り方と回収の仕方はお見事で、読み返すとその凄さがよく分かる。トリックも面白く、タイトル通り蠅とカナリアがキーポイントになるのですが、それがわかっていても楽しめました。

はてさて、「蠅」と「カナリア」がどう事件に絡んでくるのでしょうか?見ものです。

精神分析学者ベイジル・ウィリングは魅惑的な主演女優から公演初日に招かれた。だが劇場周辺では奇妙な出来事が相次ぐ。

2.『逃げる幻』

 

第二次世界大戦後のスコットランドを舞台に、荒野のど真ん中で消えた少年と密室殺人という魅力的な謎に迫ります。

終盤で明らかになっていく展開は素晴らしいの一言で丁寧に伏線が敷かれているのにもかかわらず「なぜ気がつかなかったのか」と驚愕してしまいました。

手のひらの上で転がされるとはこのことです。

とにもかくにも読んでみてください。深く考えず、予備知識もなしの状態で。

家出を繰り返す少年が、開けた荒野の真ん中から消えた―ハイランド地方を訪れたダンバー大尉が聞かされたのは、そんな不可解な話だった。その夜、当の少年を偶然見つけたダンバーは、彼が何かを異様に恐れていることに気づく。

3.『暗い鏡の中に』

 

不気味かつ幻想的な雰囲気を漂わせながら、しっかりと驚きも与えてくれるホラーミステリ。

とある名門女学校に勤める女性教師が理由もわからぬまま突然解雇されてしまう。同僚&ウィリング博士と共に調べていくうちに”驚くべき原因”が明らかになるが、、

非常に斬新な設定なのですが、これが見事にミステリーと絡まっていて読ませる小説に仕上がっております。まあ、あの終わり方は賛否両論ありそうですけどね〜(●´人`)

ブレアトン女子学院に勤めて五週間の女性教師フォスティーナは、突然理由も告げられずに解雇される。彼女への仕打ちに憤慨した同僚ギゼラと、その恋人の精神科医ウィリング博士が調査して明らかになった“原因”は、想像を絶するものだった。

4.『二人のウィリング』

 

ウィリング博士本人の目の前に、自らをベイジル・ウィリング博士と名乗る男が現れた。ウィリングは男の後を追いとあるパーティに辿り着くが、なんとその男が殺されてしまう。

もう序盤で一気に引き込まれますよね。なぜこの男は自らをウィリング博士と名乗ったのか?、なぜ殺されなければならなかったのか?、謎の言葉「鳴く鳥がいなかった」の意味は?と、気になる謎が目白押しで一気に読んでしまいました。

謎解きに関しても「ああ!なるほど!」と唸ってしまうようなスッキリ爽快な気分が味わえます。気持ち良い……。

ある夜、自宅近くのたばこ屋でウィリングが見かけた男は、「私はベイジル・ウィリング博士だ」と名乗ると、タクシーで走り去った。

5.『幽霊の2/3』

 

人気作家が自身の家で行われたパーティでゲーム中に毒を飲んで死んでしまう。

物語の面白さ、人物描写、伏線の張り巡らせ方、そして回収とどれもお見事です。古さを感じさせず、スルスルっと読ませてしまう展開もさすが。面白い作品は何年経とうが面白いと改めて実感。

そしてこのタイトルがまた素晴らしいんですよ。「幽霊の2/3」。ほほう……。

出版社社長の邸宅で開かれたパーティーで、人気作家エイモス・コットルが、余興のゲーム“幽霊の2/3”の最中に毒物を飲んで絶命してしまう。

6.『月明かりの男』

 

長編第二作。

「ちょこちょこ走る痩せっぽちの小男だった」「全力で走る筋肉質で背の高い男だった」「ドレスを着てハイヒールを履いた女性だった」と、三人の目撃者の証言が全く食い違う、という魅力的な始まりを迎える名作。

容姿も性別も異なる犯人の目撃証言には、一体何が隠されているのか。

嘘発見器や心理実験との組み合わせ方も絶妙であり、ウィリング博士の推理力に改めて魅了されます。

ヘレン・マクロイ『月明かりの男』-完全に食い違う目撃証言に隠された衝撃の真実とは

2017.09.13

私用で大学を訪れたフォイル次長警視正は“殺人計画”の書かれた紙を拾う。決行は今夜八時。直後に拳銃の紛失騒ぎが起きたことに不安を覚え、夜に再び大学を訪れると、亡命化学者の教授が死体で発見された。

7.『ささやく真実』

 

シリーズ第三作にして傑作の一つ。

悪女クローディアが実験室から自白薬を盗み出し、パーティーでの飲み物に混ぜてしまう。結果パーティーは大変なことになり、その夜クローディアは殺害されてしまう。

無駄なく一気に読まされてしまうストーリー展開、鮮やかに忍ばされた伏線の数々にしてやられましょう。「自白薬」というアイテムの扱い方にも注目です。

それにしても、タイトルが巧い。

精神科医ウィリング博士が、意外な手がかりをもとに指摘する真犯人は?マクロイ屈指の謎解き純度を誇る、傑作本格ミステリ。

おわりに

読む順番はあまり気にしなくても良いです。関係なしに楽しめるので。2作目『月明かりの男』が翻訳されたのも最近ですし。

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2015.11.15

それでは、良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

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