君は解けるか?!「読者への挑戦状」付きおすすめミステリー小説20選

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今回は「読者への挑戦状」があるおすすめミステリー小説をご紹介です!

「読者への挑戦状」とは、真相がわかる前の章などに「すべての情報、手がかりは提示しました。さあ、解いてごらんなさい。」みたいな感じで、読者へ挑戦してくること。

つまりそれが事実であれば、しっかり推理すれば解けるはず。

作家さんVS読者。この挑戦状があるだけでとてもワクワクするのです。

 

基本、私は騙されるのが好きなのでミステリー小説をあまり推理をしながら読みません。

しかし、「読者への挑戦状」付きとなればそうはいきません。

作家さんがわざわざ読者に向けて送りつけてきた挑戦状。受けてたとうではないですか!( `Д´)/

というわけで今回は「読者への挑戦状」がある国内作品のなかで、より面白かった作品を厳選しました。

あなたはいくつ、解けるでしょうか?

 

1.『鳴風荘事件』

 

「館シリーズ」でお馴染みの綾辻行人さんによる館モノ。

ザ・本格、という感じの古き良きミステリらしい作品で安心して読めます。

普段推理をしないでミステリを読む方も、推理をするって楽しいんだ!と気づかされる作品です。

【挑戦状】綾辻行人『鳴風荘事件-殺人方程式Ⅱ』の謎を解いてみよ!

2016.09.05

奇天烈な洋館に集まった人々は目を疑った。六年前に殺された女流作家そっくりに、その妹が変貌していたのだ。そして姉の事件と同じ月蝕の晩、惨劇が彼女を襲う。

2.『どんどん橋、落ちた』

 

超難問「犯人当て」作品集。

評価が分かれるようですが、個人的に「読者への挑戦」ミステリーの中でもかなり好き。

お遊び要素満載なので、肩の力を抜き頭をやわらくして挑みましょう。

そんなのありかよ!と叫びたくなる作品ばかりで、騙される快感もさることながらクイズ小説として単純に超楽しい。

【綾辻行人】館シリーズ’’以外’’のおすすめ小説5選【ミステリ】

2015.07.21

ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる一筋縄では解けない難事件の数々。崩落した“どんどん橋”の向こう側で、殺しはいかにして行われたのか?

3.『体育館の殺人』

 

「平成のエラリー・クイーン」こと青崎有吾さんによる学園ミステリ。裏染天馬シリーズの一作目。

気軽に読めるライトミステリーかと思いきや、クイーン作品並のロジックで事件を解決していく本格推理小説です。

変人な名探偵、容疑者を集めての推理披露、華麗なるロジック、読者への挑戦、とミステリ好きにはたまらない要素満載。しかもとっても読みやすい(*´∀`)b

平成のエラリークイーン!青崎有吾「裏染天馬シリーズ」で気軽に本格ミステリを

2016.07.31

風ヶ丘高校の旧体育館で、放課後、放送部の少年が刺殺された。密室状態の体育館にいた唯一の人物、女子卓球部部長の犯行だと警察は決めてかかる。

卓球部員・柚乃は、部長を救うために、学内一の天才と呼ばれている裏染天馬に真相の解明を頼んだ。

4.『月光ゲーム yの悲劇’88』

 

有栖川有栖さんによる「学生アリスシリーズ」の一作目。

合宿でキャンプ場へやってきた推理小説研究会のメンバー(江神部長や有栖川有栖)たちが殺人事件に巻き込まれる。

読者への挑戦の他にも、クローズドサークル、ダイイングメッセージなどの要素も盛り込まれており、本格ミステリ好きを思う存分楽しませてくれる作品。

ちなみにこのシリーズ、すべての作品(長編)に「読者への挑戦状」があります。しかもどれもミステリとして面白いのでぜひ。

参考:『【有栖川有栖】学生アリスシリーズの順番やあらすじ【江神二郎】

夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々―江神部長や有栖川有栖らの一行を、予想だにしない事態が待ち構えていた。

5.『ロシア紅茶の謎』

 

有栖川有栖さんによる国名シリーズ。短編集です。

収録されている「八角形の罠」が読者への挑戦モノで面白い。

他の作品は読者への挑戦モノではないけれど、ミステリー短編集として純粋に面白い作品ですので読んで損はなしです!(>ω<*)

【15作品】超おすすめの「短編集」まとめ②【小説】

2015.10.06

作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が?表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。

6.『名探偵はもういない』

 

雪によって道を塞がれ、とあるペンションに泊まることになった主人公たちが殺人事件に巻き込まれる、という「雪の山荘」&「読者への挑戦」という嬉しいコンビ。

丁寧に、しかもびっちりと伏線が敷かれており、ガバッと回収しながらの終盤は気持ちが良かった。雪の山荘モノとしてシンプルに面白いです。

「雪の山荘」が舞台のおすすめミステリー小説15選

2015.11.27

犯罪学者・木岬と義弟の敬二少年は、雪崩に道を閉ざされてとあるペンションに足止めされる。ワケありの客が集う雪の山荘では連続怪死事件が発生!

7.『星降り山荘の殺人』

 

数ある「読者への挑戦状」作品の中でも特に衝撃が強かった作品。

雪の山荘で起こる連続殺人という王道の舞台だけでも楽しいのに、「読者への挑戦」が見事過ぎました。

こんなにもフェアに手がかりを提示してくれているのに、なぜ騙される?

あの衝撃は今でも忘れません。本当に素晴らしい騙しでした。

雪に閉ざされた山荘。ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の孤島で次々と起きる殺人事件…。

8.『人形はなぜ殺される』

 

高木彬光さんによる「神津恭介シリーズ」の中でも最高傑作と名高い作品。

人形が壊された後、続いて人間も殺されるというワクワク設定。こういうの大好きです。

見事なアイデア、素晴らしいトリックには脱帽で、一つのミステリー小説としてぜひ読んでおきたい作品です。

はたして、「人形はなぜ殺される」のでしょうか?

【高木彬光】神津恭介シリーズのおすすめ紹介!順番に方が良いの?

2016.11.09

【古き良き】高木彬光さんのおすすめミステリー小説5選【神津恭介】

2015.08.13

衆人監視の白木の箱の中から突如消えた“人形の首”。直後、殺人現場には、無惨な首なし死体と、消えたはずの人形の首が転がっていた。

9.『呪縛の家』

 

続いても神津恭介シリーズ。怪しげな宗教一族に降りかかる殺人事件に神津恭介が挑む。

読者への挑戦ミステリとしてとても面白い。読者を煽りに煽ってくる。「え?ここまで言ってるのにわかんないの?バカなの?」みたいな。しかしわからない!!悔しい!!

ただ一つ、途中でヴァン・ダインの名作『グリーン家殺人事件 (創元推理文庫 103-3)』のネタバレが思いっきりあるので、まだ読んでいない方は注意です。

「ヴァン・ダイン」のミステリー小説おすすめランキング!

2016.03.30

“今宵、汝の娘は一人、水に浮かびて殺さるべし”紅霊教教祖の孫娘は、湯槽の中で血まみれとなって殺され、予言は的中する。だがそれは、呪われた一族に襲い来る悲劇の序章に過ぎなかった…。

10.『占星術殺人事件』

 

島田荘司さんによる「御手洗潔シリーズ」の一作目。

40年以上前に起きた女性バラバラ殺人事件。時を経て現代、その驚愕のトリックに御手洗潔が挑む。

初めてこのトリックを知った時の衝撃はとにかく凄かった。私を含め、思わず実践してしまった人も多いのでは?

国内ミステリー小説の中でも特に読んでおきたい作品の一つ。

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。その後、彼の六人の娘たちが行方不明となり、一部を切り取られた惨殺遺体となって発見された。

11.『斜め屋敷の犯罪』

 

同じく御手洗潔シリーズの2作目。斜め屋敷だけに、予想の斜め上をいく見事なトリック。

そんあのあり?!と言いたくなるトリックで「バカミス」の代表作としても名高いですね。

ちなみに「バカミス」は褒め言葉。思わず「そんなバカな!」叫んでしまう、ある意味感心する作品によく使われるよ(◎ゝ∀・)ノ

衝撃の大トリック!島田荘司『斜め屋敷の犯罪』は御手洗潔シリーズの中でもかなり好き

2016.09.16

北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館―通称「斜め屋敷」。雪降る聖夜にこの奇妙な館でパーティが開かれたが、翌日、密室状態の部屋で招待客の死体が発見された。

12.『御手洗潔の挨拶』収録「疾走する死者」

 

またまた島田荘司さん。

短編集なのですが、収録されている「失踪する死者」が短編ながら見事な読者への挑戦だったので選びました。

まさかのトリックに笑っていまいました。まあ、解けないでしょう(* ´艸`)

嵐の夜、マンションの十一階から姿を消した男が、十三分後、走る電車に飛びこんで死ぬ。しかし全力疾走しても辿りつけない距離で、その首には絞殺の痕もついていた。

13.『三幕の殺意』

 

みんな大好き雪の山荘モノ。

叙述トリックに定評のある中町信さん。今回はアリバイ崩しがメインなオーソドックスなミステリ。

と、思いきや、ラスト3行の破壊力。

【中町信】おすすめしたい’’殺意’’ミステリー小説5選

2015.11.01

昭和四十年十二月初旬。名峰、燧ヶ岳が目の前にそびえる尾瀬沼の湖畔に建つ、朝日小屋。その冬はじめての雪が降り積もる夜、離れに住む日田原聖太が頭を殴打され、殺された。

14.『冷たい校舎の時は止まる』

 

辻村深月さんによるホラー風味のミステリー。

ある雪の日、学校に閉じ込められた高校生8人。扉は開かず、時計も止まっている。一体なぜこんなことに?

そんな中、2ヶ月前に死んだ同級生のことを思い出すが、名前も顔もわからない。自殺したあいつは一体誰なんだ?

夜更かし決定。

自殺したのは誰だ。辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』もやっぱり好き!感想あらすじ

2016.11.02

辻村深月さんのまず読むべきオススメ作品と順番など

2015.09.13

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。

15.『雪密室』

 

タイトル通り、雪の密室をメインとした本格ミステリー。密室モノの名作でございます。

1989年の作品ながら名作は色褪せず。今読んでも面白いです。

古典的なミステリーな好みな方はぜひ。

密室の魅力!おすすめ「密室」ミステリー小説35選

2015.11.21

奇妙な招待状に誘われて『月蝕荘』を訪れた法月警視を待ちうけていた不可能犯罪。―美貌の招待主・真棹が、客の全員集まったその夜、離れで殺されたのだ。

16.『猫間地獄のわらべ歌』

 

読んだ誰しもが「こんなのありかよ!!」と叫んだことでしょう(良い意味で)。

江戸で館で密室で見立て殺人とてんこ盛り。他の「読者への挑戦状」ミステリーとは一味も二味も違います。

とにかく読んでいて楽しい。しかもただ楽しいのではなく練りに練られた構成とアイデアに拍手を送りたくなる。

ぜひ、一本取られちゃってください。

【そんなバカな!】ぜひおすすめしたい’’バカミス’’まとめ

2016.01.02

江戸の下屋敷におわす藩主の愛妾和泉ノ方。閉ざされた書物蔵で御広敷番が絶命した。不祥事をおそれ和泉ノ方は“密室破り”を我らに命じる。

17.『放浪探偵と七つの殺人』収録「有罪としての不在」

 

『葉桜の季節に君を想うということ』でおなじみ、歌野晶午さんによる短編集。

収録されている「有罪としての不在」が読者への挑戦モノとして見事。面白い演出です。長編のような濃厚さ、そしてトリックの鮮やかさも素晴らしい。

なぜ死体は動いたのか?殺人者が犯した、たった一つの過ちとは?

18.『エコール・ド・パリ殺人事件』

 

深水黎一郎さんの「芸術探偵シリーズ」一作目。

エコール・ド・パリって何?という私でも、豊富な蘊蓄のおかげで楽しみながら読めました。しかも思った以上に読みやすい。

しっかり読んでいれば、終盤で明らかになる伏線の数々に驚けるはず。あれもこれも伏線だったのか!!と。見事でした。

【芸術探偵】深水黎一郎さんの超おすすめミステリー小説5選

2016.04.06

エコール・ド・パリ―第二次大戦前のパリで、悲劇的な生涯を送った画家たち。彼らの絵に心を奪われ続けた有名画商が、密室で殺された。死の謎を解く鍵は、被害者の遺した美術書の中に潜んでいる!?

19.『屍の命題』

 

出ました!究極のバカミス!(褒めてます)。

雪の山荘で次々殺されていき、アガサ・クリスティもびっくりの本当に「そして誰もいなくなっちゃった」ミステリー。

ここまでやってくれると驚愕を通り越して笑えます。だからこそ素晴らしいんです。大好きです。

【そんなバカな!】ぜひおすすめしたい’’バカミス’’まとめ

2016.01.02

「雪の山荘」が舞台のおすすめミステリー小説15選

2015.11.27

とある湖畔の別荘に集められた6人は、やがて全員が死体となって発見された。なぜか死亡時刻も死因もバラバラだった。「犯人」は何を意図していたのか。

20.『蝶々殺人事件』

 

横溝正史さんの代表作の一つ。

お馴染みの「金田一耕助シリーズ」ではないので知名度はやや低いものの、ミステリ好きの間では傑作と名高い作品。

暗号、アリバイトリックなども盛り込まれており、仮に読者への挑戦状がなかったとしても本各モノとして申し分ない面白さを放ちます。

原さくら歌劇団の主宰者である原さくらが「蝶々夫人」の大阪公演を前に突然、姿を消した……。数日後、数多くの艶聞をまきちらし文字どおりプリマドンナとして君臨していたさくらの死体はバラと砂と共にコントラバスの中から発見された!

おわりに。

というわけで今回は「読者への挑戦状」付きおすすめミステリー小説をご紹介させていただきました。

ふだん推理しない方でも、これらの作品はぜひ推理しながら読んでみてください。そして解いてください!作家さんに勝ってください!

ま、めっちゃ難しいですけどね。がんばってください(*ノ∀`*)

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