【ミステリマニア向け】霧舎巧『新本格もどき』でニヤニヤしようよ!

 

 

霧舎巧さんといえば《あかずの扉》研究会シリーズなどが有名ですが、今回はまた別の作品をご紹介させてください。

 

その名も『新本格もどき』

 

都筑道夫さんの「名探偵もどき」を元に、登場人物が新本格ミステリー作品に登場する名探偵になりきって事件を解決する、という面白いテーマの短編集です。

これがミステリー小説好きからしたらとても楽しめる作品でして、

元ネタを知っている方ならニヤけっぱなしなんですよ(*>∀<艸)

 

あの名作が、、『新本格もどき』

 

今作に収録されている作品は7編。

まずは、そのタイトルを全てをご紹介しましょう。

 

1.『三、四角館の殺人』

2.『二、三の悲劇』

3.『人形は密室で推理する』

4.『長い、白い家の殺人』

5.『雨降り山荘の殺人』

6.『13人目の看護師』

7.『双頭の小悪魔』

 

というラインナップです。

ミステリをかなり読み込んでいる方なら、この時点で何の作品が元になっているかお気付きのことでしょう。

1.『三、四角館の殺人』は、言うまでもありません。

綾辻行人さんの『十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)』が元ネタです。

続いて、

2.『二、三の悲劇』は、法月綸太郎さんの『一の悲劇 (ノン・ポシェット)

3.『人形は密室で推理する』は、我孫子武丸さんの『人形はこたつで推理する (講談社文庫)

4.『長い、白い家の殺人』は、歌野晶午さんの『新装版 長い家の殺人 (講談社文庫)

5.『雨降り山荘の殺人』は、倉知淳さんの『星降り山荘の殺人 (講談社文庫)

6.『13人目の看護師』は、山口雅也さんの『13人目の探偵士 (講談社文庫)

7.『双頭の小悪魔』は、有栖川有栖さんの『双頭の悪魔 (創元推理文庫)

 

をそれぞれ「もどき」しています。パロディーしまくり。

どの作品も新本格ミステリとしての名作ばかりです。

豪華というか、こんな事して良いんだ 笑、って思いました。

あの名作がどんな風に「もどき」されているのか、これは読んでみたくなるというものです!(≧∀≦*)

 

でもちょっと待って!

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元ネタとなる作品を読んでいる人にとっては終始ニヤニヤしっぱなしで楽しめる作品なのですが、

逆に元となる作品を読んでいないと正直あまり楽しめないと思います。

この作品あまり評価が高くない気がするのですが、それはたぶん元の作品を読んでいないからなのでは?と思います。

私の場合は、元の作品を全部読んでいたのでとっても面白かったです。作品の元ネタが豊富に含まれていて、ついつい笑っちゃいましたよ(∩∀`*)

 

まあ完全なマニア向けですね〜(≡゚∀゚≡)

ただもう一度いいますけど、元になる作品を読んでいる方ならめっちゃ楽しめます。ネタがいっぱい。

うろ覚えな方は、もう一度元ネタとなる作品を読み直すと余計に楽しめるでしょう!

 

まさかの第2弾があるよ!

なんと第2弾。

その名も『新・新本格もどき』。

収録作品は、

 

1.『人狼病の恐怖』・・・二階堂黎人 『人狼城の恐怖〈第1部〉ドイツ編 (講談社文庫)

2.『すべてがXになる』・・・森博嗣 『すべてがFになる (講談社文庫)

3.『覆面作家は二人もいらない』・・・北村薫 『覆面作家は二人いる (角川文庫)

4.『万力密室!』・・・西澤保彦 『念力密室!―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)

5.『殺人史劇の13人』・・・芦辺拓 『殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)

6.『夏と冬の迷走曲(どなた)』・・・麻耶雄嵩 『夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)

7.『《おかずの扉》研究会』・・・霧舎巧 《あかずの扉》研究会シリーズ

 

という、これまた豪華なラインナップ!

私は、森博嗣さんの『すべてがFになる』が大好きなので、特に『すべてがXになる』が読みたすぎて購入しました(*´∀`)

面白かったな〜。

ですが前作「新本格もどき」と同様に、元ネタとなる作品を読んでいないと十分に楽しめませんのでご注意ください!(●>ω<)ノ゙

おわりに

『新本格もどき』『新・新本格もどき』で元ネタにされている作品は、どれも本当に「名作」と言われる作品ばかりです。

だからこそ「もどき」にされたわけですが。

『新本格もどき』『新・新本格もどき』で元ネタになった作品は、ミステリー小説が好きなら読んでおいて損はない作品ばかりですので、お時間のあるときにぜひ読んでみてくださいな〜(●´∀`●)ノ

それでは最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

良い読書ライフを!(=゚ω゚)ノ

 

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